2009年2月22日(日) 小てつ
「どっちが勝つか、根競べですわ。」
先日、okaoka clubのメンバーの「森の旅人 M」さんが、皆子山で、
清掃登山をされてきたという紀行文があった。
本当に、頭が下がるし、うれしい気持ちになるし、是非、そんな皆子山を
訪れてみたいと思う。
さて、よも山話に前にも書いたが、小父さんは、仙人のようではあるけれど、
聖人君子ではない。
がしかし、時々、まともなこともする。
小父さんの小屋のある谷は、車道に隣接していて、心無いドライバーによる
ものだろう、ゴミがひどい。
昔は、車道にもゴミがひどかったそうだ。
「カーブで、少し小広くなったところがあるやろ、
ひどかったんや、缶やらプラやら。」
そこで小父さん、車で毎週通う峠の登り降りのついでに、処分できる分ずつ
拾ってみたという。
しばらくは、減ったのがわからないくらいだったが、やはり減っていく。
あるとき、ついに目につくゴミはやっと無くなった。
とすると、あれほどひどかったゴミ捨てが、最近、めっきり無くなったとい
うのである。
ここ何年かは、たいして拾わずともきれいなままだとか。
「ゴミはゴミを呼ぶ、言いまっしゃろ。
ゴミがないと、今度は捨てまへんのや。」
小父さんの、根勝ちである。
小てつも、全く聖人君子ではないが、せっかく歩く山で、できれば気分
良く過ごしたいので、「森の旅人さん」や、小父さんを見習おうっと。
せっかく不必要に大きい、「ぎょうさん入る赤いザック」かついでるんやし
という話
【 記: 小てつ 】
|
「ぎょうさん入る赤いザック」 かついでるんやし
|
|