親父の山歩き報告 (NO.33)
奈良(台高)池小屋山1395M(山頂は三重かな〜) |
メインでしょうか高滝 |
2009年 6月9日(火) 洛西オヤジ
こんにちは洛西伊達オヤジです。雪とか雨とか厳しい条件に弱いあかんたれなんで、せめて梅雨の前に歩いておこうと、又前の晩におにぎり作っていそいそと早朝5時から車を、三重県飯高町宮ノ谷の登山口に走らせます。ナビでは名神から第二名神、伊勢自動車道を指示しますが、いつもどうり奈良から入りました。有名な高見山の下を通り166号線を走ります。ナビは4時間の表示でしたが、何とか3時間弱、7時半ぐらいに登山口に到着、ナビ様様です。 駐車場には和泉ナンバーの車が一台停まっていました。池小屋山はもともと今年オヤジも行った明神平から尾根縦走で歩いてきたり、いったりする山のイメージがあります。もちろんテント担いだ上級者の人の話で、北は高見山、南は大台ヶ原までもちろんその先も行けるわけですが、奈良の山は台高や大峰など奥が深いです。それはともかく、先ずは支度をすませ登山口からエッチラです。
親切な案内が有ります、どうも宮ノ谷渓谷は滝が売り物のハイキングコースみたいです。いろいろな滝の名前と所要時間が書いてあります。ヨタヨタと歩き始めたオヤジですが比較的スタスタと進みます。それも其のはず、綺麗に整備されたハイキングコースとゆう感じで、危険な所は梯子やアングルなどで道が作られていて、何処かの滝巡りのコースは、入山者からお金をとって、そのくせ梯子は危ない状態でほってあるのとは大違い、スタスタとああもう風折滝の分岐です。
滝まで40分、往復80分か、この調子だと早く下りてこられそう、帰りに回りますか、と余裕のオヤジです。此処までの雰囲気が、オヤジをリラックスさせています。最後の高滝まで順調に、そこに案内が、この先は登山道で整備されていないとのこと、又高滝の上部は危険で充分注意してくださいとの立て札が、古いなあ〜立て札とゆう表現。
しかし俄然、そこから先は厳しいコースに、確かにそこからチョット今まで見たいな訳には行きません。滝の上に出るのもロープにしがみついて何とか、でも頂上までは距離がそんなにないのでもうちょっとや、ヨタヨタと、この辺の感覚がいつもの調子でアマチャン、チャンコなんです。 いつも言われている2万5千分の地図持ってきていたら、ビシと細かく等高線がツマって書いてあるはず、そうなんです山頂まで。今までとはうって変わって急登はんの連続、何でもそうですが、最初ヤサシーク、あまーい言葉や態度で誘っておいて、フラフラとはまり込むと確信部分から俄然厳しく、きつくなるのは今までの人生で何度も経験しているはず、そんなことを思い知らされる歩きです。 ただ鞍馬の根っ子道までは行きませんが、根が細かく張っているので、丁度うまい具合に足がかりになり助かります。踏み跡が根っこを余計に浮き出している感じです。何とか山頂にたどり着いたオヤジ、なんと4時間の経過は単純な地図の距離にしてはゲー疲れたー。
エライ、かかったな〜ジックリ経過時間を見てみると、それぐらい掛かるみたい。そんなことも確認していないオヤジはあかんでー、とにかくお昼ゴハンやお腹減った、食べよ食べよ、そやけど、うるさいハエ、小バエ何とかならんかいなー、落ち着いて食べてられへん。もういややーあっちいけーと、おにぎり持って移動するオヤジ、ハエも直ぐ、ついてきよるんです、結局立ったままそそくさと終える。 今度から蚊線香10個ぐらい焚いたるー、食いもんの恨みは恐いのやー「なにゆうとんのや、どうでもええけど帰りの道間違ったらあかんで」師匠、先輩の声、急坂をヨタヨタと下ります。滝の上の道も登りと同じ時間が掛かります、もう風折滝に向かう気持ちはなくなりひたすら戻ります。15寺30分過ぎに到着、朝の和泉ナンバーの車はまだ停まったままです。コースでも山頂でも逢いませんでした、テン泊かな〜、それはともかくなかなか、厳しい歩きでした。
帰りはナビの指示どうり伊勢自動車道に向かいますが、今回も朝来るときに見つけておいた、スメール奥香肌温泉に寄ります。なんか名前だけでも嬉しくなる温泉のようですが、以外や鉄分の多い茶色の温泉で、お世辞ヌキでいい温泉でした。この手の温泉は久しぶりでしたので、ご機嫌で高速道路で帰って来ました。距離は遠くなりますが、時間はやはり早く1時間半ぐらいで帰ってこられました。でもねー、千円ならもっと良かったのですが、(なに欲どうしい事ゆうてるねん)全く誰にも逢わずに、おまけに温泉も貸切状態、平日の一日感謝感謝。 【 記: 洛西オヤジ 】 |
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