水無瀬渓谷/京都西山


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水無瀬渓谷 水車の残骸があちこちにある



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2002 (14) 6.15 (土) 晴れ 哲、道





駅 行き:JR山崎
写真 帰り:若山台バス停−阪急水無瀬



コース:
JR山崎−サントリー工場−尺代分岐−車止(水無瀬渓谷へ)−乙女の滝−大沢分岐−尺代ダム・野営場ー行き止まり(高槻 川久保へ)







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 哲郎が風邪気味とあって北山はあきらめ、先々週ポンポン山の下山途中に通った水無瀬渓谷散策に出かけた。

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サントリー工場 ムラサキシキブ

JR山崎駅からサントリーウィスキー工場まで歩く。手入れの行き届いた前庭には、キンシバイ・ムラサキシキブ等が咲いている。中に入ってウィスキー試飲よりも花を撮りたかったけど、工場見学は予約がいるらしい。

 サントリーを横切りJR線路沿いに歩く。東大寺を抜け名神の高架をくぐり水無瀬川沿いに進む。20分ほどで尺代大橋に出る。右手には、清掃工場・スポーツ施設に通じる新しい道が出来ている。ここは橋を渡らずに真っ直ぐに進む。(何故って? 渡ってから間違いに気付き戻ってきたよ)すぐに『釈恩寺・諏訪神社』の標柱があるので矢印に従う。

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尺代大橋 渡ったたらダメ アオダモ
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←へ進む

 尺代集落は予想以上に民家が多く、尺代自治会も活発で随所に張り紙がある。数えたわけでもないのに、ざっと100軒はあると哲郎が言っている。車止めのゲートを過ぎると、道は『おおさか環状自然歩道』となり水無瀬渓谷に入る。

さすがに渓谷とあって、 大きな岩で形成されている。下を見ながら哲郎は「すごいな 大きな岩や」と喜んでいるが、私は「あんなとこで 頭を打ったら 痛いやろな 割れそうや・・・」と、そちらの方に気がいってしまう。途中には水車の残骸がたくさんあり、尺代の歴史を感じさせる。

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水無瀬渓谷「すごいな大きな岩や」 水無瀬渓谷 遊歩道のような道

 やがて高さ50m『乙女の滝』が見えてくる。この前は木々が邪魔をして全景が撮れなかったので「撮りに 行ってくる」と、斜面を石や枝に捕まりながら河原まで降りて行った。「降りて 来いひんのか?」と声がするけれど、写真を撮るだけなのに付き合いたくないもん!

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河原まで撮りに行った乙女の滝 ホタルブクロがいっぱい

渓谷はヒンヤリしていて 泳いでいるグループ、渓谷奥のほうでは、バーベキューをしているグループもいる。渓流を見ながらホタルブクロを見ながら大沢分岐に着く。右手にとるとポンポン山だが、細い道を真っ直ぐに進む。

 今日は是非確かめたいことがあった。地図に『野営場』(通り抜け不可)と書いてあったので、本当かどうか様子を見に行こうと思っていた。

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尺代ダム 野営場 葉っぱが白いマタタビ

 すぐに見える尺代ダム(堰堤)の横に『野営場』がある。石のゴロゴロとした広い河原は、水飲み場もあり火を焚いた跡もある。「ふ〜ん なるほど ここが野営場かぁ」とおにぎりを食べる。葉が白くなるマタタビは不思議だと眺めていると、カタツムリが一服している。

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ムシトリナデシコ オオカワヂシャ

 (通り抜け不可)は本当か!?と、奥へ歩いてみる。途中で「これが 道かな」と判りづらい所もあるが、とりあえずドンドン進む。今までの渓谷は普通の山間の浅い川に変わっているので、ピチャピチャと何回か渡り返す。「行けるとこまで 行ってみよう」と、もう少し進んでみる。場違いのような色鮮やかなピンク色のムシトリナデシコが咲き、薄紫色のオオカワヂシャの花も咲いている。

 やがて、『野営場』から10分余りで道がなくなってしまい、浅瀬がずっと続いている。多分あと少しで高槻の『川久保』のはずだと思うが、長靴も履いていないし今日はここで。。。おしまい。。。

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浅瀬をピチャピチャと ここで行き止まり (川久保へ→)

 来た道を戻り再び水無瀬渓谷を歩く。「な〜んか すっきり 晴れ晴れ」なのは、きっと私だけではないだろう。1q以上の渓谷が続く水無瀬渓谷はハイカーも少なく穴場かもしれない。6月22日から鮎の放流があり、釣り客で賑わうことだろう。



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わたしはその季節にしたがって
あなたがたに雨を与え、
地は産物を出し、
畑の木々はその実を結び、

レビ記【 26:4 】
ヤマアジサイ


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