朝日峯(水谷林道~北東尾根~行衛谷中尾根)//北山
2014.12.13


 
雑木が続き心地よく登れる
朝日峯北東尾根


2014.12.13 (土) 晴れ   哲、道

行き:JR京都駅バス停 7:50 - 小野下ノ町バス停
帰り:山城高雄バス停 13:45 - JR京都駅バス停
コース:
小野下ノ町バス停~林道水谷線~林道梅谷線~南200m南西へ延びる谷の作業道~標高450mで朝日峯北東尾根鞍部へ~北東尾根~△朝日峯~松尾峠から峰山への林道出合~行衛谷中尾根の古道~行衛谷右俣林道終点~行衛谷左俣合流点~谷山林道~高雄バス停







 毎年のように年末になると朝日峯へ出かけるが、なぜ今なのかは分からない。周山行きのバス、今日は登山者がいつもより多い。小野下ノ町で降り日の当たる駐車場を借り準備する。

 バス停を少し戻ったところに西へ向かう地道がある。これが今日歩く林道の入口である。すぐの橋を渡ると民家はなくなり、水谷川沿いの林道に変わる。今日は足元が凍結していないので、いつもより少し暖かいのだろう。

バス停を少し戻り西の地道へ 水谷川沿いの林道に変わる

 林道を歩いていてもウォーキング中の地元の人に出会うことはなく、ただ林業者の車が行きかう。25分歩いて林道分岐に着く。右へは田尻峠への道なので、今日は左にとる。南へ200mも進むと右手に谷沿いの作業道を見る。ここが目的の谷で、その作業道へ進入する。

右へは田尻峠なので、今日は左にとる 南へ200m右の作業道へ

 緩やかに登って行く道は歩きやすいが、そのうち歩きにくくなる。2013年の台風の影響で倒木が増え道が大きくえぐられているからだ。前方に作業小屋が見えてきて、それを通り過ぎると左手に尾根の鞍部を見る。

そのうち歩きにくくなる 前方に作業小屋が見えてきて

 この鞍部からだと左の支尾根へ容易に取付くことができる。早速植林地にお邪魔して登り始める。急な斜面を標高差20~30m程度ジグザグに登って行く。この尾根が目的の朝日峯北東尾根である。鞍部にたどり着き小休止して、早速朝日峯へと登り始める。

左手に尾根の鞍部を見る 鞍部にたどり着き小休止して

 いきなり少し登ることになるが、雑木の中、心地よく登ることができる。この尾根には境界マークがあり、所々で尾根の中央部分の雑木が刈り取られ歩きやすくなっている。最後は前方が開けてきて朝日峯山頂に着く。

雑木の中心地よく登る 朝日峯山頂に着く

 11時なので小野下ノ町バス停から2時間足らずで来たことになる。山頂東側は日も当たり風もないので、ここで昼食とする。東方に比叡山系を見ながら「今日は暖かい」と、ゆっくりオニギリを食べる。

 いつも10分の昼食休憩だが、早く着いたので30分とユックリしてしまう。昼食も終わり山頂への取付き道を下って峰山方面への林道へ向かう。冷たい西風を受けるので急いで下り林道に降り立つ。

東方に比叡山系を見ながら 林道に降り立つ

 林道を左にとり次の目的地の行衛谷中尾根へ向かう。バリ、バリ、バリ・・とオートバイが3台通り過ぎて行く。「この道は行き止まりなのに」と哲郎、「バイクやったら早く着くな~」と道子。ここは道がよく走りやすので、登山者にとっては危険と言うことになるが、先頭のバイクが「スミマセン」だろう会釈をしているので許してやろう。

 P556付近を過ぎると、林道は北へ大きく蛇行する。このカーブ地点に斜面に沿った古道があるので、それに進入する。

林道を行衛谷中尾根へ向かう カーブ地点から古道に進入する

 進入した古道はすぐのところで荒れているので、ここに古道があるように見えないが、少し進むと道はシッカリしてきて古道を感じる。斜面を巻いていくと、林道から下ってくる幅の広い作業道の古道に出合う。

 この古道を少し下ると、道は左の斜面を巻いて行き、一つ東の支尾根に向かう。その支尾根に乗り下って行く。最初は少々荒れているが、少し下ると歩きやすくなる。この支尾根が行衛谷中尾根で作業道のような踏み跡が続く。

幅の広い作業道の古道に出合う 古道合流地点の標識
最初は荒れている行衛谷中尾根 少し下ると歩きやすくなる

 標高440m付近まで来ると左へ降りて行く作業道を見る。前回は支尾根を直進し下って行ったが、今日はこの作業道を探索する。「運が良ければ、この道は林道終点に続くやろ!」と哲郎は期待する。

 早速作業道を下って行く。植林地の中シッカリした道を下って行くと、左右に作業道の分岐を見る。少々考えてしまうが本流と思える濃い道を歩くことにする。左上に作業小屋を見ると小さな谷筋に出合うので、ここから下って行く道をとる。

早速作業道を下って行く 左上に作業小屋を見ると

 道は隣の支尾根を巻くように下って行き、作業車が通れる幅の広い作業道に出合う。これを下って行くと谷筋に出合い、折り返して下って行くと作業小屋のある林道終点に降り立つ。

 「予想通りや!」と哲郎。二人は行衛谷右俣の林道を下って行く。歩きよい林道、すぐに左俣の林道と合流する。ここで谷に降りスパッツや用具を洗い後始末する。

作業小屋のある林道終点に降り立つ すぐに左俣の林道と合流する

 行衛谷沿いの林道を下って行くと作業小屋が見えてきて谷山林道に出合う。12時45分、前回より早く着いたようだ。高雄までは谷沿いの林道を歩くのだが、何度も渡る橋には「起点まで後何Km」と書いてありペースが分かるのが良い。25分歩いて清滝川を渡り川沿いの道を進み高雄バス停へ向かう。

谷山林道に出合う 「起点まで後何Km」と書いてあり

 神護寺入口から長い階段が続く。「あ~、これが一番しんどい!」と道子、頑張って上がるが13時11分のバスは出たところ、仕方なく次のバスを待つことにする。やって来たバスはほぼ満席、観光客なのだろう「こんなに寒いのに、なんで一杯なんや?」と、やっと座れて一安心の二人はウトウトと・・・。








主は季節のために月を造られました。
太陽はその沈む所を知っています。


詩篇 【 104:19 】
木に寄生するキヨスミイトゴケ