比叡山(梅谷道~大比叡~本坂道)//北山
2014.11.28


 
今年も綺麗です
鷺森神社から比叡山紅葉ハイクは始まる


2014.11.28 (金)  晴れ   哲、道

行き:叡電出町柳8:13 - 修学院駅(叡山電車)
帰り:JR比叡山坂本駅13:44 = JR京都駅


コース:
叡電修学院駅~鷺森神社~赤山禅院~梅谷道~水飲対陣之跡石碑【トレイル69】~【トレイル73-1】分岐~ロープウェイ下~スキー場跡~山頂駐車場~△大比叡~阿弥陀堂~東塔広場~本坂道~JR比叡山坂本駅

注意:
◆八瀬からの叡山ケーブルや叡山ロープウェイは冬季運休します。エスケープには坂本ケーブルを利用してください。









 今年も比叡山紅葉ハイクに出かける。例年、鷺の森神社から曼殊院門前を経てキララ坂を登って比叡山へ向かっていたが、いつも曼殊院の紅葉が終わりかけていた。今年は鷺の森神社から赤山禅院を経て梅谷道を登ってみることにする。

 叡電修学院駅で降りトイレを借り、鷺の森神社へ向かう。「今日は赤山禅院へ行く」と頭にあったので、鷺の森神社への分岐を通り過ぎてしまう。途中で気づき「しまった!」と、鷺の森神社へ向かうことになる。

 時間は9時前、鷺の森神社の参道に人影は少なく、紅いモミジが続き「綺麗や!と道子。参道を進んで行くと奥にモミジの大木があり、これが丁度見ごろで「素晴らしい!」と言うことになる。

赤山禅院へ向かい「しまった!」と 「綺麗や!」と鷺森神社

 神社の紅葉見物も10分で終わり、参道を引き返し赤山禅院へ向かう。「近道しよう!」と地図を見ながら民家の間の細い路地を進んで橋を渡り修学院への道に出る。修学院の門前への分岐を過ぎ、しばらく進むと右手に赤山禅院の門を見る。

 赤山禅院の中に入るのは初めてだが、無料開放しているのが良い。赤山禅院の中をぐるりと回り紅葉を楽しむ。まだ参拝者は少ないものの、ザックを背負った二人はチョット場違いのような感がするので、すぐに赤山禅院を後にして梅谷登山口へ向かう。

赤山禅院の門を見る 赤山禅院の紅葉を楽しむ

 門を出るとすぐ右に折れ林の中を進んで行く。両側の林には宮内庁の看板が立っていて、その間を進むことになる。林を抜け民家に出合うと右に折れ、梅谷登山口に着く。ここには登山口の表示があるのですぐに分かる。

 登山口からすぐのところで、「やはりスパッツをしよう!」と小休止となる。谷沿いを歩くようになり、橋を渡ると梅谷北尾根の分岐、今日は谷道をとる。直ぐのキララ坂への分岐を過ぎると紅葉が見えてくる。

梅谷登山口から進入 北尾根分岐で今日は谷道をとる

 紅葉は余り期待していなかったが、しばらく続き「この時期、キララ坂道よりはいい!」と言うことになる。紅葉が終わるといつもの梅谷道に変わるが、谷沿いの道は心地よい。頭上に送電線が見えてくると、再び紅葉もチラホラ見えてくる。

 谷分岐に突き当たったところで橋を渡り、右に大きく折れ斜面を巻いて登って行く。梅谷北尾根の紅葉を見ながら登って行くと、キララ坂道に出合い水飲対陣跡に出る。久しぶりだった梅谷道、きついところもなく「来年から紅葉ハイクはここにしよう!」と哲郎。

梅谷道でも紅葉を楽しみ キララ坂道に出合い水飲対陣跡に出る

 大きく凹んだキララ坂道は落ち葉で埋まり、晩秋を感じてしまう。標高差100m登って梅谷北尾根からの道に出合う。まだ標高は500m、まだまだ登ることになる。トレイル【73-1】の分岐に立ち、今日はケーブル駅へ向かわず右のスキー場跡への道を進むことにする。

 植林地の中を進んで行くと階段の横木が見えてきて「しまった!」と後悔する道子、階段が嫌な道子は「まだか、まだか!」と階段を登って行く。ロープウェイ下まで来てやっと階段から解放される。

キララ坂道は落ち葉で埋まり 階段が見えてきて「しまった!」と

 スキー場跡に出合い右にとり山頂駐車場へ向かう。この道はいつも風が当たり寒いのだが勾配がきついので汗をかいてしまう。山で見るシャクナゲに来春のツボミな少ないが、ガーデンミュージアム内のシャクナゲは手入れされているのだろう多くの蕾を見る。

 山頂駐車場にシャトルバスと10台の車を見る。今日は暖かいのか平日にしては多いようだ。駐車場左端の道を登って行き、途中で山道へ取り一登りすると△大比叡の三角点に着く。

スキー場跡から右に取り山頂駐車場へ 山頂駐車場にシャトルバスと10台の車
駐車場左端の道を登って行き △大比叡の山頂に着く

 ここでは平日だが前後に数組のハイカー出会ったので、ここを訪れる人も多くなったようだ。山頂には大きな貯水槽があり、その横を通って東塔へ向かう。塗装中のテレビの電波塔を過ぎNTTの中継所まで来ると車道は左へ曲がるが、東塔へはNTTの建物の左端を真っすぐに進んでいく。

山頂には大きな貯水槽があり NTT施設の左側の道を進む

 植林の中を下って行き突き当たると道なりに左に折れ下って行く。小さく聞こえていた鐘の音もだんだん大きく聞こえてきて、眼下に延暦寺の色々な建物が見えてくる。少し下って阿弥陀堂の朱色の建物が右下に見えてくる。

 右手に階段があるのでこれを下り、直ぐに右にとり阿弥陀堂の回廊を潜る。後は観光客に混じって東塔広場へ下って行く。

右手に階段があるのでこれを下り 直ぐの阿弥陀堂の回廊を潜る

 東塔広場は平日にもかかわらず観光客で賑わっている。早速「つるきそば」屋さんへ向かい昼食とする。今日も比叡山そばと、昼食用にコンビニで買っておいたオニギリと、ビールを合わせて美味しく頂く。平日なのでユックリできるのが良い。

 今夕道子は出かけるので、下山は早く降りることができる本坂道を選択する。この道では紅葉は余り期待できないが、短時間で下れるのが良い。

 平日なのに数組のハイカーとすれ違う。道子の熊鈴の音を聞いて「クマいますか?」と外人2人組、「いません!大丈夫です!」と道子、「外人はいつも明るくていいな~」と哲郎。

坂本の石組や紅葉を楽しみながら 甘味処「うえだ」

 日吉大社に付き、坂本の石組や紅葉を楽しみながらJR比叡山坂本駅へ向かう。いつも「ケン&ユッキー」さんが立ち寄る「うえだ」だが、「今日はまだお腹いっぱい!」と通り過ぎる。駅に着き、丁度やって来た新快速に乗り帰路に着く。








地が芽を出し、
園が蒔かれた種を芽生えさせるように、


【イザヤ 61-11】
叡電「修学院」駅