ナカマタ(東俣山) //北山 (滝又ノ滝~余野~茶呑峠) 2016.03.12 |
今日は立派に見える 滝又ノ滝 |
2016.03.12 (土) 晴れ 哲、道
コース: 細野口バス停~轟谷分岐~滝又ノ滝~林道終点出合~林道ゲート~余野集落~・466分岐~果樹園と射撃場跡の間から取付く~△ナカマタ(東俣山)~北尾根~茶呑峠~カモチ谷林道~殿橋バス停13:22=ウッディ京北~周山バス停
注意:
◆余野からナカマタへは・466の分岐から右の道へ入り支尾根の先端から登っていたが、最近この道はゲートを閉めているので、果樹園と射撃場跡の間にある用水路よこの斜面を登って行くとよい。 「フキノトウ出ているかも」と周山方面へ出かけてみる。JRバス「細野口」で降り滝又ノ滝へ向かう。バス停から滝まで1.5Kmと表示してある。トンネル用の新しい道を少し戻り、集落を抜けていく地道へ進入すると、すぐに谷沿いの林道に変わる。ここから京都京北トレイル道となり、余野まではトレイル道を歩く。
数分で金属製の橋を見て谷分岐に出合う。橋を渡ると滝まで細い道に変わるが、谷沿いの静かな歩きが続き心地よい。植林地の中、足元に雪はなく鳥のさえずりも聞こえてきて春を感じるが、鼻がムズムズしてくる哲郎。 滝まで何度も渡渉を繰り返し、トレイル道なのでそこに小さな簡単な橋が用意されているが、それはすべて増水で傾きまともに歩けない。でも穏やかで小さな谷なので、靴がシッカリしていればどこでも渡れるようである。
前方にコンクリートでできた門が見えて立入禁止となっているので、トレイル道は対岸を歩くように変更されている。渡渉して山裾を歩いて行くと、対岸の岩の中にオブジェが並んでいて、その数も増えてきている。地主は何を考えているのか分からないが、「こんな植林地の中に似合わないな~」と思ってしまう。 最後の渡渉を済ませ右岸を歩いて行くと、右手の谷に滑滝が続く。この付近の山々は岩だらけと言うことになる。大岩に突き当たると、その岩の裏に滝又ノ滝がある。
今年は暖冬なので、大岩に見る大きなツララは見当たらない。滝はいつもより水量が多く立派に見える。滝を一見しすぐに余野へと向かう。大岩まで戻りトレイル道を登って行く。道につけられた階段は壊れることもなく残っていて、難なく滝上へ登って行くことができる。 滝上の道には両側にネットが張られ落下防止をしているようだが、弱いネットなので岩や木の落下防止であろう。谷沿いの細い道を進むとすぐに林道終点へ渡る橋が見えてくる。積雪時は橋が怖いと谷を渡っていた道子だが、今日はゆっくりと橋を渡って行く。でも不安定な橋、「怖い!」と言っている道子。
林道終点付近に雪は全くない。林道はほぼ水平に続いていて、この道を余野へ向かうが、今日は作業者に出会うことはない。T字路に出合ったら余野へは右に取り少し登って行く。この道はトレイル道なので、その標識が続き迷うことはない。 前方に余野の集落が見えてきて、林道ゲートを抜ける。今日はここからナカマタ(東俣山)へ向かうので余野の車道を北へと進んで行く。
用水路のような谷沿いを進んで行くことになるが、道が新しく舗装され道端にあったフキノトウが一掃されている。対岸の山裾にフキノトウを見るが、対岸へ渡ってとる気はしない哲郎である。送電線の下をくぐると前方にログハウス風の家が並んでいて、いつものように犬が吠えだす。 ・466の分岐を通り過ぎると射撃場跡へと登って行くが、その手前の射撃場と果樹園との間がナカマタへの取付きである。射撃場の用水路の傍の斜面を登って行き、良く日が当たる斜面で昼食とする。今日は前回より20分早くついているので、周山14:10のバスに十分間に合いそうだ。
10分でオニギリを食べ、ナカマタへと登って行く。斜面を少し登るとナカマタからの支尾根に出合い北へと登って行く。緩やかに登って行く尾根も西へ少し向いてくると標高差100mのキツイ登りに変わる。途中で飲水休憩を入れ、フーフー登って行くと11時50分△ナカマタ(東俣山)に着く。 早く着いたので山頂から西の尾根を探索しカモチ谷へ下ってみようかどうしようかと考えていると、もう道子は茶呑峠へと北尾根を歩き始めている。結局今日は茶呑峠へ向かうことにする。
しばらく雑木の細い尾根が続き心地よく歩いて行く。突き当たった植林地で右に取ると、すぐに伏見坂からの尾根に出合う。植林の中を一気に下り、雑木に変わると茶呑峠は近い。最後は右に巻いて降りて行くと茶呑峠に降り立つ。 峠では男性ひとりが食事中、ひと声かけ邪魔にならぬよう静かに横を通り過ぎる。12時15分、前回よりも30分早く着いたようだ。殿橋まではゆっくりでいいのだが、いつものようにセッセと足を進めて下って行く。茶呑峠には「殿橋まで90分」と書いてあるが、前回は45分で歩いたのでユックリでも60分で歩けるようである。 林道の中ほどまで下って行くと右手の植林が伐採され明るくなっている。植林が伐採されると植林地やその周囲の野草が消えてしまう。そのサイクルは数10年だが、野草の種は鳥や風が運んでくれ、また宿根草の一部は残っているので、また花を楽しむことができるようになる。それでも周りが植林ばかりになると回復できないような気がする。
バン・バーンと銃声の大きな音が響いてくると殿橋は近い。小さな堰堤でストックやスパッツを洗い収納する。殿橋に着くと対岸で河岸工事をしている。ゲリラ豪雨が増えてきて、どこもここも河川工事が増え、そのうち工事業者が足りない、予算も不足して修復が遅れてくるのではないかと心配する。 13時10分に殿橋バス停に着く。予定していた13時49分のバスには時間があるので「周山まで歩こう!」と哲郎。でもバス停の時刻表を覗く道子、「13時22分がある!」と。「じゃあここで後始末」とバス停で着替えてバスを待つ。
定刻にやって来たバスに乗りウッディ京北前で降りる。直売コーナーを覗くが多くの野菜は売り切れていて、なぜかネギだけがたくさん残っている。「ねぎはバスの中で匂う!」とキクイモを買う道子、哲郎は「美味しいだろう」と初日の出の純米吟醸酒を買う。 時間もあるので「新しい時刻表をGETしよう!」と周山バス停へ向かう。途中のケーキ屋さんでバスの中で食べる甘味を購入するが、毎度のごとく「甘すぎる!」と失敗する哲郎である。
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