ポンポン山周辺散策（出灰～外畑～善峯）//西山 2016.09.17

2016.09.17 (土)　晴れ　　哲、道

行き：JR高槻駅北バス停７：５１－出灰

帰り：善峯寺１３：２４－阪急東向日

コース：
・出灰バス停～せせらぎの里～ポンポン山出灰道登山口～大原野森林公園出灰入口～水道施設休憩所～中畑バス停（中畑地区農業構造改善センター）～中畑回転場バス停～西京都変電所～外畑～大原野森林公園入口～東海自然歩道出合～杉谷～善峯寺バス停

　台風と秋雨前線の影響で天候が不安定なこの頃、何処へ出かけようか？と迷っていると「ムカゴ御飯がまだよ！」と道子、毎年のようにムカゴ採りに出かけることになる。最近ムカゴが少なくなってきたがツリフネソウやツリガネニンジン、カワミドリ等の野草も少なくなってきている。そんな野草観察も兼ねてポンポン山周辺を散策することにする。

　少し早く着いたバス停、登山客はまだいない。そのうち賑やかな団体さんがやってきてバスは発車する。この団体さんと共に出灰で降りバス停で準備する。準備と言っても山に登らないのでスパッツは付けず、ストックを取り出し足元に虫よけを噴霧してすぐに出発する。

　散策にストックは不要なのだが、野草観察やムカゴ採りで草むらを掻き分ける時蛇や毛虫対策として必要なのだ。出灰川沿いを歩き始める。崖に一杯咲いていたキク科の花も少なくなってきて見当たらない。出灰川沿いの野草は「何もかも少なくなって！」と淋しい事である。

　出灰川の水は少なく対岸に渡れそう、数日後にやって来る台風で一雨欲しいところである。せせらぎの里を過ぎても足元に咲く花は白いゲンノショウコだけで淋しい！、ツリフネソウが咲いていた水路も綺麗に掃除され、もう見ることはできない。「あっ、アザミ！」とアザミでも出合うと嬉しくなる。

　「ムカゴや！」と、空地の奥で蔓にぶら下がるムカゴを見つけ収穫するが、数が少なくムカゴ御飯には足りないので、当分ムカゴに集中して歩くことになる。。

　ポンポン山出灰道登山口を過ぎ集落を抜けると大原野森林公園出灰入口まで来て、やっとツリフネソウやアキチョウジウジの花を見るが手の届かない川沿いに咲いていて近づけないので残念！。

　大原森林公園入口を過ぎると水道施設があり、その先に管理小屋と休憩所がある。この小屋の周りにツリフネソウが群生していて毎年楽しんでいたのだが、ここは施設、周りの空地は綺麗に掃除され花は全く見なれなくて残念と言うことになる。その先でボタンクサギを楽しんでから中畑へ向かう。

　植林地を抜け前方が明るくなってくると中畑の集落は近い。早速農機具の音がしてきて、どの田にも人影がありこの連休は稲の刈り入れ時期のようである。集落をを抜けバス道に出合う。外畑へは右にとるのだが、左１００ｍの所に中畑バス停がある。そこに「中畑地区農業構造改善センター」と言う難しい名前の建物がありその前のベンチでいつものように昼食とする。

　立派な建物でトイレもあるが数年前からカギがかかっていて外部の人には使用禁止としている。ここに「アドプト・ロード・中畑」の標識を見るが、この施設には監視カメラもあるので、土日位トイレを解放して欲しいものである。

　昼食後は東にとり外畑へ向かう。川沿いでムカゴ採りを楽しみポリ袋一杯になったのを見て「もう、いいだろう！」と、道路沿いの野草を楽しみながら中畑回転場バス停から峠を越え外畑へ向かう。峠からすぐのところにある原木シイタケ栽培所に寄り生シイタケを買うことにする。昨年咲いていたフジバカマがもう少しなので、今年は１週間早く来たことになる。

　哲郎は庭に咲く花を鑑賞し、道子は奥さんと雑談を楽しむ。道子は「干しズイキ」を見つけ、これも購入する。近所へのお土産だとたくさん購入するが、生シイタケは重く、いつものように哲郎が持って歩くことになる。

　ゴ～！と、いつも不気味な音を立てている西京都変電所を過ぎると外畑の集落に入る。ここの土手に咲く彼岸花も蕾が多くこれからのようで、「フジバカマと一緒や！」と。

　小塩山外畑登山口を過ぎ田畑が消えると、植林地の中を歩くことになる。大原野森林公園入口を過ぎ時計を見る哲郎、「１３時台のバスに間に合うかも？」と二人は急ぎ足で歩くことになる。

　東海自然歩道に出合い杉谷集落へ向かうが、野草観察もそこそこに急いでいるので野草は何も目にとまらない。いつのは１４時台か１５時台のバスで帰っていたので、今日は野草観察の時間が少なかったということになる。

　１３時１０分、善峯バス停に着きトイレ休憩、着替えてバスを待つ。野草は少なくなってきたが、「今日はムカゴ御飯だ！」と涼しいバスに乗り帰路に着く。