笹間ヶ岳 (富川道~大谷河原~砂防林道)// 湖南アルプス 2016.09.03 |
富川道は滑滝状の岩場が続く |
2016.09.03 (日) 晴れ ikomochi、哲郎、道子
コース: 湖南アルプス登山口バス停~天神側沿いの林道~富川道分岐~(東海自然歩道)~御仏堰堤~笹間ヶ岳/矢筈ヶ岳分岐~大谷河原~砂防林道出合~△笹間ヶ岳~砂防林道出合~(砂防林道)~東急団地入口バス停 湖南アルプス野草観察に、ikomochiさんも参加して3人で出かける。アルプス登山口行きの始発バスはJR石山駅8:25なので朝ユックリできるのが良い。 すぐ近くに見える山なのに、バスは団地の中や田園の中をユックリ走り、25分かかって終点の登山口で降りる。天気予報では昼までは雨模様だと心配していたが、雲も切れてきて日が射し暑くなる。「まずまずの天気や!」と3人は天神川沿いの道を歩き始める。 すぐに天神川を渡たると山裾の道は木陰が続き心地よく歩くことができる。法面工事だと作業車が動いているが、何処を工事しているのか分からないくらい、この道は整備されている。
富川道分岐に来る。ここから右手の山道に進入する。東海自然歩道なので整備されているが、木で作った階段は浸食され、その横を歩くことになる。小さな谷に出合うと少しずつ登り始め両側にシダの緑が続く。
大岩の間を通りぬけると、岩場が増えてきて、滑滝のような岩の谷間を登ることになる。そこに咲く小さな花を観察していると、子供たちがやってきて岩を登って行く。谷間のチョット開けたところに広場に着くと、再び野草観察、もう何度も見た花なのだが、どうしてもカメラを向けてしまう。 小さなコンパクトカメラで撮るのは限界のような小さな花、マクロ機能でギリギリとれるのだが時間がかかってしまう。野草観察には1眼レフが良いのだが「大きいカメラは山にはチョット!」と、もう押入れに眠ったままである。
途中で「←御仏堰堤」の標識を見るが、歩いても歩いても堰堤は現れない。やっとその堰堤を見ると、笹間ヶ岳分岐は近い。笹間ヶ岳/矢筈ヶ岳分岐に着き西への道をとる。シダが密集していて分岐が分かり難いところである。少し登って行き5分で谷間に出合うと、そこに小さな池があり、先ほどの子供たちが休憩している。ここでも野草観察、休憩の終わった子供たちと歩き始める。
「A班、出発!」と後ろから子供たちがやって来る、野草観察で色々より道をしている間に、子供たちは全員先へ進んだようである。大きな池を半周し、下って行くと広い河原に出合う。「大谷河原」と言うらしい。東海自然歩道は右へ登って行くのだが、左へ広がっている河原に出て、またまた野草観察をする。 奥の水たまりのヒツジグサは今年は花が咲いていない。その横で子供たちは弁当を広げ美味しそうに昼食を楽しんでいる。まだ11時なので「昼食は笹間ヶ岳で!」と3人は出発する。
小さな谷沿いの道が終わると尾根筋への登りが始まる。チョットの登りだが、今まで楽な道が続いた後なので「キツイ!」と思ってしまう。「前方に見えるピークが笹間ヶ岳やろか?」と何度も声がかかるが、山頂までは1kmあるのでそんなに早くは着かない。 花崗岩の尾根は所々ザラ場になり大岩を避けて歩くことになるが金勝アルプスほどではない。何度も小ピークを登り返し、やっと林道に降り立つ。ここまで来ると山頂は近い。再び山道に入り標高差30m登って△笹間ヶ岳に着く。
山頂には見晴らしの良い大岩があるが「昼食後に展望を楽しもう!」と大岩の下でオニギリを食べていると団体さんがやってきて大岩の上で昼食を始める。昼食後3人は展望を楽しみに大岩へ登って行くが、団体さんに占領され十分には楽しめない。「皆さんが楽しむ場所を占領して!」とマナーの悪い団体さんである。 ブツブツ言いながら3人は下山を始める。山頂から東の林道(砂防林道)へは標高差100m急坂を下ることになる。ユックリ下って行き林道に降り立つ。東海自然歩道は林道を横切って山道を下って行くのだが、我々は楽でバス便の良い林道を下ることにする。
暑い日射し、ikomochiさんと道子は日傘をしゆっくりと下って行く。林道を50分下ってゲートを抜けバス道に出合う。アルプス登山口バス停は右300mにあるがバス便の多い左の東急団地入口バス停へ向かう。 日陰でバスを待ち、登山口からやって来たバスに乗る。朝一緒だった2人組の男性たちが乗っていて、山や花の話をしていると、いつの間にかJR石山駅に着く。
駅のトイレで着替えて京都へ向かうが、今日はビールを飲むには早いので、冷たい物でもと、キムケン&ユッキー行きつけの「あんじゅ」へ向かい、久し振りにかき氷を頂くことになる。
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