大文字山(安祥寺林道~火床北の流~月待山~堰堤) 2017.12.25 |
今日は風が強く寒いと、すぐに火床を後にする |
2017.12.25 (月) 曇り 哲、道
コース: JR山科駅~山科毘沙門堂~山科聖天~後山階陵分岐を左~安祥寺林道入口ゲート①~安祥寺上寺跡の石碑~安祥寺林道入口ゲート②~安祥寺林道~林道分岐(E-5/C-13)~防火管理道~防火貯水池~【トレイル44-1】~【44-2】~林道横断~四辻【45】~△大文字山~火床~北の流を下る~法然院分岐で右~P271横~分岐を右~UAきずなの森~月待山~堰堤~銀閣寺 年末の山行きは大文字山でしめることにする。最近は愛宕山ではなく大文字山になったのは、体力が衰えてきたのだろうか。 今日の目的は①【大文字山南へ雨社から伸びてきている林道が安祥寺林道(防火管理道)とつながっているかの確認】、②【大文字山登山口から銀閣寺に下って行くとき左手に見える堰堤へ、火床から下ってみよう】である。 大文字山だと7時起床でOK、ラッシュ時間は過ぎているのであろう、2人は座ってJR山科駅に着く。昼食は下山後にするので、予備の食料としてコンビニでどら焼きを購入する。駅前ロータリーにあるスタバ横のトンネルを抜けていくのだが、周辺のお店は改装中で全体がカバーされている。 北の住宅地へ抜け、いつもの路地から洛東高校グランド横にあるモミジバフウの大木を見に行く。紅葉した葉が足元に散らばってはいるが、まだ少し木に残っていてこれを楽しむ。
疏水の出合うが、琵琶湖の水が少ないのか今日は流れていない。毘沙門堂から左手の道を進み、後山階陵分岐で北へ取らず、今日は真っすぐ西へ進んで行く。 すぐに林道①ゲートに出合うが、今日のコースはこの入口ではなく、先へと進む。右に安祥寺上寺跡の石碑(尾根コース登山口)を見て、建物が無くなると再び林道②ゲートを見る。今日はこのゲートから林道(防火管理道)を歩くことにする。ここにある看板では林道①②は安祥寺林道とあり、我々が歩く領域は安祥寺国有林とある。
ゲートを過ぎたところで準備する。林道は谷沿いをユックリ登って行くので、余り汗をかかず、風もないので2枚脱ぐ。歩いていると「チョット寒い!」と1枚足したりと服の調整に時間がかかってしまう。 約800m進み防火貯水槽のある堰堤に出合うが、まだ標高差90m登っただけである。ここには立派な案内板があり、この先の林道分岐から北へ登って行く防火管理道がハッキリ書かれていて、我々が進む道がよく分かる。
150m進むと林道分岐に出合う。分岐の両側の壁にペンキで落書きがしてあるが、我々が進む右の道には黄色いペンキで「CB CB・・・」と書かれている。何のことはない、ここまで登って来た「Eコース」は終わり、この先は「Cコース」で、その先「Bコース」に出合うという意味なのだろうか、無用な落書きである。【後日、読者からメール頂きました:「CB」に見えたのは文字は「C-13」で、この分岐ポイントが「C-13」と言うことでした。】
右に取り斜面を巻きながら登って行く。足元にたくさんの落ち葉を見るので、この付近は植林地といえど紅葉が綺麗なのかも知れない。北東に登って行き標高差90mも登るとこの林道の北端に着き、林道はここから南へと下って行く。今日はこの北端のポイントから北へ登って行く。 ここは道が小広くなっていてベンチや立派な案内板があり、ここにも防火貯水槽があるようだが、その水は少ない。案内板の右手に階段があり、トレイル道までその道を登って行くことになる。
細い踏み跡を辿り、植林地の中を登って行く。哲郎の予想では雨社からの林道がこの付近にあるはずだが見当たらない。最後は少し右に寄りながら登って行き、15分登って日向大神宮からのトレイル道に出合う。 すぐ上にトレイル【44-1】があり、目の前にここで止まっている林道を見る。「な~んだ!」と哲郎、予想が外れてしまったようだ。
登って行くとすぐに山科からの尾根コースに出合い(【44-2】)左にとり山頂へと向かう。直ぐの林道を横切って登っていると、もう下ってくる人に出会う。またまた出会う人々・・、皆さん朝が早いようである。 四辻【45】から一登りして△大文字山に着く。見晴はスッキリしなく、風もあるので、京都盆地を一望しすぐに火床へと下って行く。
今日は平日、天候もすぐれていないので出会う人は少ない。火床に着くが、ここも風が強いので、京都市街地を見下ろしてすぐに北の流(大の二画目)を下って行く。 細い急な階段を下って行くと静かな森に出合う。平らになったところまで下ると道は分岐し、右は法然院へ、左は鹿ケ谷へ下ることができる。今日は右の道をとり堰堤への道を探してみる。
目的としている堰堤までの道は分からないが、前回この道を法然院まで下った時、道の途中で右へとる分岐があったので、今日はその道を進んでみて、最後は地形図にある古道を歩けば堰堤に出るだろうと予想する。 早速下って行くとP271付近で「善気山」と書かれた標識に出合うはずだが、それが見当たらない。「そんなはずはない!」と付近を探してみると、チョット離れたところに落ちていた。誰かが目的を持って外したのかも知れないが、哲郎はそれを近くの枝に掛けておく。 ここで右への分岐を見るがそれを取らず、真っすぐ法然院への道を両側にネットを見ながら急斜面を下って行く。
5分も下れば道は水平な支尾根に変わる。「観察の森」への標識(この道からも法然院へ下ることができる)を見て、ベンチもある広い道を真っすぐ進むと、すぐに目的の分岐に着き、今日は右にとり堰堤を目指してみる(真っすぐ下って行くと最後は法然院の参道へでる)。
疎林の道を1~2分も緩やかに下って行くと、広場に着く。「何でこんなところに」と思うほどの大きな大きな広場である。この広場にはたくさんのベンチがあり、「我々が歩いてきた道は、この広場への道だったのか!」と残念がる哲郎。 広場の右手奥に大きな板で作った名板を見て、近づいてみると「UAきずなの森」と書いてある。その右奥に細い道を見つけ「やれやれ」の哲郎、2人はその道を進むことにする。
雑木の細い道を下りながら進んで行くと左手に深い溝を見る。覗いてみると倒木で埋まって歩けそうもないが、古道のようである。道は踏み跡の様にハッキリしなくなるが、それに沿うように下って行くと深い溝状の古道のようなところに降り立つ。「右手に下って行く道がある!」と道子、でも濃い踏み跡は左手に進み10m先で尾根に登っているようなので、ここは左へ取ってみる。
尾根に乗り、1~2分経たないうちに木に山名板を見る。「月待山・194m」と書いてあるが、2人にはよく分からない(帰って調べると、東山36峰の一つであった)。
道は再びハッキリしてきて支尾根を北へと進みだしたので、この道は堰堤への道だと確信する哲郎。ゆっくりと支尾根を下って行くと、支尾根の先端が見えてきて道が消えるように見える。先端まで来ると道は右下に下って行き谷へと下って行く。 谷に降り立つと、そこは目的にしていた堰堤の直ぐ上で、左手の銀閣寺から登山口への道に歩いている人を見る。「ここだ!」といいつつ堰堤を降りて行き、谷から道路にあがる踏み台を見る。踏み台のおかげで難なく銀閣寺からの広い道に乗る。
ここは銀閣寺大文字山登山口の少し手前である。堰堤を振り返るとハッキリした踏み跡があるので、このコースは良く歩かれているようである。雨がきつくなってきたので傘を取り出し銀閣寺へ向かう。こんな天気なのか人通りはいつもより少ない。 「昼食だ!」と今日はGOSPELへ向かう。道子はハンバーグランチ、哲郎はチキンカレー+BEERとお決まりを美味しくいただく。今日はクリスマスの曲が流れているが古い渋めの曲で、「そういえば昨年も流れていたな~!」と。 ついでだからと「オオマエ」によりケーキを買うことにするが、店内は一杯、「クリスマスやな~}と。アップルケーキだけを買い2人は近くのバス停から帰路に着く。
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