伊吹山 / 2017.08.14


 
西遊歩道の散策も終わり
観光客に混じって伊吹山山頂広場へ


2017.08.14 (月) 曇り   哲、道

行き:JR京都 7:10 = JR関ヶ原9:25 - 伊吹山山頂駐車場
帰り:伊吹登山口 16:05 - JR近江長岡16:34 = JR京都駅


コース:
伊吹山山頂駐車場~西遊歩道~山頂広場~△伊吹山~上野登山道下山口~上野登山道~三合目~二合目~林道~旧ゴンドラ駅~三宮神社~登山口バス停





 「伊吹山へいこう!」と、やっと出かけることになるが、今は8月中旬、この時期出かけたことがないく、花はどうなっているか分からない。でも最近の天候不順、「行ける時に行こう!」と出かける。

 野草観察なので山頂までバスで行き、山頂お花畑でユックリ花を楽しんで上野道を下ることにする。ネットでバスの時刻を確認していると、台風5号の大雨で土砂崩れが起きバスは運休していたようだ。今日は運行が再会されたところのようで「Lucky!」と。

 今日は平日だが、お盆休みなのか関ヶ原駅前バス停には10数人が列をなす。やって来たバスは近鉄の観光バスで、車高が高く見晴らしがよく、曇ってはいるが山頂まで快適に運んでくれる。「花さいていた?」と聞いてくる道子、きっと寝ていたのだろう。

 ガスっている山頂駐車場だが、早い時間から結構車が止まっていて「お盆やすみだな~」と。10時だが早い昼食とし、食堂でいつもの伊吹山菜そばを頂くが、今日はコンビニでオニギリを買う時間がなかったので、売店でよもぎまんじゅうを買い求めお腹を膨らます。

西遊歩道入口はアカソだけ ルリトラノオが目立つ

 30分休憩し西遊歩道へ向かう。山頂付近は雲が漂い天候がすっきりしないが、いつもより涼しいのが良い。遊歩道入口にある協力金箱、このシステムを知らないのだろう、投入する観光客は見当たらない。

 入口付近に野草の花はなく、ただアカソだけが続き「チョット遅かったか!」と思ってしまう。登るにつれ野草の花が目にとまるようになる。最初にコオニユリが目にとまり、ルリトラノオが・・・、この花はどんどん増えてきて、これまで見たことがないほどたくさんの花を見るので、8月中旬が見頃なのだろうか。

 ゲートを過ぎるとお花畑にピンクのシモツケソウが綺麗に広がっているが、お花畑がフェンスで囲ってあるので興ざめする。保護区のゲートから入っているのに、またその中にフェンスで囲まれたお花畑は2重に囲ってあることになるので、このネットはもう外して欲しいものである。

綺麗に咲いたシモツケソウ
2重のフェンスは外して欲しい
ツリガネニンジンが丁度綺麗

 キンバイソウは終わっているが、シュロソウやツリガネニンジンが丁度綺麗!、コイブキアザミやイブキトリカブトはこれからのようである。

 今日は観光客が多く、遊歩道でユックリカメラを覗いてはいられない。この遊歩道は大雨の影響だろうか、石がゴツゴツして歩きにくい。やっと山頂広場に着きトイレ休憩、哲郎一人で山頂広場の花観察に出かけるが、人が多く早々に引き上げる。

 13時までに下山を開始すれば、16時のバスにユックリ間に合うが「今日はユックリ下ろう!」と12時30分に山頂広場を発ち上野道を下り始める。

山頂広場は雲がかかって 上野登山口まで150分とあるが

 9合目までツルツル滑って歩きにくかった道も横木で階段上に整備され歩きよくなっている。まだまだ登ってくる人も多く、挨拶が続く。9合目から続く岩場を下り始めるが、哲郎は足がよく引っかかり「おっとっと!」。新しい靴のソールが少し高いのか、足の上げ方が低くなったのか?きっと後者だろうと、意識して足を少し高く上げるようにする。

 この岩場いつもよりゴツゴツしているのだろうか歩きにくい。8合目を過ぎてもゴツゴツ感は続き、緩やかになった登山道も大きな石がゴロゴロで、車が通れるほど道幅が広がっている。

まだまだ登ってくる人も多い/9合目 緩やかになった登山道も
大きな石がゴロゴロで

 このゴロゴロ感は5合目広場まで続き、台風5号の大雨は相当にひどかったようである。5合目で飲水休憩、周囲はまだ雲が漂っていて見晴は悪い。4合目までの登山道も悪路になっているかもと、いつものように車が通れる迂回路を進む。この道も後半になると道路の端に深い溝が続いているので、4合目付近も雨が強かったようである。

 4合目の登山道に出合うと、5合目で先に出発した人より早く着いたので、4合目までの登山道も荒れているような気がする。

よく降ったようだ ゴロゴロ感は5合目広場まで続き

 3合目トイレ裏の保護区ではギボウシがたくさん咲いているが、「ネットで囲まなくても昔はたくさん咲いていたのに」と思ってしまう。3合目から1合目まで今日は登山道を歩き、「時間がある!」と1合目から緩やかに下って行く林道を歩くことにする。

 林道は大きく蛇行しているので、いつものようにショートカットで植林地の中を進んで行く。旧ゴンドラ駅舎の横を過ぎると上野登山口をもうすぐ。ここにある300円の駐車場に、いつものオヤジが座っているが、数台の車ではお小遣いにもならないだろうに。

登山口まで20分とある/1合目 旧ゴンドラ駅舎の横を過ぎると

 上野登山口に着き、靴やストック、スパッツを洗い、トイレで下着まで着替えてサッパリする。今日は曇っていて風が通って涼しいので、2人は伊吹牛乳を飲みながら気持ちよくバスを待つ。







クサボタン オオダイコンソウ

シモツケソウ カワラナデシコ

ヤマホタルブクロ キオン

コオニユリ ワレモコウ

イブキフウロ ハクサンシャジン

コバギボウシ ヒオウギ

ユウスゲ/開くのはこれから シデシャジン

シュロソウ イワアカバナ







主が声を出すと、
水のざわめきが天に起こる。
主は地の果てから雲を上らせ、
雨のためにいなずまを造り、
その倉から風を出される。


エレミヤ書 【10-13】
ウバユリ