ポンポン山 //西山 (出灰道~川久保渓谷源流) 2017.03.18 |
東海自然歩道から川久保渓谷源流を下る |
2017.03.18 (土) 晴れ 哲、道
コース: ・出灰バス停~せせらぎの里~出灰道登山口~西尾根出合~△ポンポン山~川久保渓谷下山口~林道出合~本山寺分岐~水道施設~川久保バス停 今夕、娘が家へ来ると言うので山行きは近郊とする。こんな時は大文字山なのだが、今日はポンポン山とする。JR高槻駅北バス停から二料行きのバスに乗る。クラブだろうかたくさんの学生たちも乗ってきて満員で出発する。 出灰で降り、分岐を右に、すぐに出灰川沿いの道を歩き出灰道登山口へ向かう。気温は0℃とチョット寒い。道端には野草は咲いていないが、春の温もりを感じながら歩いて行く。 せせらぎの里を過ぎると登山口まで500m、民家を抜け右手が開けて前方に橋を見る。この橋がポンポン山出灰道の登山口でバス停から20分である。
橋は横に拡張されているが、ここにあった民家は空家になっているので、この拡張は林道用なのかも知れない。橋を渡ったところで小休止し準備する。準備と言っても雪山ではないので、スパッツ、ストック位で、これからの急登に備え服を調整する。 この道はいつもは下山に使っている、最初の急登が嫌だったのかも知れない。登り始めると、植林地の急登が続き汗をかいてしまう。標高差200mの登りだが運動不足の2人にはキツイ。 やっと支尾根まで登りつくと、もう標高は500m、ポンポン山へは残り170m登るだけである。こんなハイキングでは、余り運動にはならないようである。緩やかに登って行く支尾根、ミツバツツジの芽も膨らんできているので、ここの春ももうすぐのようである。
北方が開けたところで小休止し遠くの愛宕山を望むが、周囲の木々が育ってきて見晴も段々悪くなってくる。もうキツイ登りもなくユリ道のような穏やかな登山道が続く。以前、北の谷から登って来たポイントや南の不動谷左俣から登ってきたところを確認しながら登って行く。
少し登って西尾根分岐に着く。もうフクジュソウも終わっているだろうと、西尾根に向かわず右にとり山頂へ向かう。50mも進まないうちに山頂分岐に着き右にとり階段を登って行く。 9時45分、山頂に着く。まだ早い時間なので山頂には女性2人しかいず、静かな山頂広場である。
まだ昼食には早いので、周囲の山々を一望しすぐに下山することにする。東海自然歩道を東へ歩いて行くと次々と登ってくる人に出会う。15分歩いて川久保渓谷源流への下山口に着く。ここは東尾根分岐の少し手前で、道に「熊出没注意」の表示板があるので分かる。 早速南の谷へと下って行く。道は落ち葉で分かり難くなっているが、折り返すように下って行く。
最初は雑木の中を道なりに下って行くと、小さな谷が現れてきて小さな流れを見るようになる。足元にツルシキミの群生を見ると周囲は植林に変わって行く。ここから林道出合までは植林が続き道は谷沿いに続く。
最近よく歩かれているようで、踏み跡もシッカリしてきている。左手からの谷に合流すると流れは谷らしくなってくるが、まだまだ渓谷とは言えない。道は谷上の植林地に続き、しばらく少し高いところを歩く。前方に木調の堰堤が見えてくると林道はもうすぐである。
この堰堤はコンクリート製だが表面だけ丸太が埋め込んであり、遠くから見ると木製に見える。この堰堤を過ぎると明るくなり林道へ出る。谷の入口には大阪府の「水源かん養保安林」の名柱が立っているので、登りの時はここから進入する。後は緩やかな林道を川久保へ下るだけ、なんて楽なハイキングなのだろう!。この林道にも野草は咲いていないので、ただ黙々と歩くことになるが、この時間だと、登ってくるハイカーに出合うようになる。
ポンポン山直下への登山口がある林道分岐を過ぎると、目の前に通行止めの看板を見る。工事中で人も車両も3月30日まで通行禁止とある。川久保への迂回ルートは無く「どうしよう!」と。でも先ほどハイカーに出会ったので、「通れるみたい!」と2人はこのまま川久保への道を進むことにする。 車止めを通過すると、すぐに真新しいアスファルト舗装を見るので、この工事が通行禁止と分かる。新しい舗装道は登山靴では歩きにくい。そのうち工事区間が終わり古い舗装道に変わり工事が終わっているのでホットする。
本山寺への道を過ぎると川久保は近い。水道施設を過ぎると路面に白い線や数字が書いてあり、どうやら路面を掘り返すようである。「当分この道は通れないかも」と哲郎。そのうちマーキングしている人がいたので話を伺うと、電気の配線を取り換えるそうで「工期は6月までで歩行者は通れます!」と言うことである。 川久保尾根コースの登山口を過ぎると川久保の集落の中を歩く。山間の集落だがその軒数は意外に多く、各家に車があるので限界集落ではなさそうである。こんな不便なところにと思ってしまうが、昔ここに住み着いた理由があるのであろう。
バス停手前で谷に降り、用具を洗い後始末する。バスまで1時間あり、ここは日が当たり暖かいので昼食でもと思っていたら、山頂で出会った2人組も谷に降りて来たので、バス停へ向かいベンチで昼食とする。 オニギリを食べていると、先ほどの二人組もやって着て彼女たちもオニギリを食べ始める。ベンチも日が当たり暖かいので、のんびりとここでバスを待つことにする。
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