ポンポン山周辺散策(出灰~外畑~善峯)//西山 2017.09.20 |
出灰の山間を抜けると明るくなり 中畑の集落が見えてくる |
2017.09.20 (土) 曇り 哲、道
コース: ・出灰バス停~せせらぎの里~ポンポン山出灰道登山口~大原野森林公園出灰入口~水道施設休憩所~中畑バス停(中畑地区農業構造改善センター)~中畑回転場バス停~西京都変電所~外畑~大原野森林公園入口~東海自然歩道出合~杉谷~善峯寺バス停(全てアスファルト道) 台風で予定の山行きは中止、今日は平日だがポンポン山周辺を散策しムカゴを頂くことにし、周辺の野に咲く花も楽しむことにする。 JR高槻駅北バス停に着くと、早く来てしまったのか待ち客は誰もいない。そのうち子供たちが次々にやって着て樫田の学校へ行くと言う。IPadで道子が検索すると、この学校のHPがあり、毎日更新されているようである。 イベントの写真がたくさん出てきて、子供たちは「自分はこれだ!」と覗き込む。満席で出発したバス、山間に入ると通勤客は消え子供達の声で賑わう。 出灰で降り「今日はスパッツはいいか!」とストックを取り出し、服に防虫処理をしてすぐに歩き始める。出灰川沿いの道、山裾に昔はたくさん咲いていたキク類の白い花はほとんど見なくなり、秋の感じがしない。
野草は咲いていなくても、道端にムカゴがないか目を凝らして歩いて行くが、ムカゴのツル自体が見当たらない。せせらぎの里を過ぎポンポン山出灰登山口までムカゴの収穫はゼロ、バス停からここまでは道路や川沿いがここ数年で整備された影響だろうか?。ここまででポリ袋一杯になっていた頃が嘘のようである。ムカゴだけでなく野草も少なくなり残念である。 先へ進むと収穫ポイントがあるのだが、草むらの踏み跡を見て「先客がいるようよ!」と道子。「今日はムカゴはだめかも知れない!」と哲郎。集落を抜けると橋の下にツリフネソウを見る。このスペースへは誰も獣も入れないので残っているのだろう。やっと花に出合えて一安心の二人。
大原野森林公園出灰入口を過ぎると、谷間にクサアジサイやアキチョウジを見るが、写真を撮るのが一苦労。こんなところしか野草は残っていないようである。進むにつれムカゴを見つけ、やっと収穫が始まる。 水道施設を過ぎると川沿いに休憩所があり、ここで小休止する。立派な造りだが、ここで休憩している人を見たことはない。水道施設関係者が利用しているのだろうか?。今年はユックリ歩いているのようで、ツリフネソウがあちこちで目にとまる。昨年ほとんど見なかったので気候の影響かも知れない。
前方が明るくなり中畑集落が見えてくる。稲刈りの終わった田んぼのフェンスにムカゴを見るが、みんな小振り、それでも道子はセッセと収穫して歩いて行く。 集落の田畑の中を進みバス通りに出て中畑バス停にある集会所に向かう。11時00分、集会所前のベンチで早い昼食とするが、昨年より30分遅れている。 今日は平日なので車の往来は少なく、ただ宅配便のトラックだけが良く目立つ。「30分の遅れ+野草観察+キノコの買い物」で早いバスは間に合わないかも知れないと、早々に発つことにする。「キノコ園のおかみさんと話すと長くなるよね~」と道子。
野草観察もそこそこに外畑のきのこ園に着く。入口の店に誰もいないので、奥の栽培所へ向かう哲郎、大きな音量で音楽が流れているので、こちらも大声で声を掛ける。「お土産にする!」と言うと、奥から上等なキノコを持ってきて丁寧に梱包してくれる。 おかみさんと話し続ける道子、買い物に時間がかかるのは道子のせいかも知れない。残っている干しズイキもすべて買い取る道子、今日も重い生シイタケを持って歩くことになる哲郎である。 ここは標高が高いので店前のフジバカマはこれから、「これが咲いたら、必ずアサギマダラがやって来る」と、おかみさん。店を出るとゴ~と音のする外畑の西京都変電所の横を通って道端の花を見ながら外畑の集落へ向かう。
田畑の畔には彼岸花が咲き秋を感じながら歩いて行く。小塩山外畑登山口を過ぎると民家も終わり植林地の中を歩くことになる。右手が少し開けてくると大原野森林公園入口に着く。善峯バス停まではあと1時間、バスを1本遅らせたのでユックリ歩くことにする。 「今日はコウヤボウキの花を見ていない!」と山裾を見ながら歩いて行くが、道端の斜面は綺麗に刈りこまれ花は見当たらない。三つ辻で東海自然歩道に出合い、右に取り杉谷の集落へ向かう。谷沿いの道に変化はなく、来春も花が楽しめそうです。
ポンポン山登山口を過ぎ、数件の杉谷集落を抜けると善峯への下りが始まる。標高差150m以上のくだりなので道はジグザグに下って行く。いつもは近道だと雑木の古道を下って行くが、今日は荷物を持っているのでアスファルト道を歩く。今日最初で最後の長い下り、アスファルト道で疲れたのだろう、2人は足が痛いと。 善峯寺が見えてくると「やれやれ」、流水で用具や靴を洗いバス停へ向かう。早くやって来たバスに乗るが、後からゾロゾロと登山者がやって来て満席となる。平日なのに多くの登山者を見て「ハイキングシーズンやな~!」と思ってしまう哲郎である。
■少なくなった野草だが、まだまだ楽しめます。
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