比叡山(鷺の森神社~梅谷道~本坂道) 2018.12.01 |
鷺の森神社、参道を奥に進み立派な紅葉を楽しむ |
2018.12.01 (土) 晴れ 哲郎、道子
コース: 修学院駅~鷺の森神社~赤山禅院~梅谷道~水飲対陣跡~ケーブル比叡駅~山頂駐車場~△大比叡~東塔広場~本坂道~日吉大社~JR比叡山坂本駅 2年振りに比叡山紅葉見物に出かける。今年は暖かく12月1日が紅葉見物に早いのか遅いのか分からないが出かけてみる。 叡電修学院で降り短いアーケード商店街を通り抜けると鷺の森神社の石柱を見る。白川通りの横断歩道を渡って東へ真っすぐ進み、突き当たったところが鷺の森神社である。入口のモミジが丁度見ごろなので奥も綺麗だろうと。 住宅地の中にある参道、この道が駐車場にもなっていて周囲の風景はパッとしないので、モミジだけ見ながら進んで行く。
奥に進んで行くと、見頃は過ぎているのかも知れないが、綺麗な紅葉を見る。この神社の紅葉は色が濃く立派である。一通り見て突き当たった神社手前を左にとり修学院離宮へ向かう。道に出合ったら右に進むと、すぐに「←修学院」の標識を見る。 音羽川の橋を渡ると修学院離宮、ここの見物は予約制だが、門前で早くから並んでいるひとがいるので、当日受付もあるのかも知れない。その前を通り過ぎ路地を進んで行くと赤山禅院の鳥居を見る。東へ進むとすぐに赤山禅院の門があるので、今日はここの紅葉も楽しむことにする。
境内を一周し紅葉を楽しんだ後、トイレを借りる。比叡山登山にはありがたい所である。門を出てすぐ右の道を進む。北へ進む道は宮内庁の森の中を通って行き、森を抜け住宅地に出る。そのすぐ右の角に比叡山梅谷道の登山口がある。ここには立派な標識があるのでよく分かる。
入口で準備し登山道を歩き始める。登山道はすぐに谷に沿うようになり、右手は修学院の森が続く。道はすぐに尾根道と谷道に分かれるが、倒木の状態が分からないのが右の谷道を歩くことにする。すぐにトレランの男性が追い越していくので、谷道は通れそうである。 登山口から数分で道は橋を渡る。この付近の紅葉は見頃を過ぎてはいるが葉が残っているのを見るのは久し振りである。でも神社の艶やかな紅葉を見てきたので、この谷の紅葉は地味に見えてしまう。
時々倒木に出合うが処理してあるので難なく進んで行くことができる。下山中の男性に出会ったので道の様子を伺うと、「比叡山の主な登山道は倒木を処理したので歩けます。梅谷道の北尾根道も歩けます。」と言うことであった。 送電線下を通り、標高320m付近で橋を渡ると道は谷から離れ斜面の巻道に変わる。緩やかに登って行くとキララ坂に出合い水飲対陣跡に着く。
分岐を左にとり紅葉を楽しみながら登って行くが、久しぶりの道は「シンドイな~」と言うことになる。千種忠顕碑のピークを巻いて行き、右に出合った植林地に「ひどい!」と言うほどの倒木を見る。 植林地を抜ける道は通れないので、真っすぐケーブル比叡駅へと進んで行く。ケーブル駅に着き「汗をかいた!」と着替えていると、観光客がゾロゾロ、ケーブルはフル回転、暖かいこの週末が紅葉シーズン最後であろう。
駅から山頂駐車場へ向かうが、歩いている人は少なく、皆さんロープウェイで山頂へ向かっているようだ。スキー場跡で右にとる山頂への道は北風がたって冷たいが、急坂が続きまた汗をかいてしまう。 山頂駐車場に着くとシャトルバスが止まっていて、丁度いいタイミングなのかロープウェイを降りた人たちがバスに乗って目的地へ向かう。結局観光客はケーブル+ロープウェイ+シャトルバスを乗り継いで、歩くことは余り無いようである。 駐車場の横の道へ進み三角点のある△大比叡へ向かう。折り返すように登って行くと、一段とこんもりしたところに三角点がある。
三角点とこの大きな貯水タンクの横から東塔広場へ向かう。おおきな貯水タンクの横で男性1人、タンクの端で女性3人が昼食中、皆さん風を避けているのだろう。少し下ると「NTT中継所のアンテナと建物に突き当たるのだが、綺麗に整地され無くなっている。 その左端が下山道で植林地に中を下って行く。この植林地に台風による倒木は少ない。突き当たったところから左へ細くなった道を下って行く。朱色の回廊が見えてくると、階段を下り回廊に沿って進み、回廊を潜ると阿弥陀堂、後は観光客に混じって東塔広場へ向かう。
昼食はいつものように「鶴喜そば」、満員かなと思っていたが空席を見つけ「良かった!」と思うが、肝心の券売機が故障したのか修理している。丁度御昼どき、厨房の中の人は食券が無いので、イチイチ注文を聴き対応している。慣れない作業で注文を間違って作り直したりで時間がかかってしまう。 「丁度良い!」と2人は持参しているオニギリを食べビールを飲みながら蕎麦を待つ。美味しい蕎麦も終わると下山、2人は本坂道へ向かう。 最初の急斜面が終わると、左右の谷の紅葉を楽しみながら下って行く。この時期紅葉が残っているのは久し振りで、それだけ今年の晩秋は暖かかったのだろう。「こんなにゴロゴロ道やった!」と道子、比良のダケ道の方がまだ歩きよいのかも知れない。 まだまだ登ってくる人にも出会い、やっと大宮林道に出合う。日吉大社への階段を下って、途中の水場?で後始末をする。この水、どこから来ているのか分からないが「排水ではないだろう」と、いつもここで用具を洗う。
階段を下りると参道には鮮やかなモミジが続き目を楽しませてくれる。モミジ祭りは終わっているようで、「もったいないな~」と言いつつ紅葉を楽しみながら下って行く。 いつもキムケン&ユッキーさんが立ち寄る甘味処うえだ、「まだお腹いっぱいと!」と通り過ぎ、JR比叡山坂本駅へ向かう。
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