伊吹山 / 2018.08.18 |
今日は見晴らしがよく3合目広場を見ながら下って行く 上野道の7合目付近 |
2018.08.18 (土) 晴れ時々曇り 哲、道
コース: 伊吹山山頂駐車場~西遊歩道~山頂広場~△伊吹山~上野登山道下山口~上野登山道~三合目~登山口~三宮神社~登山口バス停 夏の伊吹山野草観察、色々と用事が多く遅れてしまった。秋の野草観察には早いが「行ける時に出かけよう!」と伊吹山へ向かう。 関ヶ原からの伊吹山登山バス、始発のバス時刻がまた遅くなって9:30発となり、その分お花を見る時間が少なくなる。でも乗合バスから観光バスに変わっているので、シートが高く見晴らしが良く、登坂力が強いのでドライブウェイを快適に登ってくれるのが良い。 関ヶ原駅のバス停に並んでいると、後の列車で来た御婦人方がバス停の前に群がっているので、「並んでください!」と、相変わらずの哲郎である。定刻にやって来たバスはお客さんで埋まっていて、臨時便が出ることになるが、いつ来るか分からないので先のバスに乗る。結局列の半分の人は次のバスを待つことになり、「こんなことは初めてや!と哲郎。 10時05分には山頂駐車場に着き、早速食堂へ向かい「伊吹山菜ソバ」を注文し、コンビニで買っておいたオニギリと一緒に早い昼食とする。食事も早々に切り上げ西遊歩道へ向かう。登山協力金を投入し西遊歩道を歩き始めるが、駐車場がいっぱいの割には歩いている人は少ない。皆さん早い時間に登っているようである。
ここは観光客が多いので砂利が敷き詰められ歩きよくなっている。まず目に付くのはアカソの群生、この花が目立つようになると夏の野草は少なくなる。周囲にポツポツとサラシナショウマを見るが、もう終わったのか?否まだ咲いていないのだろう。シモツケソウも終わっていてお花畑に賑わいはない。「お花畑は予想通り中途半端や!」と。 野草保護区のゲートを明け進入するが、保護区のシモツケソウは完全に終わっている。それでも遊歩道にはルリトラノオの群生と満開のツリガネニンジンの青紫色が目を楽しませてくれる。
ワレモコウがたくさん咲いていて、これは年々増えているように感じる。ちょっと淋しいが、一通り花を楽しんでいつもより早く山頂広場に着く。下山は上野道を下るが、土曜日伊吹登山口発の16:05のバスが16:49に変更されているので、14:30のバスを目標に下山することにする。 となれば山頂でユックリしていられないので、トイレを済まし山頂広場を1周して下山することにするが、道子は「ヨモギ餅が美味しそうだった!」と売店へ向かい、山頂の観察を終えた哲郎は道子を探すことになる。 道子と出合うとすぐに上野道下山口に向かう。標識には登山口まで「150分」とあるが120分を目標に下って行く。
11時40分下山開始、溝状になった道は相変わらず歩き難い。ここのサラシナショウマも花数少なく残念、満開のツリガネニンジンを見ながら下って行く。 9合目までは登山者と観光客が混じって人通りが多く時間がかかってしまう。群生地のイブキトリカブトが咲き始めている。9合目の分岐から登山道を下って行くが、岩肌の歩き難い道にまだまだたくさんの登山者が登ってきて渋滞する、「まだ12時前やからな~!」と。 渋滞する中、急いで下る人もいて道を譲る。彼らは歩き難い道をバランス良く飛び跳ねるように下って行くが、ストックを使う2人は遅いと言うことになる。8合目のベンチで休憩している人を見るが、2人は飲水後すぐに下って行く。
8合目を過ぎると斜面をジグザグに下ることになるが、まだまだ石がゴロゴロ、7合目付近からゴロゴロ石も少なくなり歩きよくなる。名残のイブキジャコウソウを見た後は花っ気はない。昨年見た6合目のウバユリも終わっていて、その跡形もない。 5合目の休憩所、たくさんの人がベンチに座って休憩しているが、2人はここも水分補給だけして下ることにする。12時40分、今日も作業道を下って行く。でもこの道はススキが育ってきて野草は少なくなってきているので、ただ黙々と下って行く。
4合目で登山道に出合い、3合目の広場へと下って行く。3合目でトイレ休憩、哲郎は周囲を散策するが、野草は余り見当たらない。12時55分、3合目を出発する。もう目的のバスには十分間に合うが、2人はペースを落とさず下って行く。でも若い人には勝てず、追い越されるとすぐに消えていく。 2合目のベンチにも休憩する人を見るが、2人はここで休憩したことはない。2合目からいつもの林道歩きを止め、今日は一直線の登山道を下ることにする。
1合目のベンチの傍で水分補給後すぐに登山口へ下って行く。林道から登山道に入ると雑木に変わり木陰の中を歩くようになるが、いつものように風がなく蒸し暑い。遠回りだが緩やかな林道を歩いたほうが涼しく色々と花も咲いていていいのだが、急ぐ時は登山道である。 1合目から20分下って上野道の登山口に着く。哲郎は冷たい湧水で顔を洗い三宮神社へ向かう。バスまで40分あるので、トイレで下着まで着替えてアイスで体を冷やす哲郎、道子は相変わらず伊吹牛乳である。
やって来たバスに乗るが満員である。この時期は登山者が多いことが分かる。近江長岡駅のホームで電車を待っていると、「電車が3分遅れます!」のアナウンスが流れる。「米原駅ですぐの新快速に間に合わない!」と心配するが、新快速が待っていてくれ「ありがとう!」。 今日は急ぎ過ぎてユックリ見た花も少なく、ただ疲労感が残る山行きになってしまったが、夏の伊吹山もなんとかクリアーし「やれやれ!」と。
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