大文字山 (毘沙門堂裏~雨社~中尾滝)
2019.10.21


 
大文字山裏の幻の滝付近の谷間は
雑木がきれいで心地よい


2019.10.05 (土) 曇り   哲郎・道子



コース:
・JR山科駅~毘沙門堂~毘沙門堂駐車場~毘沙門堂裏支尾根取付き~P381~滋賀県境尾根~雨社~東山トレイル出合~大文字山山頂~山頂裏をベンチ横を下る~出合坂~幻の滝分岐~大文字山登山道A-17からの支尾根出合~幻の滝~中尾城跡への道出合~中尾城跡手前鞍部~銀閣寺大文字山登山口~銀閣寺








 先週は旅行で山行きはお休みで、今週は・・・?。今日は最近買った二人の靴の足慣らしに出かける。15時から雨なので、近くの大文字山で足慣らしとする。

 今日は毘沙門堂の裏山からP381を経て雨社へ向かってみる。JR山科駅、スタバ横のトンネルを抜け駅北の住宅地に出る。路地を通って洛東高校グランド横から毘沙門堂へ向かう。門前を左へ進むとすぐに分岐に出合い「→毘沙門堂駐車場」の標識に従い急坂を登って行く。


毘沙門堂の駐車場への道を登る


 すぐに毘沙門堂の裏口に着き、反対側にある観光トイレを借りここで準備する。毘沙門堂の紅葉はまだまだなので、すぐに出発、この道を北へ登って行く。右手にグランドを見ながら200mも登ると、前方に開いたゲート、右手に水道施設を見る。

 この水道施設の手前を右に折れるのが毘沙門堂裏コース。ここを見落としてまっすぐ進みお墓に突き当たれば引き返せばよい。水道施設の前は駐車スペースのように広まっているが、今は台風による倒木が積んである。そこを進んでいくと林道入り口に着く。


水道施設手前を右にとるのが毘沙門堂裏コース


 林道を歩き始めると最初はユックリ斜面を巻いていく。支尾根の先端に着くと、支尾根をジグザグに登り始める。道は広く危険なところはない。と言っても植林や疎林の中、シダの道が続き野草は見当たらない。

 最初の送電線鉄塔を右手に見て、さらに100m登れば2番目の鉄塔取付きに着く。鉄塔下の広場で谷へ下る道を覗きながら小休止する。


支尾根をジグザグに登り始める 2番目の鉄塔横で小休止する


 登山道に戻り歩き始めると、道幅は少し狭くなったようだがシダの道はハッキリしている。再びジグザグに登り始めると道幅も広くなる。4~500m登って行くとなだらかな広場に出合う。地形図で道が消えている地点である。

 道はまっすぐ北へと続いていてシダの中の細い道を抜けると、疎林の尾根をゆっくりと登って行く。最近歩く人が増えたのだろう踏み跡もしっかりしてきて迷うことはない。最後は斜面を右に巻いていき別の支尾根の四つ辻に出合う。

 まっすぐ進めば県境尾根を進み藤尾へ、右へ支尾根を下れば谷筋を通って毘沙門堂へ、P381へは左の支尾根を登って行く。


広場をまっすぐ進みシダの細い道を P381へは左の支尾根を登って行く


 すぐに小ピークに乗るとそこが県境尾根のP381、この尾根を左に進み雨社へ向かう。2019年台風で倒れた木々は処理され高低差がほとんどない雑木の尾根を心地よく歩くことができる。台風で倒れ傾いている木で生きているものは若芽が伸びてきて蒼々としている。

 標高400mになると尾根は北に向き登って行く。周囲が植林に変わり下り始めると雨社は近い。下りきった鞍部は藤尾神社からの道と交差するが、藤尾へ下る道はまだ倒木多く歩けるかどうかわからない。


滋賀県境尾根、歩き良い道が続く

 この四つ辻の大文字山へ向かう左の道は崩れているので、少し上に新しい道ができている。その道を進むとすぐに如意ヶ嶽から下ってくる道に出合う。尾根を少し下ると右手下に雨社(雨神社)を見る。このまま尾根を進む登山道は相変わらず倒木で塞がれているようなので、雨社に下り林道を歩いて大文字山へ向かうことにする。


尾根の登山道は倒木で塞がれている? 雨社に下り林道を歩いて大文字山へ

 ほぼ水平な林道、何度か尾根道に接するが、やはり倒木を見るのでこのまま林道を進んでいく。尾根道が林道を横切るポイントに着く。ここから大文字山への尾根道、良く見ると倒木の間を抜けそうなので、ここで林道から登山道へ進入する。倒木が木で支えてあり難なく倒木の間を抜け、すぐにトレイル道に出合う。


林道から登山道で山頂へ向かう


 大文字山山頂に着く。平日のハッキリしない天気だが、数人の登山者を見る。二人は下山後に昼食をとるので、すぐに下山する。今日は山頂裏を下った幻の滝から中尾滝へのコースを歩くことにする。

 山頂裏のベンチ横を下っていく踏み跡を見るので、それを辿って下っていく。木々の間から遠くに比叡山のロテルド比叡が見えてくるころ、道は左手の雑木の中を下っていく。道なりに下っていくと、左手に山頂へ登って行く道を見る。これを過ぎると雑木の細い尾根をどんどん下っていく。


見晴らしが悪くすぐに大文字山を下る 山頂裏ベンチ横から踏み跡を辿る

 尾根が緩やかになったところで目の前の木に「出合坂」と書かれたポイントに着き、ここから左手の谷へ下っていく道をとる。谷間は美しい雑木で埋まり紅葉時はきれいだろうと思ってしまうがまだ見たことはない。谷に降り右へ谷を下っていく。

 100mも下ると左へ登って行く広い道を見る。谷間から左へ進むとすぐに幻の滝へ着くが今日はPASS、左手の道を登って行く。


出合坂を下り谷に降り立つ


 登りきると支尾根に出合う。この尾根は大文字山登山道の「A-17」標識からきているが、このまま右手に下っていくと、少し荒れた尾根で中尾滝上流へ下っていくので、中尾滝へは20m下ったところにある別の支尾根を下っていく。

 さっそくその尾根へ侵入し心地よく下っていく。数分下ると中尾滝上に降り立つので、古道を少し進み中尾滝への分岐を下って中尾滝を見る。流れで手を洗い小休止、滝を一見して先へ進んで行く。


中尾滝

 古道に戻り右手に進んでいく。細い谷を渡り斜面を折り返したどり着いた支尾根を登って行くと斜面を巻くようになる。途中で大文字山登山道から中尾城跡へ向かう道と合流し中尾城跡へ進んでいく。

 その城跡へ登る手前に鞍部があるので、今日はこの鞍部を下って銀閣寺大文字山登山口へ向かうことにする。左手に植林を見ながら谷間を下っていくが、ここに野草は咲いていない。


中尾城跡手前の鞍部から登山口へ下る 植林地の谷間を下る

 下りきると別の谷の堰堤上に降り立つ。右に降りていくと、右手に降りてきた谷の堰堤、前方に合流した谷の堰堤を見るので、ここは三つの堰堤に囲まれている。前方の堰堤横から下っていくと、大文字山登山道に着く。

 登山口から銀閣寺へ下っていく。途中の水場で用具を洗い収納する。銀閣寺参道にあるトイレで着替えて、今日はGOSPELで昼食とする。


最後の堰堤を下ると大文字山登山口

 今日は月曜日、久し振りのGOSPELでチキンカレーを頼むがメニューになく、「ありません!」と新しいホール係のお嬢さん。と言うことでドリア+ビール、道子はハンバーグランチとする。店の人がやってきてチキンカレーは造るのに何日もかかり、仕込み量と注文量で売り切れが発生するそうだと、その工程を二人に説明する、相変わらず色々と話してくれる。

 ユックリ昼食タイムを楽しみ、帰りにオーマエでアップルケーキ。陳列ケースは空で「次は15時です」と。雨が心配なので真空パック品を買い、丁度やってきたバスに乗り帰路に着く。








主は季節のために月を造られました。
太陽はその沈む所を知っています。


詩篇 【 104:19 】
久し振りだとGOSPELで昼食


連絡