大文字山 毘沙門堂裏道~中尾滝
2020.11.19


 
毘沙門堂 朝早い時間は階段上へ回るときれいに撮れます


2020.11.19(木) 晴れ時々曇り   哲、道


コース:
・JR山科駅~毘沙門堂~毘沙門堂裏水道施設手前林道~鉄塔42~P381~滋賀県境尾根~・如意ヶ嶽への尾根出合~雨社~大文字山~中尾城跡への尾根分岐~中尾滝~中尾城跡への尾根~中尾城跡手前の鞍部~大文字山銀閣寺登山口







 ニュースの紅葉情報によると、「毘沙門堂が見ごろです」とある。まだ毘沙門堂の紅葉を見たことがないので、今日は大文字山へ出かけることにする。大文字山へJR山科駅から取りつくと、朝ユックリでいいのが良い。

 今日は平日、コロナ対策と言うわけでもないが通勤時間帯を過ぎたころに出かける。それでも山科駅の乗降客は多い。駅でトイレを済ましスタバ横のトンネルを抜け北の住宅地に出て毘沙門堂へ向かう。

 洛東高校グランド横のモミジバフウ、紅葉はボチボチ、暖かいので葉がちぢれてきて残念。台風で木が傷んだ後に綺麗な紅葉を見たことがない。

 疎水に降り安祥寺川沿いの小道を進んで毘沙門堂へ向かう。

スタバ横のトンネルを抜け 安祥寺川沿いの小道を進んで毘沙門堂へ

 毘沙門堂に着き、早速モミジ鑑賞、朝早くからカメラマンがウロウロしている。ここの紅葉は綺麗でCMによく使われている。哲郎もコンパクトカメラだがCMと同じ角度で色々撮ってみるが、光のバランスが悪くうまく取れない。横で寝そべって取っている人もいるが、朝の光ではうまく取れないのかもしれない。

 数枚撮って駐車場へ向かう。途中で階段上に回ってみるといい構図で撮れるようだが、こちらからではCMに使えないのだろう。モミジの赤いじゅうたんも朝の光ではうまく撮れないだろう。

 毘沙門堂駐車場、今日はグランドを臨時駐車場としガードマンも配置している。観光トイレ横の道を登っていく。左手に墓場を見て樹林の中を進むと右前方に水道施設が見えてくる。その手前に広場があり、その奥が大文字山毘沙門堂裏道のとりつきである。

綺麗な紅葉だが上手く撮れない 水道施設手前の広場奥が
大文字山毘沙門堂裏道の取付き

 広場の奥から急に林道に変わる。最初は緩やかに斜面を巻いていき支尾根の中央に向かう。支尾根の中央に来ると道はジグザグに支尾根を登り始める。道は広く歩きやすいが植林は疎林の中を進み、黄葉は見当たらない。最初の鉄塔下を通り、鉄塔42まで来て広場で飲水休憩を取る、林道入口から12分である。

 鉄塔42から足元にシダが増えてくる。入口から約30分で前方が開けてきて平らな尾根に出る。地形図の標高320m付近で道が途切れたところである。

 広い林道はここで終わるが、この先のシダの細い道が続くので、これを取る。いつもは道が分からないほどシダが茂っていたが、最近手入れされていて道幅が20~30cm広がって歩き良い。

最初の鉄塔下を通り 細いシダの道は広がって歩き良い

 そのうちシダは消え、疎林の細い尾根を登っていく。四辻に出合うと左にとり、一のぼりするとP381に着く。ピークと言ってもピークらしくはないが、この尾根は滋賀県境尾根、左にとり雨社へ向かう。

 雨社までは雑木の細い道が続くので、黄葉が楽しめると今日のコースとしたが、雑木はすべて常緑樹で残念と言うことになる。段々登り始め周囲が植林に変わると雨社は近い

四つ辻に出合い左のP381へ登る 周囲は常緑樹ばかり、ソヨゴの木が多い

 藤尾神社からの谷道に出合い、その先斜面を巻いていくと如意ヶ嶽からの支尾根に乗る。左へ尾根道を進めば大文字山だが、倒木で埋まっているだろうと雨社に下り林道を歩くことにする。

 雨社から林道を歩きはじめると尾根からカップルが降りてくる。「尾根歩けますよ!」との声がかかり二人は林道を止め尾根の登山道を歩くことにする。尾根道の倒木はすべてカットされ、難なく歩くことができる。

雨社から林道へ向かうが 尾根の倒木は処理され

 途中で出合った林道を横切り少し登って右の尾根道から山頂へ向かう。こちらの道の方が雑木が広がり心地よい。雑木を抜けると山科からの大文字山登山道[A-14]ポイント(東山トレイル)に出合う。右にとり3分歩くと大文字山山頂に着く。

 山頂広場で平日なのでぽつぽつと10数人の登山者に出会う。11時30分なので皆さん昼食のようである。展望も霞んでいるので二人はすぐに下山する。「紅葉が綺麗かもしれない」と中尾滝へ寄ることにする。

林道を横切り山頂へ向かう。 山頂広場に着く

 火床への登山道を下っていく。「A-17」ポイントを過ぎ火床手前でみぎに下っていく道を見る。これが中尾城跡への道である。今日はこの道を下っていく。最初は斜面を巻いていく細い道、雑木の中を歩いていく。

 分岐から8分歩くと明るくなり分岐に出合う。右が中尾城跡への尾根道、左は火床の東側の谷筋へ降りていく。この谷筋の紅葉はどうだろうと、左にとり下っていく。

 雑木の高い木が続くが、その多くは散っていて残念、下りきったところから右に登っていき再び中尾城跡への尾根道に乗る。尾根に乗ると目の前に鮮やかな紅葉を見て「谷に下らなくても良かった」と。

登山道から中尾城跡への道へ 分岐に出合い左の谷筋へ
尾根に乗ると紅葉が

 ここから中尾滝へ向かうため、尾根を引き返す。すぐのところで分岐に出合い左の斜面を巻いていく道を取る。谷は日が陰っていて紅葉が映えない。すぐの目の前の斜面を登って次の尾根を目指す。

 最初の支尾根分岐に着き左の支尾根を下っていく。10分足らず下っていくと中尾滝上の谷に出合う。谷筋は紅葉が見られるので、幻の滝から中尾滝へ下ったほうが良かったのかもしれない。谷筋の道を進み中尾滝への分岐から滝へ降りる。雨が降っていないのにいつもより水量が多い滝を見ながら小休止、どら焼きを頬張る。中尾滝周辺の谷間の紅葉は見事!。

中尾滝への支尾根を下る 中尾滝
中尾滝付近の紅葉

 15分間紅葉を楽しみ、下山する。中尾城跡への尾根道に戻り、中尾城跡手前の鞍部から西へ下って大文字山の銀閣寺登山口へ向かう。

中尾城跡手前の鞍部から銀閣寺登山口へ 最後の堰堤横を下れば銀閣寺登山口へ

 もう13時、ランチへと急ぐ。今日は久しぶりだとGOSPELへ寄ってみる。途中の駐車場では、バスから降りる修学旅行の生徒たち、うどん「おめん」の前では列ができていて、観光客は戻ってきつつあるようだ。

 GOSPELは開いていたので、ハンバーグランチとビールを美味しく頂く。新しく入店してくるお客さんは皆カメラで室内を取っているので、彼らは旅行者のようである。

 ランチの後は、「おおまえ」のアップルケーキをと店に向かうが「木曜日は定休日」、定休日に出合ったのは初めて、残念だとバス停へ向かう。







あなたは地のすべての境を定め、
夏と冬とを造られました。


詩篇 【 74:17 】
久し振りだとGOSPELでランチ


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