大文字山 安祥寺川~楼門の滝上
2021.08.02
今日は山頂の登山者少なく5,6人  大文字山
2021.08.02 (月) 晴れ   哲郎、道子

コース:
・JR山科駅(9:00)~毘沙門堂~安祥寺コース分岐~林道終点~最後の谷分岐で右~林道出合~如意古道出合~東山トレイル【45】四つ辻~大文字山~「A-16」手前から右の脇道~彩の森谷出合~西の支尾根にある溝状の道~楼門の滝上【46】~右手の横道~谷に突き当たった所で道分岐を左~如意古道【47-1】~鹿ケ谷道出合【47-2】~錦林車庫バス停(13:20)








 猛暑日が続くが「少しは歩かないと!」と大文字山へ出かける。JR山科駅からスタバ横のトンネルを抜け北の住宅地に出るが、朝早くから「暑い!」と参ってしまう。いつものように洛東高校グランド横を抜けていくが、グランドでは野球部が練習中、暑いのかコロナ対応なのか声が出ていない。

 川沿いにそびえ立つモミジバフウの大木は元気を取り戻したようで蒼々とした葉が増えてきて、今年の紅葉は綺麗だろうと。疎水横から安祥寺川沿いを進んで毘沙門堂へ向かう。

毘沙門堂へはスタバ横のトンネルを抜け 元気を取り戻してきたモミジバフウ

 毘沙門堂のモミジは蒼々と、夏のモミジも綺麗である。川沿いに進んで行くと大文字山A,B,D,E,Fコースの分岐に着く(Cコースは何処だったか?)。今日は右にとり安祥寺川コースとする。

 谷沿いに続く安祥寺川コース、涼しいコースなのだが今日は風もなく暑い。林道を進んで行くと小さな花が目についてくる。いつもの野草だが座って観察していると頭がくらくらしてくるので、慌てて水分補給する。

毘沙門堂のモミジ 分岐で安祥寺川コースは右へ

 林道歩きも半ばを過ぎ、いつもだと調子も出てきて足取りも軽くなるのだが、今日はいつまでも重い。台風から3年も経つのに林道から見る倒木は一向に片付けられてなく「このままだろう!」と。

 林道の脇の草が伸びてきて道が狭くなってきている。植林を手入れする車も進入しないので草ぼうぼう、大文字山登山道では珍しい事である。やっと林道終点に着き、谷を越えると道が細くなりやっと山歩きらしくなる。

林道は草ボウボウ 林道終点を過ぎると、山道らしくなる

 植林地の倒木が無くなり、やっと山は落ち着いてくる。最後の谷分岐、ここで道は2分するが、久し振りだと右へ進んで見る。細い谷沿いを登っていくと谷はすぐに消え、坂の途中で分岐に出合う。左に取ると斜面を巻いていきトレイル【44-2】へ出るが、遠回りになるので真っすぐ進んで行く。

最後の谷分岐で今日は右へ 坂の途中の分岐、ここは真っすぐ

 分岐を少し登ると植林地は平坦になりその奥に明かりを見る。そこが雨神社からの林道で、そこまで来ると林道に登る階段を見る。

 林道に乗ると左手に登って行く道を見る。これを登るとすぐに雨社からの登山道(如意越え)の道に出合う。左に進むと、これまたすぐにトレイル【45】の四つ辻に着く。真っすぐ下っていくと楼門の滝、山頂は右にとる。

階段を登り林道へ トレイル【45】の四つ辻に着く

 右に登っていくと、すぐに大文字山の山頂に着く。JR山科駅から2時間以上かかっているので、暑さでゆっくりだったようだ。今日は平日で猛暑なのか登山者は数人、我々もここで昼食休憩とする。

 15分でオニギリを食べ火床方面へ下っていく。5分も下ると左へ下っていく脇道を見る。一度歩いたことがある道、今日はこれを下る事にする。

 道はハッキリしていて小さな支尾根をユックリ下り始める。5分も下ると足元はシダで覆われる。冬に来た時にはシダに気が付かなかったが、歩くところはハッキリしていて問題はない。

山頂から5分下ると左への脇道を見る 途中でシダに変わるが道はハッキリ

 道が小さな支尾根を下り始めると、道は支尾根から右に下っていく。すぐに目の前に植林が現れてきて風景は一変する。道を辿っていくと谷間に出て道は止まる。この先目指すのは前方すぐ先に見える支尾根にある古道である。

道は支尾根から右に下っていく 道を辿っていくと谷間に出て道は止まる

 でも谷間へと下っていく踏み跡を見る。ここに最初にやってきたときは、この谷間を下り鹿ケ谷道のトレイル道に出合い、そこで「彩りの森復活プロジェクト」の標識に出合った。

 今日は谷間に降り、すぐ西の支尾根へ進入する。この支尾根にはこの付近から少し掘りこまれた道があるのでこれを歩くためである。今日山頂付近から下ってきた脇道がこの支尾根の掘りこまれた道につながっていたと思われる。この谷間だけ消えているようだ。早速道を見つけるが倒木で歩きにくいので、少し下った所から道へ降りる。

彩りの森復活プロジェクトの谷間 支尾根の道を下っていく

 支尾根を5分下ると前方が開け東山トレイル【46】に降り立つ。目の前には大きな石碑がたち、ここは丁度「楼門の滝」の滝上である。トレイル道は滝下へと続いているが歩きにくい谷道で下っているので、ここから谷を離れ右に斜面を巻いていく横道を歩くことにする。

滝上のトレイル【46】に降り立つ 滝上からの横道は歩き良い

 西へ快適に7分歩くと谷間に突き当たり道は2分する。横道なので標高差はー50m程度、左をとり支尾根の急な道をジグザグに下っていく。6分歩くと楼門の滝から下ってくるトレイル道に降り立つ(トレイル【47-1】)。

谷間に突き当たり道は2分する 楼門の滝から下ってくる道に降り立つ
(トレイル【47-1】)

 トレイル道を1分も歩けば鹿ケ谷の車道に降り立つ(トレイル【47-2】)。周囲に建物は見えてくるが、ここから錦林車庫バス停までは標高差100m下ることになる。いつものように谷水が引いてあるのか水が流れているところで小休止、靴や用具を荒い収納する。

 バス停まで1Km余りだが、西日が当たる鹿ケ谷道は暑くてしんどいのでゆっくりと下っていく。火床への登山口を過ぎると民家が増えてきて、前方からご婦人がノコノコやってくる。毎日の事とはいえご苦労様です。こんな急坂、「こんなところには住めへん!」と二人。

鹿ケ谷の車道に降り立つ【47-2】 「こんな急坂には住めへん!」と





ボタンクサギ

ハエドクソウ

ワルナスビ

コナスビ

コケオトギリ

トキワハゼ

ケムラサキニガナ

ミゾホウズキ

ボタンズル





あなたは地のすべての境を定め、
夏と冬とを造られました。


詩篇 【 74:17 】
暑い夏を感じるムクゲの花


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