京都府立植物園 初夏の花⑤
2021.06.30
水辺に咲くイヌヌマトラノオ オカトラノオとは一味違います

■ 2021.06.30 梅雨本番、今週も来週も雨模様が続く。今日の雨の降り出しは昼頃から、それではと午前中に京都府立植物園へ出かける。

 梅雨時分に咲く花は少ない。でも「何か咲いているだろう!」と期待していたが、結果地味な花が多く、植栽種のあでやかな色だけ印象に残る。藪を掻き分け野草観察しているとたくさんの蚊が寄ってきて、「山と一緒や!」と。





バイカモ

■ 霊仙山登山口の滋賀県醒ヶ井の群生が有名です。



エゾキスゲ


エゾカワラナデシコ

■ カワラナデシコより少し小型。カワラナデシコの花の縁は細かく深く切れ込む。エゾカワラナデシコの花の先は細かく裂ける。苞も違うが見分けが難しい。



ハクサンジャジン

■ ツリガネニンジンの高山型の変種。



ハンゲショ

■ 半夏生とは夏至から数えて11日目頃。 虫媒花であるために虫を誘うために花期になると、上部の葉の下の表面が白くなる、マタタビと同じ。花が終わると白い色は消える。



ヒメフウロ

■ 伊吹山山頂お花畑でよく見かけます。





ホップ

■ 皆さんの大好きな・・・。



ホタルブクロ

■ ヤマホタルブクロとは萼片で見分ける。ホタルブクロの萼片は一部が反り返っているが、ヤマホタルブクロでは萼片の間の湾入部はふくらむ。



ヤマホタルブクロ

■ 伊吹山ではヤマホタルブクロやホタルブクロも観察出来ます。よく観察しないとホタルブクロと見分けが出来ません。



ホウチャクソウ

■ 結実すれば、ホウチャクソウ、ナルコユリ、アマドコロの差がハッキリします。



ユキミバナ

■ 雪が降り出す頃まで咲くそうだが、もう咲いている花は少なく見頃を過ぎている。もう一度咲くのだろうか?。スズムシバナに似ているがユキミバナの花は模様がハッキリしている。



イブキジャコウソウ




イヌヌマトラノオ

■ オカトラノオとヌマトラノオの交配種。



キキョウ

■ 栄養がいいのか我が家の花より大きい!。



クサナギオゴケ

■ 初めて見かけました。絶滅危惧類



トモエソウ


ヤブカンゾウ

■ ヤブカンゾウの花は八重咲。ノカンゾウは花びら6枚の一重咲きで見分けできる。





■■ 園芸品種は梅雨を忘れそう!と賑やかに咲いています。

アルストロメリア

■ 品種名:インディアン サマー。



ガウラ

■ 風が吹くと白い蝶のように舞うそうな。どうりで写真が撮りずらかった。



ハナトラノオ


パッシフロラ

■ ”クリア スカイ” トケイソウ科。



ゼフィランテスの園芸品種

■ ヒガンバナ科。





野草観察は「植物生態園」で。

■ 「植物生態園」は草木が密集しているところがあり、蚊が多いので野草観察には虫よけが必要です。



「四季彩の丘」のベンチに咲くノウゼンカズラ。


■ ちょっと「四季彩の丘」まで足を伸ばしてみるが、大木なく花だけが咲いているコーナー。蓮の花等たくさんの花が咲いているが、暑い暑いとノウゼンカズラのベンチで休憩し退散。





 午前中曇りの予想だったが日が差して、湿度も高くしんどくなる。これでは熱中症になると早々に引き上げ、北山通でランチとするが、予報通り雨が降り出す。





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