ぶらり秋の野草観察
2021.10.23
リンドウたくさん咲いていました
2021.10.23 (土) 曇り時々晴れ   哲郎、道子






 今日は比良へ野草観察にでもと出かける予定だったが、湖北地方は昼から時雨れて木枯らし1号が吹くとの予報となった。ここは無理をせず近くを散策し秋の野草観察とする。

 一番みたい花はキッコウハグマ、いつも咲きはじめや見頃を過ぎていて、丁度見頃でたくさん咲いているところを観察したい。どうだろう?と出かける。

アキノキリンソウ

キッコウハグマ

■モミジハグマ属の花は似たものが多いが、葉が異なるので区別しやすい。


ホザキノミミカキグサ

■ ミミカキグサの仲間は花期が長いようだ。


ミミカキグサ

コウヤボウキ

■ 名の由来:高野山でこの枝をたばねほうきを作ったそうだ?。





リンドウ

サワヒヨドリ

■ヒヨドリバナに似た花は葉の付き方で区別するのだが、これがなかなか・・・ 。


サワシロギク

■開花時は白い花だが、秋深まるにつれ花弁が赤紫色に変わっていく 。


センボンヤリの綿花

■春に白っぽい花が咲き、秋には花茎を伸ばし先端に閉鎖花を1個付ける。


センブリ

■ リンドウの傍によく咲いているが、こちらもリンドウ科。





名残のツリガネニンジン

ツルリンドウの結実

■ リンドウの花が咲くころツルリンドウの赤い実を見る。


ワレモコウ

■ 地味な花だが、よく見ると面白い。先端の穂は小さな花の塊。


サルトリイバラの実

■ 赤い実はクリスマス用に使える。


アケボノソウ

■ 木立の中で名残のアケボノソウを見る。





 目的のキッコウハグマの花に出合え、リンドウ、センブリも予想以上に咲いていてくれありがとう。帰りに山裾の難路をウロウロしていると、ちょっとした広場でリンドウの群生を見る。誰も立ち入らない所では、野草は心地よく育つものだと思ってしまう。

 予想以上に冷え込んできた今日は熱燗にするが、どうやら風邪を引いたような気がする。木枯らし1号の予報は嘘ではなかった。





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