京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

荒川峠道東尾根から金糞峠
2022.05.20

荒川峠で丁度満開のシロヤシオを見る


日程:
・2022.5.20 (金) 晴れ   哲郎・道子

行き: JR京都駅 6:32 - 志賀(JR湖西線)
帰り: JR比良 15:53 - 京都駅


コース:
・JR志賀駅(7:15)~湖西線高架柱No64~湖西道路高架下~荒川峠道の林道入口~荒川峠登山口~荒川峠道東尾根への古道入口~P865~荒川峠道出合~荒川峠~南比良峠(昼食)~比良縦走路から金糞峠~正面谷を下る~青ガレ~大山口~イン谷口~JR比良(15:45)

注意:
・荒川峠道の東尾根に登山道はありません。途中、溝状の古道がありますが荒れていて尾根を適当に歩くことになります。P865から荒川峠道出合までは北側が崖なので要注意、特に危ない所はありませんが初心者だけで出かけないようお願いします。





 比良山系のシロヤシオのレポを見ると、どうやら裏年(不作の年)だそうな。「シロヤシオのトンネルは無い」ということであったが、久し振りだと荒川峠方面に出かけシロヤシオ鑑賞に出かける。

 ヨネちゃんの報告によると荒川峠道に倒木が多いとあったので、荒川峠道の東尾根をのぼり、荒川峠から金糞峠まで縦走路の新緑を楽しむ事にする。

 朝早い電車でJR志賀駅へ向かう。「志賀駅7時過ぎなので、比良駅には15時頃には着くだろう」と哲郎。志賀駅で降り高架下を北へ進む。高架柱No64で西に折れると比良山系を見ながら歩くことになる。

JR高架柱No64で西にとる 正面に比良山系を見ながら歩いていく

 荒川峠登山口までは遠いので、色々花を楽しみながら進んで行く。大きな通りを渡ると細い地道に変わり、萬福寺に突き当たると右に巻いて山へと向かう。用水路沿いに進んで行くと雑木林に出合うが荒川峠へは雑木の中の道を進む。春の花は終わっているので、今はモチツツジが賑やかである。

 雑木林を抜け目の前の湖西道路を潜ると、目の前に左へ登っていく道を見る。これが荒川峠登山口へ続く林道である。登山口まではまだまだ遠い、ユックリ花を観察しながら・・・と言ってもこの時期花は少ない。だんだん登っていく林道は辛く、朝早いのだが汗をかいてくるので途中の用水路で小休止しする。

真っすぐ雑木林の中を進む 湖西道路を潜ると荒川峠への道

 歩き始めると車が2台追い越していく。橋を渡るとS字カーブが2回あり、それを登りきり大きな堰堤を過ぎるとやっと荒川峠登山口に着く。志賀駅から75分かかっているので、今日はユックリ歩いてきたようだ。堰堤上の河原でキャンプをしているので、先ほどの車はキャンプ仲間かも知れない。飲水後すぐに登り始める。

 登山道はハッキリしていて歩き良い。最初は東へ150m登っていき、西へ折り返しゆっくりと登っていく。斜面を巻くように登っていく道はだんだん北向きに変わり崖上を歩くようになると、荒川峠道の東尾根への古道入口に着く。

荒川峠登山口 東尾根への古道入口

 早速古道を歩きはじめる。少し登ると支尾根のようなところに出合い、ここから右手に斜面の横道に変わる。道は荒れてはいるがハッキリしている。

 入口から10分も歩くと右に折れ、すぐに細い支尾根の先端に乘る。ここで古道は消えるが細い支尾根を右にとり巻きながら登って斜面に突き当たると、そこに再び古道を見る。

 後はこの古道を辿って尾根中央へと登っていくのだが、斜面を登っていく古道は倒木で埋まっていて歩けないので古道の左側を古道に沿って登っていく。適当に登った後、古道に戻り後は古道を歩いていく。

小さな支尾根を巻いていくと古道が 古道が進めない時は左の斜面を登る

 古道入口から25分登ると明るい植林地に変わり広場のようになっているので尾根中央に着いたことが分かる。後はこの荒川峠道東尾根を北へと登るだけである。足元にはバイカオウレンやイワカガミの葉をたくさん見るが、花が咲いたような形跡はない。

 この尾根にも古道がある、昔の作業道だろう。植林地を登っていくと、すぐに周囲は雑木に変わる。この古道は境界線になっていて境界のマークをたくさん見る。基本は左手は植林、右手は雑木であるが、植林は時々現れる程度なので雑木の尾根を楽しむ事が出来る。

尾根中央に着く 境界マークに造林公社とある

 後は雑木の尾根を楽しみながら登るだけだが、花が咲いていないので秋の紅葉を楽しみながら・・・というほどではなく新緑を楽しむだけである。

 標高700mぐらいまでは緩やかな歩きが続く。周囲の景色はまだ比良らしく無く、藪山を登っているような感じだが、これもまた楽し!。

雑木の尾根を楽しみながら登る

まだまだ標高670m付近

 標高700mを過ぎると少しずつ登り始める。遠くの赤く咲くヤマツツジを眺めながら、足元の野草観察や頭上の緑を楽しみながらシンドさを紛らわす。

時々頭上の緑を楽しみながら

 足元に低木の杉を見ると疲れが消える、目標のP865が近づいてきた!。もうこの付近には道も踏み跡も無い。杉を掻き分けて登っていくとシャクナゲが増えてくる。もうP865はすぐそこである。

低木の杉を見ると疲れが消える P865はすぐそこ

 P865はシャクナゲの奥のようだが、シャクナゲの上を歩いていくのでシャクナゲのの手前で左に折れシャクナゲに沿って進む。時刻は10:30なので、荒川峠登山口から丁度2時間である。この暑い日では予定通りの時間である。

 ここから尾根を西向きに登っていき荒川峠道出合を目指す。この尾根、すぐ北側には切り立った崖上を歩くことになる。

崖傍の細い尾根が続く

 荒川峠出合までこんな崖上を数回歩くことになるが、紅葉の時期にはここを歩くと綺麗なのだろう踏み跡は崖すれすれの所に残っている。

崖からちょっと離れて歩く道子

 足元にイワカガミ、頭上にシロヤシオが増えてくる。残念だがいずれも見頃を過ぎていて写真に残すような物ではない。イワカガミは縦走路にまだ残っているようなので撮らなくても良いと思いつつカメラを向ける。久し振りのシロヤシオ、綺麗に残っている花だけカメラを向けるが、何故か崖上に咲いているので要注意。

紅葉が綺麗なシロモジの林を登っていく

 荒川峠道へと登るにつれシロヤシオやイワカガミはだんだんと綺麗に咲いてくるので、「前の写真は不要だった!」と・・・、これを繰り返すことになる。「あ~あ、時間がかかってしまう!」。

 シロモジの林を登っていくと荒川峠道出合まで続く崖に出合う。最初は崖横を歩いていくが、進むにつれ左手の斜面が広がってくるので尾根から一段下を歩いていく。

最後に続く崖、荒川峠道は近い

 P865から35分かかって荒川峠道に出合う。イワカガミやシロヤシオの写真の撮り直しで時間がかかってしまったようだ。ここは荒川峠道が峠手前で斜面の横道に変わる所で、道横にシャクナゲの木がある所である。

 ここは紅葉が綺麗な峠道、当然のように新緑も綺麗である。足元にはイワカガミが綺麗に咲き、ここまでにたくさん撮ったイワカガミ写真は不要となった。

紅葉も新緑も綺麗な荒川峠道に出合う

 数分歩くと荒川峠に着く。「わあ~、綺麗に咲いている!」と道子、峠に丁度見頃のシロヤシオを見て二人は喜ぶ。「何や、咲いているやん!」と哲郎、これを見て、ここまでに苦労して撮ったシロヤシオの写真も不要になってしまった。シロヤシオの後ろにはベニドウダンが、こちらは見頃まではもう少し。

 イワカガミとシロヤシオを見て、今日の目標は達成!。後は何処に下るかである。ここまで予定より10分の遅れで済んでいるので、登りのある堂満は止め金糞峠か北比良峠へ向かうことにする。

南比良峠から金糞峠へ向かう

 縦走路を歩くのは久し振り、花を楽しみながら20分で南比良峠に着きここで昼食とする。予定時刻に到着し安心したのか、ここで25分の昼食休憩となる。

 「遅くなった!」と金糞峠へと歩きはじめる。金糞峠までほぼ水平な道が続き、色々な花を楽しみながら金糞峠に着く。

金糞峠への道、「ここが今日一番綺麗や!」と道子

 金糞峠到着は13:00なので北比良峠は諦め正面谷を下ることにする。金糞峠から正面谷を下るのは5年ぶり、ガレた登山道を見て、急坂を下るのが苦手な道子はゆっくりと下り始める。ズルズル滑る道、「やはりここは登りにつかう所や」と哲郎。

 ユックリ下るので青ガレまで時間がかかってしまう。青ガレに出合うと一安心、正面谷に降り顔を洗う哲郎、道子も一安心する。もう疲れた二人はゆっくりとタニウツギが咲く道をイン谷口へ下っていく。

ガレ場はやはり嫌だった道子もヤレヤレと

 15:00イン谷口に着き「随分遅れてしまった!」と休むことなくJR比良駅へ向かう。





アシウテンナンショウ

イワカガミ

コナスビ

シライトソウ

ツクバネソウ

オククルマムグラ





ベニドウダン

ユキグニミツバツツジ

モチツツジ

ヤマツツジ

シロヤシオ

シロヤシオの葉も美しい










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