京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

大文字山 北白川~山頂~行者の森
2022.02.05

北白川琵琶町にある日天寺から登ってみる


日程:
・2022.02.05 (土) 曇り   哲郎・道子

コース:
・北白川仕伏町バス停(10:15)~北白川琵琶町バス停~日天寺~斜面へ取りつく~中尾城址~谷出合~中尾の滝~幻の滝で昼食~大文字山山頂~銀閣寺登山道を下る~中尾城への分岐~中尾城址~銀閣寺行者の森(13:25)

注意:
・北白川琵琶町バス停にある日天寺へは急勾配の階段を登ることになります。最後の拝殿で階段は終わり急斜面を登ることになります。階段から山へ抜ける出口はなく階段の手すりを越えていくことになるので、お勧め出来ません。






 先日3回目のコロナワクチン接種を終えたばかりの哲郎、腕を動かすとまだ痛いので大事をとって今日は大文字山への散策とする。今日のコースは楽な北白川から取りついて山頂へ向かい、宿題の若王子へ下る道を探索しようと出かける。

 北白川仕伏町バス停から山中越えの道を進んで行く。狭い道だが交通量が多く歩道が極端に狭いので歩きにくい。今日はダンプが多くスピードを出して通り過ぎていくので、ぼんやりと歩道を外れると危ない!。民家がが少なくなると狭い歩道も無くなり、注意して歩くようになる。

白川に沿って歩いていく 北白川琵琶町バス停に着く

 15分歩くと北白川琵琶町バス停に着く。ここで飲水休憩していると、目の前の朱色の鳥居をみた道子、「今日はここから登ってみよう!」と。

 この付近の地形図を持っていない哲郎はスマホで地形を確認する。「この階段を上り尾根を詰めていくと中尾城址へいけるようだ」と哲郎。

 階段から斜面へ取りつけることが出来るかどうか分からないが、二人は階段を登り始める。登れそうもない急階段を・・・と思ったら、その横にジグザグに登っていく階段を見てこれを登っていく。5分も登ると日天寺と書いてある本堂?に着く。鳥居のペンキが剥げているので、この寺はもう廃寺になっているのかも知れない。

ジグザグに登っていく階段を 日天寺に着く

 ここからさらに登っていく階段を見るので、それを登っていく。礼拝堂?で行き止まるが山への出口が無い。仕方なく手すりを越え斜面へ移動する(お勧め出来ません)。

 斜面は急勾配なので登れるところを探す。尾根が登れなくなり斜面を巻いて右の支尾根へ移動する。支尾根の先端には下から登ってきたような跡があり、「一体どこから登ってきたのだろうか?」と思ってしまう。

 雑木の支尾根を登っていくが、確かに踏み跡が続いている。勾配が緩やかになると緩やかな稜線に乘る。ここは中尾城址がある稜線の端で、以前中尾城址からここまで来て引き返した事を思い出す。

山への出口がないので失礼します!
(お勧めできません)
踏跡がある雑木の尾根を上り稜線へ

 緩やかな稜線を150m南へ進んで行くと、右手に下っていく道を見る。ここを下ると銀閣寺の行者の森へ下ることが出来る。この付近を歩くのは5年振り、何やら新鮮に見える。

 分岐からさらに南へ進むと広場に出合うが、ここが中尾城址で琵琶町バス停から35分も掛かってしまった。ここにピークハンターさんの小さな標識がぶら下がっている。

行者の森へ下る分岐 中尾城址の森の広場

 中尾城址すぐの分岐、ここから右へ少し下り斜面の巻き道に進むのだが、道子は真っすぐ尾根の踏み跡を辿っていく。ぼんやり歩く哲郎も道子の跡を追ってしまう。すぐに「こんな尾根はなかった!」と気付く哲郎だが、今日はこの道を歩くことにする。

 尾根は少しずつ下り始め東から北へと向きを変えゆっくりと下っていく。5年前にはこの尾根道にこんなにハッキリした踏み跡は無かったので、最近この尾根道を下る人が増えてきたのだろう。地形図を見ると200m以上北へ戻っている「あちゃ~」。

こんなにハッキリした分岐を間違えた二人

 前方に緑の橋へ下っていく谷が見えてくる。登山道は対岸にあり谷は深い溝状になっているので渡渉出来る所を探し渡る。

 飲水休憩後南へと谷沿いを登っていく。すぐに左岸への渡渉ポイントに着く。以前ここに丸太の橋が掛かっていたところである。左手には尾根に登っていく道を見るが、今日はこのまま谷沿いを進み中尾の滝へ向かう。

谷に出合い渡渉ポイントを探す

 すぐに中尾の滝、一見し山頂へ向かう。登山道までくると上流から団体さんが通り過ぎていく。こんな道を歩くのは皆さんご高齢のようである。

今日は大きく見える中尾の滝

 滝上にくるが、今日はスパッツをしていないので左手の尾根を登り幻の滝へ向かう。心地よい雑木の尾根を10分足らず登ると右の谷から登ってくる道に出合う。

 銀閣寺登山道の「A-17」から下ってくる支尾根を過ぎると、幻の滝手前の谷間へ下っていく。11時50分、ここが暖かいとここで昼食とする。

今日は谷筋を止め支尾根を登っていく 幻の滝手前の谷間へ下っていく

 15分の昼食休憩後、山頂へ向かう。谷間を道なりに登っていくと、道は折り返すように左手の尾根に登っていく。一登りし尾根に乘るとここは「出合坂」と呼ばれていて、右へと尾根を登っていく。

 5分登ると道は斜面に突き当たり左へ進んで行く。すぐ右手には階段状の道が見えるが、この道は山頂手前の銀閣寺からの登山道に出合う。今日はもう少し進んで、ここも雑木の中を進んで行く階段状の道、ここをを歩くことにする。

 雑木林を抜けると広い斜面に出る。ここは山頂直下、ゆっくりと登っていく。途中振り返ると北に比叡山とロテルド比叡が良く見える。最後は植林地の中を登っていくと山頂のベンチ裏に出る。

幻の滝から山頂へは
谷間を道なりに登っていく
最後は山頂下の広い斜面を登っていく

 大文字山山頂に着く。今日は30人程度と土曜日にしては少ない。二人はもう昼食を済ましているので下山することにする。予定では若王子へ下る道の探索であったが、中尾城址へ引き返すことにする。

 尾根に進入したポイントは分かっているが、どのように目に映ったかを再確認するため、中尾城址へ引き返す事にする。

今日は人が少ない大文字山山頂

 山頂から火床への道を下っていく。標識「A-17」を過ぎると2~3分で右へ斜面を巻いていく道の分岐を見る。この道が中尾城址への尾根で、右にとり早速下っていく。

 中尾城址まで来て、今朝間違って進入した尾根道の様子を見る。尾根の踏み跡はシッカリしていて、中尾城址から真っすぐの尾根なので、ぼんやりしていたら進入しても仕方ないようだ。

分岐から中尾城址への道をとる 中尾城址から真っすぐ進む尾根
踏み跡はシッカリしていた

 分岐の確認も終わり、北にある分岐を下って行者の森へと下っていく。最初の急坂はすぐに終わり、快適に下っていく。この道も5年振りですべてが新鮮に見え、2018年の台風による倒木も処理されて難なく歩く事が出来る。

 P220下を巻いていくと下り始める。途中ところどころで京都市街地が見える。最後は伐採された植林地を抜けると銀閣寺登山道に降り立つ。

行者の森へは分岐から急坂を下る 植林地を抜け銀閣寺登山道に降立つ




開いている店も観光客も疎らな銀閣寺参道




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