京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

比叡山 比叡アルプスから曼殊院
2022.04.27

新緑の比叡アルプスを楽しむ


日程:
・2022.04.27 (水) 晴れ   哲郎・道子

行き: 京阪三条 8:55 - 地蔵谷(京阪バス)
帰り: 一乗寺清水町バス停 15:14 - 四条河原町(京都市営バス)


コース:
・地蔵谷バス停(9:22)~比叡アルプス取りつき~P383~送電線鉄塔~白鳥越分岐~大鳥居(トレイル【東山67】~一乗寺道下山口(トレイル【65】)~谷筋崩壊で引き返す~トレイル【65】~トレイル道を下る~林道分岐(トレイル【64】)から一乗寺道出合~曼殊院~一乗寺清水町バス停(15:10)

注意:
・トレイル【東山65】から曼殊院へ下る一乗寺道は谷筋が崩壊し、またがけ崩れがあるので2022.04現在通れません。





 今日は9時頃まで雨の予報、さらに16時過ぎには子守?と忙しいが、近くへ出かけようということになる。雨は9時には上がりそうなので比叡アルプスの新緑を楽しんで一乗寺道を下れば早く帰ることが出来るだろう!と出かけることにする。

 京阪バスで地蔵谷バス停へ向かう。今日は平日、少し遅い三条京阪8:55発比叡平行きのバスに乘る。バスが集落を抜けると両側に新緑が広がり心地よい。狭い道で交通量の多い道だが、バスがやってくると皆止まって道を空けてくれる。

 ラジウム温泉がある地蔵谷バス停で降りる。ストックを取り出し、すぐに比叡アルプス取りつきの支尾根の先端へ向かう。すぐの所にある駐車場裏の支尾根の先端にある取りつきに向かうが、道は駐車場の建造物に突き当たり駐車場からは登れないので小屋の裏から斜面を巻いて支尾根に取りつく。

地蔵谷バス停から比叡アルプスへ 白川の橋を渡ると右手が支尾根先端

急斜面を巻いて支尾根へ 支尾根の道先端は通れません

 支尾根に乘ると溝状の道があり、これを登っていく。周囲は雑木の新緑が広がり心地よい。標高差50mも登ると道は消え支尾根は東寄りに向きを変え細い尾根に変わる。

支尾根の溝状の道を登る

 目の前に藤の花を見る。「藤が咲いている」と思って周囲を見渡すと、手の届かない高い所にたくさん咲いている。所々で低木のガマズミの仲間だろうか白い花が目に付き、これが新緑に映える

藤の花が綺麗に咲く ガマズミだろうか?

 2018年台風の倒木が少し残っているが、尾根にがけ崩れも無くほとんど変わっていないので安心する。この時期にここを歩いたことは無いが、予想通り新緑が続くので心地よく歩くことが出来る。

 標高330m付近まで登ると南から登ってくる支尾根と合流する。ここからしばらく水平な細い尾根が続く。

新緑が心地よい 南から登ってくる支尾根と合流する

 細い尾根が続くのが比叡アルプス、単純な道だが飽きない。次のチェックポイントはP383、少し登っていくとP383に着く, 地蔵谷バス停から75分である。ここに小さな標識があるので分かる。ここを下った所に分岐があり、西へ下っていくと無動寺川の中流に降り立ち谷沿いに下っていく古い登山道がある。比叡アルプスは通常この下る道を利用する。

P383の標識 西へ無動寺川へ下る分岐

 次のチェックポイントは送電線鉄塔、そこまでこれと言った目に付くような記憶に残るようなものは無い。尾根は少しずつ登り始め、所々で尾根に大岩が目立つようになり足元は少しザラザラしてくる。そんな中色鮮やかなヤマツツジが目を楽しませてくれる。

大岩が目立つようになり ヤマツツジが目を楽しませてくれる

新緑の比叡アルプスを楽しむ

 尾根は次第に東に向きを変え、登山らしく登り始めると送電線鉄塔に出合う。地蔵谷バス停から丁度2時間である。ここまでくると尾根歩きも飽きてきて、次のチェックポイントの白鳥越分岐に急ぐ。

 20分歩いて白鳥越分岐に出合う。比叡アルプスはこの先「一本杉」まで続くが、今日は「早く帰ろう!」と左をとり大鳥居(トレイル【東山67】)へ下ることにする。

白鳥越出合の古い標識 大鳥居へ下る尾根から北に比叡山

 大鳥居まで西へユックリ下っていく道は歩き良い。良く歩かれているというよりよく走られているので道はシッカリしているが、今日は平日なので自転車に出合うことは無かった。20分下って大鳥居がある広場に降り立つ。

大鳥居まで西へ尾根を下る 大鳥居がある広場に降り立つ

 丁度12時、ここで昼食とする。広場にあったベンチは皆壊れているので石に座ってオニギリを食べる。目の前には小石で囲まれたクリンソウの株がたくさんあり、もうツボミが出ているので連休には楽しめるだろう。ここは川沿いなので斜面に野草を見る。25分の昼食休憩も終わり一乗寺道下山口へ向かう。

大鳥居広場にクリンソウ トレイル道を下って一乗寺道へ向かう

 東山トレイルも新緑が綺麗で心地よい。トレイル道南へ25分下ると林道が終わり、下っていくと【東山65】の分岐に着く。久し振りだと一乗寺道を下り始める。一乗寺道は比叡山参詣道の無動寺道の一つで、途中で地蔵谷道と合流し桜茶屋から弁天堂へ向かう道で最も利用された参詣道の一つ。

トレイル【65】から一乗寺道 一乗寺道の古道は破線の道

 古道は崖上の高い所を削って作られていて、斜面を巻いてユックリ下る。昔は重機がなく手掘だろうが、こんな急斜面を削ってまで道を作る需要があったのだろう。西にユックリ下っていく道は、すぐに南へと折り返すように南の支尾根に沿って下り始める。

崖上のこんな急斜面を削って・・、一乗寺道

 道は急に折かえすように谷間へと下っていく。斜面には彩りプロジェクトの苗木を保護するネットをたくさん見る。谷間を少し下って右岸から再び左岸の尾根上をすすんでいくのだが、その谷間が大きく崩れている。この付近は道なりに進んでいたので周囲の地形が余り記憶にない。

保護ネットを見ながら右岸へ向かうが

 もう少し下って谷上の左岸の道に乘るのだが、「土砂崩れの横を強引に下ろうか?」と考えてしまう、途中で進行出来なければ引き返すのに時間と体力を使ってしまうのである。でも哲郎に引き返すという考えは無かった。右岸の斜面奥に森再生プロジェクトの樹木保護のフェンスを見る。「何やら歩けそうだ!」とそちらへ進んでみることにする。これが間違いで後で苦労することになる。

目の前の谷筋が崩れていてどうしよう 右岸の斜面を強引に詰めていく

 どんどん詰めていき支尾根下までくるが、道はなく「もう谷へ引き返すのは危険だ!」と、この支尾根を少し下ってみることにする。下方が見渡せるところに着き、左右を確認する。この斜面を下れば谷支流に降りる梯子のポイントに出るはずだが、そこまで簡単に降りられる所は見当たらなかった。「今日はロープが無いので!」と下降することを諦め、この支尾根を登ることにする。

急斜面を巻いていく 下方が見渡せる所まで進んでみる

 急斜面の支尾根は登るにつれ勾配がきつくなる。目の前に大岩が2つ狭い尾根を塞ぐ。幸いにもその間を抜けることが出来「やれやれ」と思う頃、道に出合う。先ほど下ってきた古道が西から南へ折れるポイントである。これまた「やれやれ」と、古道を登ってトレイル【65】へ向かう。

 すぐにトレイル【65】に着く。支尾根を引き返したので結果的に45分のロスで済んだようだ。すぐにトレイル道を南へ歩き始め一乗寺道の橋へ下る林道分岐(トレイル【64】へ向かう。ミスをした後は足が重いが、目の前の新緑を見ると疲れがとれる。でも哲郎の頭の中では「目的は左岸なのに、なぜ右岸へ進入して行ったのだろう?」と考えながら歩いていく。

急な細い支尾根を登ることにする 新緑を見ると疲れがとれる

 雑木道を17分歩いてトレイル【64】の林道分岐に着く。すぐに北へ曼殊院へと下っていく道を歩きはじめる。この林道は過去に1回歩いたかどうかも記憶になく、歩いたとしても20年以上前だろう。広くてユックリ下っていく道は歩き良い。西方が開けていてその山々の木の高い所に藤の花が見える。20分歩いて一乗寺道の橋分岐点に着く。

曼殊院へ下る林道は歩き良い

 早速一乗寺道の橋から谷沿いの道の様子を調べてみる。橋からすぐのところでがけ崩れ、これは歩くのは大変だ!とすぐに橋へ引き返す。上流の様子は分からないが一乗寺道は当分の間歩けないようである。

橋からすぐのところでがけ崩れを見る

 「これ見て!」と道子、橋分岐の標識に「悪路・絶対無理・がけ崩れ」と落書きがあった。「きょうは一乗寺道が歩けなかったのは残念だが、いろいろと楽しかった!」と曼殊院へ向かう。自転車の侵入防止か以前より厳重になったゲートを抜け、武田薬品試験場の間を通り一乗寺清水町バス停へ向かう。

橋の標識に 「抜けられない!」と道子

 「あっ!、今日は夕方来客が!早く帰らなくては」と急ぎ足になる。

タニギキョウ

ミヤマハコベ










トップへ