横谷峠に着き、蛇谷ヶ峰へ向かう
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行き: JR京都駅 6:31 = 7:23 近江高島 7:27 - 畑バス停 |
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帰り: 畑バス停 13:54 - 14:16 近江高島 14:21 = JR京都駅 |
注意:
・須川峠を畑へ下る峠道、小さな谷を3回渡りますが、不鮮明な道もありますので注意してください。
・近江高島駅での乗り換え時間が少ないので急いで下さい。
先週から天候がすぐれない、昨日は天候が良かったが歯科の予約があり残念、今週末から不順な天気が続きなかなか出かけられないだろうと。でも今日は15時まで雨は降らないという予報で蛇谷ヶ峰へ出かけることにする。
最近コロナ感染が増えてきて電車に乘るのにも気を遣うことになるが、今日は早朝なので乗客は少なくて助かる。電車から見る風景は決して「良い天気」とは言えない。電車の遅れもなく近江高島駅で予定通り畑行きのバスに乗るが乗客は我々二人。バスから見る蛇谷ヶ峰はガスがかかって見えない。
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バスから見る蛇谷ヶ峰はガスに覆われ | 畑バス停の待合室で準備する |
畑バス停に着き準備し、トイレを借りる。川沿いににオレンジ色の花を見るので近づくと、ヤブカンゾウがたくさん咲いている。ユックリの準備も終わり横谷峠への取りつきへと集落の中を歩きはじめる。
8:00、バス停から西寄りの道を歩いて行くが結構勾配があり朝からシンドイ。そう、今日は朝から日は射していないがじめじめと蒸し暑い。神社前の広場にはたくさんのヤブカンゾウやオオバギボウシが咲いている。マンネングサもたくさん咲いていたが仲間が多いので同定がね~。
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バス停から歩きはじめるが、蒸し暑い | 道子もスマホで、ヤブカンゾウ |
道路わきの溝にはホタルブクロやミゾホウズキ、ミズタビラコ等が咲いていて、カメラを向ける哲郎は道子に随分と遅れてしまう。
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ヤブカンゾウ |
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オオバギボウシ |
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ミゾホオズキ |
舗装道をバス停から600m程歩くと、道は南へと折れる。この折れたところが横谷峠への取りつきである。民家の間にある舗装した道へ進入する。表からは道に見えないが民家を過ぎるとすぐに棚田の間を登っていく道に変わる。
ここも急斜面でキツイ、むし暑い!。黙々と登っていくと植林地へ入っていく。ユックリ野草観察を楽しみながら登っていくと林道へのゲートに出合う、バス停から30分である。今日はなかなか開かないと手こずる道子、やっと開いて林道に出る、ここが横谷峠登山口である。
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民家の間が横谷峠への取りつき | ゲートを抜けると、ここが横谷峠登山口 |
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トリアシショウマ |
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トリアシショウマの葉 |
■トリアシショウマの雄しべは10個、葉は3回3出複葉。ヤマブキショウマの雄しべは20個、葉は大体2回3出複葉、ヤマブキのように葉脈がハッキリし11本以上あるので分かる。(葉を見れば区別できる)
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オトギリソウ |
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ハグロソウ |
■葉が黒いのでハグロソウ、オハグロソウではありません。
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ヤマアジサイ 1 |
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ヤマアジサイ 2 |
林道のゲートの反対側に横谷峠登山口がある。そこの標識は折れて「○○タ峠」とあり、昔はヨコタニではなくヨコタ峠のようであった。最初は谷沿いを登っていく。
10分も登ると道は左に折れ支尾根へと登っていく。すぐに尾根に着き細い尾根をジグザグに登っていく。
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横谷峠登山口から谷沿いを登る | 尾根に乗りジグザグに登っていく |
風がなく湿度が高く支尾根の上りはキツイ。足元のヤマジノホトトギスを見ながら登っていくが、花はまだまだのようだ。周囲が植林から雑木に変わると峠が近いことが分かり元気も出てくる。林道登山口から40分登って横谷峠に着く。
緑が広がる峠は心地よいが、すぐに蛇谷ヶ峰へ向かって歩きはじめる。
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雑木が現れてくると峠は近い | 横谷峠 蛇谷まで3.3Kmとある |
広い尾根、最初は尾根の右寄りを歩いていくと、尾根の中央が一段と高くなっていく。足元には以前よりはっきりした踏み跡が続き、団体さんが歩いたのだろう、立派な道となっている(トレランの大会でもあったのやろか?)。左手に登っていく溝状の道まで来て、その道を登って一段高い尾根に乘る。
ここから「比叡・比良トレイル」と描いた帯状のマークが木に巻いてあり、これが続き鬱陶しい哲郎、「案内が多すぎる、木が傷むだろうし、何故標識にしないのか?」。この尾根の分岐には立派な標識があり、それ以上の案内は不要、すぐテープを巻きたがるグループのセンスが疑われる。
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足元には道が出来ている。 | 「何故標識にしないのか?」 |
横谷峠からの尾根道は植林が目立つ。所々支尾根の分岐があるが尾根は1本なので間違っても直ぐ気づくだろう。横谷峠から今日は25分で荒谷峠に着く。
アラ谷峠からは尾根に植林が続き、楽しみは足元のトンボソウだけになる。植林の中ユックリ下って10分で須川峠(ボボフダ峠)を過ぎる。ここから再び登り始める。
しばらく植林の中を登っていく。足元に咲くトンボソウはみなこれから、目を引くのはコナスビの黄色だけである。植林地を登りきると周囲は雑木に変わり、ここから蛇谷ヶ峰までは心地よい雑木の尾根が続く。
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アラ谷峠 | 須川峠(ボボフダ峠)を過ぎる |
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トンボソウはこれから | コナスビ |
P702から少し下ると滝谷へ下る古道分岐、ここを過ぎるとしばらく緩やかな雑木の尾根が続く。このコースの目的は、この緩やかな雑木の尾根を楽しむことなのだが、残念ながら今日は蒸し暑く快適な歩きとは言えない。
足元にイワカガミの群生を見たり、まだ蒼々しいハナヒリノキの横を歩いていく。所々で狭い尾根上の道が2分する。尾根では基本、登山道を歩く、団体さんが別ルートで歩くと新しい道が出来てしまい・・・、道が増えてくると狭い尾根は植物が減り荒れてくる。団体の先頭を歩く人のセンスの問題である。
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イワカガミは葉ばかり | ハナヒリノキが続く |
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雑木の尾根を楽しむのだが、蒸し暑い! |
P752を過ぎ緩やかに下っていくと尾根は斜面に突き当たり西へ登り始め、標高差70m急斜面を登ることになる。蒸し暑いのでユックリ登る二人、途中で飲水休憩を入れる。着いた小ピークは標高850m、山頂は902mなのでもうすぐである。
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この宇宙船?・・ギンリョウソウの実 | 西へ折れる標識(センスある標識) |
山頂までの道は細い雑木の尾根が続き、足元にシダが続くと山頂は近い。ガスが漂ってきて何故かむっと暑さを感じる。そのシダの道が急に登り始めると山頂に着く。
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まだ青りんご オオホオジロノキの実 | シダの道が急に登り始めると山頂 |
山頂到着11:00、予定通りである。今日は誰にも合わないだろうと思っていたら、山頂に先客、一人の男性に出合う。このガスでは琵琶湖方面は何も見えない。山頂にはトンボが飛び交っているがアブは?「1匹いた!」と道子、少し下った方が涼しいだろう!とすぐに畑へ向かって下山し昼食場所を探す。
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蛇谷ヶ峰に着く | ガスが漂う道を下る |
ガスが切れた頃東へ急坂を下るポイントの標高850mの小ピークに着き、ここで昼食とする。ゆっくりと25分の昼食休憩、「ちょっと長すぎた!」といいつつ東の急坂を下り始める。今日は登る前から「今朝は、かかとがおかしい!」と言っていた道子、下りは慎重に歩くので時間がかかる。
須川峠までは同じコースなので周囲の景色は登りと同じ、ただ緑の尾根を楽しみながら下っていく。
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緑の尾根を楽しみながら下っていく |
12:15に須川峠に着く。ここからバス停まで約1時間なので十分バスに間に合うことになる。もう急ぐ必要もないのでゆっくりと植林地を下っていく。
峠道を25分下ると谷分岐に着き、右手の小さな谷を渡る。斜面を巻ながら進み登山道が行き止まると左の段になった植林地を下り右の谷に寄って行き渡渉ポインへ向かう。対岸の登山道を探していけば渡渉ポイントは見つかる。
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須川峠道を下っていく | 最初の小さな谷を渡る |
最後の谷を渡ると右下に大きくなった谷横を歩くことになるが、谷上少し高いので注意して歩く。数分歩くと堰堤に出合う。ここは左岸の少し谷上を歩いていく。堰堤を過ぎると林道登山口までは5分、広い谷間の左岸の道を探しながら進んで行く。
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最後の谷を渡る | 堰堤に出合うと林道は近い |
13:03林道に降り立つ。バス停までは20~30分程度、後は観察する野草次第である。といってもこの時期咲いている野草は少ない。
15分林道を歩くとバス停へのゲートに着く。着替えを急ぐ道子は急ぎ足でバス停へ向かう。哲郎はその後ろからゆっくりと下っていく。野原にはたくさんのヤブカンゾウが続く。
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ボボフダ峠登山口の林道へ降り立つ | バス停へのゲートを抜ける |
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モリアオガエル |
バス停で着替える。今日は全身汗に浸かったように濡れているので靴下や下着まで全て着替える事にする。靴下を脱いだ哲郎、靴下に血を見て「アレ~!」待合室に2匹のヒルが動いている。このコースでヒルに出合った事はなく「ヒル対策が十分でなかったようだ」と反省する。
ヒル処置や着替えを済ました頃バスがやってきて「やれやれ!」。バスに乘ると別世界のような涼しさ、乗客は朝と同じ我々だけ、二人を乗せ近江高島駅へ向かう。
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畑集落を見ながらバス停へ | トイレと待合室がある畑バス停 |
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アカモノの実 | ヤマボウシの結実 |
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ネムノキ |
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ネジバナ |
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ヌマトラノオ |
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ウツボグサ |
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一日中蒸し暑かったが、蛇谷南尾根を楽しむ |
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