京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

二料から萩谷 林道萩谷岡山線散策
2022.09.12

二料山荘に寄ってみるが、活気なくひっそりしている


日程:
・2022.9.12 (月) 晴れ   哲郎・道子

行き: JR高槻駅北 7:53 - 二料
帰り: 萩谷バス停 16:22 - JR高槻駅北


コース:
・二料バス停(8:45)~二料山荘~大谷橋バス停~橋を渡り地道を東へ~水道施設で行きどまる~南へ谷沿いの細い道~植林地谷沿いの古道~谷分岐(ここで間違う)~谷源頭~P551~古道合流~T字路で下に林道(右に送電線鉄塔)~シッカリした道を左~林道田能線出合~空谷橋からの林道出合~鉄塔出合・こんぴら山登山口~△金毘羅山~支尾根をさ迷って林道原桧谷線出合~林道萩谷岡山線出合~地蔵谷峠~上萩谷分岐~萩谷バス停(15:25)【ロス 160分】

注意:
・二料の大谷橋から林道萩谷岡山線へ登っていく古道は途中道が荒れています。谷分岐点で迷いやすいので注意してください。。



 ポンポン山散策時、出灰道を利用するときは高槻市営バスを利用している。このバスの終点は中畑回転場・杉谷・二料がある。「二料ってどんなとこ?行ってみたい!」と道子、早速出かける事にする。

 「二料の手前に昔からある立派な建物の二料山荘を見て、もう一つ手前の「大谷橋」バス停から南へ登っていく古道(地形図破線)を歩き、出合った林道萩谷岡山線を南にとり萩谷バス停へ向かう」というコースとする。



 今日は平日、二料行きのバスは通学の子どもたちで一杯、樫田校前バス停に着くとゾロゾロと子どもたち、40~50人なのでこの学校の児童はほとんど高槻市街地から1時間近く掛け通っているようだ。自然一杯の学校で魅力があるのだろう。

 樫田校前を過ぎると乗客は我々二人、左に曲がって山間だが広い道を走っていく。バスが山間に入ると狭い谷間を走っていくが民家はほとんど見当たらない。それでも狭い谷間に田んぼが続き、今日は天気も良いと数人で稲刈りの準備をしている。

 今日、山に入る「大谷橋」バス停をチェック、次のバス停「二料山荘前」をチェックすると、すぐに「二料」バス停に着く。バスを降りると道はここから細くなっていて、その先に20~30軒の民家を見る。予想以上の過疎集落である。

二料バス停は民家も少なくひっそりして

 周りに見るべきものが見当たらないので二料山荘へと引き返していく。今日は猛暑日なのだろうか、朝から陽射しがキツイ。狭い谷間に広い道が北側にあるので全く影がなく朝から暑い。ユックリ歩いて15分で二料山荘に着く。

 二料山荘は造り酒屋の酒蔵と母屋を改修した研修・宿泊施設だそうで、母屋は江戸時代末期の建築と案内板に書いてある。現在は高槻市が管理していろいろなイベントを開催している。

二料山荘の案内板

 二料山荘を見たあと、山裾の野草を観察しながらもう一つ戻って「大谷橋」バス停へ向かう。家が見えてくると「大谷橋」バス停、早速橋を渡り地道へ進入していく。ここは数件の集落、よそ者が分かるのだろう、イヌがワンワンと吠え続き、家から離れていっても鳴き続ける。

大谷橋バス停まで戻る 橋を渡り地道を進む

 最後の家から少し進むと水道施設で地道は行き止まる。草ボウボウだが小さな谷に沿った細い道を見て、これに進入するが「これが古道かどうか心配する」。草が無くなると前方は植林地、ここで道横にお地蔵様を見るので、この道が古道と分かる。

行き止まりから小さな谷沿いを進む 草ボウボウ、先が思いやられる

 すぐ先で道は細い谷を渡るのだが、その手前に太いつるが張り出していて、それを避けた道子は苔むした岩で滑って谷に落ちる。谷と言っても小さな谷だが「打った!!」と、大きな傷パットを数枚張ることになる。

道横にお地蔵様を見る 小さな橋を渡ると植林地

 橋を渡ると植林地の中、谷沿いにシッカリした小道が続く。「予想以上にシッカリしている!」と哲郎、二人はどんどん進んで行く。暗い植民地だが足もとにクサアジサイの花を見る。

谷沿いの道はシッカリしている

 道に続く赤い表示板、関電の標識ではなく「火の用心・高槻消防局」とあり、この道はハイキングコースだったようだ。でも小路の入口が草ボウボウだったので、最近歩かれていないようである。消防局の表示板以外に道にピンクのテープが続く。これはハイキング用ではなく、足元に打ち込んだマークの上にあるので「国土調査」用なのだろう。だいぶ登ってきたのだろう谷に堰堤が続く。

道に続く赤い表示板
「火の用心・高槻消防局」とあり
谷に堰堤が続く

 道が左岸から右岸に変わると、道の土砂が流されたのだろう石組みがゴロゴロ続き歩きにくい(これで歩く人も少なくなったのだろう)。しばらくして谷が緩やかになると再びシッカリした道に変わる。数分歩くと突然道が消える。ここに橋があったのだろうか、対岸に渡れば歩けそうである。前方の突き当たった斜面に道のようなものが見えないので対岸へ渡ることにする。

石組みがゴロゴロ続き歩きにくい

再びシッカリした道に変わる 対岸に渡る

 道は荒れているが、あの赤い「火の用心」の表示板とピンクのテープを見るのでルートは合っているようである。もう谷も道もハッキリしなくなってきた。数個の岩を巻いて進んで行くと、左手に大岩を見てその先に谷分岐を見る。

赤い表示板やピンクのテープを見て
ルートは合っているようである

 大岩付近から左手へ進むのだが、哲郎は地形図を取り出して確認するが2ケースあったのに1ケースしかない。この先不安なので一人で少し引き返して探してみることにする。どうも落ちていないようで「ザックにスケールの小さな地形図があるし、いいか!」とポケットを再度確認すると、何のことはない!!、ケースが重なって1ケースに見えただけだった。すぐに道子の待つ谷分岐に急ぐ(急いだのがいけなかった)。

前方に谷分岐を見て、真っすぐ佐俣へと

 「ピンクのテープがあるし!」と目の前の分岐で佐俣をとり進んで行く。結果的にこの地点でコースアウトしてしまった。「地図がない!」と分岐手前の大岩付近の進路を調べていなかったので、分岐を見過ごしたようだ。進んでも地形図にある急坂を登り支尾根に乘るような所はなく、あのピンクのテープが続いていたのでどんどん進んでしまった(「テープに頼ってはイケマセン」を忘れていた!)。

 谷間は歩きやすく、ピンクのテープは続いているがあの赤い表示板は見ることはなかった。要するにここは古道ではないと分かるが、そのまま谷を詰めることにする。最後は急斜面だが難なく登って尾根に出合う。

谷間は歩き良いが赤い表示板はない 落とし物、誰かさんもロスしたようだ

 左右の尾根「ここはどこ?どっち!」ということになる。目的の古道は東200~300mだろう?左は北西へ進んでいるようなので右へ進むことにする。なんとここにもピンクのテープが続く。これに沿って南へ取るが少しずつ登っているので進むことにする。

左右の尾根に着き左へ進む やまみち?さかみち?意味不明?

 そして小ピークに着く。ここに小さな標識「P551」「莱蓬山」とある。やっと場所が特定でき哲郎は喜ぶ。551→蓬莱→蓬莱山は比良にあるので→莱蓬山と洒落たのであろう。

 P551から目的の古道迄東に300m寄っているので修正しないと!。でもここにも続くピンクのテープ、しばらくこれを追っていくが、どんどん南へ下っていくので「これはアカン!」とピークまで戻る。「やはり東へ」とピークから東の支尾根を下っていく。すぐに広い道を見つけたのでそれに乘り道なりに進んで見る。

 その道も怪しくなるが支尾根を跨いだところでシッカリした作業道に出合い、これを下っていく。途中T字路に出合ったので右に取る。分岐の左は細い木が横たえてあり進入しないようにしてあるが、これがひょっとしたら歩きたかった古道かもしれない。ということは右も古道?とどんどん南へ進んで行く。P551から15分山の中をウロウロしたようだ。

P551に着き喜ぶ やっとシッカリした道に出合う

 道は尾根を南へ進むので古道と確信する哲郎、進むにつれ道はハッキリしてきて途中に古い立派な標識を見るが、余りにも古く字が消えていた・・・がこれでこの道が古道と確信する。

 少しずつ登っていきT字路に出合ったところで下に林道を見る。頭上に送電線を見るので地形図にある古道が林道に出合うポイントである。ここからは降りられないので右に取ると直ぐ鉄塔、周囲が柵で囲まれ「歩けない!」と道子(柵の外側の隙間を抜けると林道に降りることができます)。仕方ないとT字路で出合った左の道を進む事にする。

標識を見るが・・・残念! T字路に出合ったところにある標識
右すぐのところに鉄塔がある

 この道がイケマセン!。しばらく林道に沿って北東へ進んで行き、途中で林道から離れていく。でも道は広く作業道とは思えないほどシッカリしている。「まだか、まだか」と、なかなか林道に降りてくれない。やっと前方に林道が見えてきて林道に降り立つ。林道に降りるまで10分かかったので、先ほどの鉄塔まで戻るのに10分、「T字路から迂回したので目の前の林道に降りるのに20分のロスや!」と林道を南へ進んで行く。

 すぐに林道分岐に出合う。われわれが降り立った林道は林道田能線とあり、出合った林道が岡山線である。ここから萩谷まで6Kmとある。すぐに鉄塔まで引き返す。鉄塔が見えてきて「やれやれ」、鉄塔に着くと林道がら鉄塔に登る道を見て「あ~あ」。(12:05なので、大谷橋バス停から鉄塔の林道出合いまで165分、京都西山の登山地図によれば65分なので100分ロスしたことになる)。

やっと林道へ降り立つ 田能線分岐から萩谷まで6Km

 小休止し林道を萩谷へ向かおうとすると、目の前に小さな標識を見る。それには「ここから尾根筋20分で「金毘羅山」そこからすぐ西の林道分岐から山頂まで10分」とある。折角だからと金毘羅山(△560.9)へ向かい林道分岐点に下ることにする。

鉄塔の反対側に小さな標識を見る

 緩やかな尾根筋、ユックリ登ったのか30分で山頂に着く。ここでゆっくりと昼食とする。25分の昼食休憩も終わり下山とするが、山頂から南西へ下る道は見当たらない。それを探しながら支尾根を下っていくが見当たらない。

 どんどん下っていくが作業道は支尾根を越え東へと進んで行く。「これはダメだ、このまま進むととんでもない所にへ進んでしまう!」と引き返すことする。

金毘羅山で昼食とするが周囲に何もなし 山頂から支尾根を下る
(きっと山頂すぐの所から右へ下るようだ)

 山頂手前の南へ伸びる支尾根まで来て、「山頂から林道分岐のポイントへ下るはっきりした道はないようだ」「そう言えばあの標識には下る道は破線で書いてあったな~」と。遠回りにはなるが、道はないがハッキリしている南尾根を下ることにする。急坂をどんどん下って鞍部に降り立つ。地形図にある鞍部なので一安心する。ここから標高差50m西へ下ると目的の林道分岐点に降りることが出来るが、急斜面なので止める。

 少し遠回りになるが鞍部から先のピークに乘り緩やかな南西の支尾根を下ることにする。南西の支尾根は桧の植林が綺麗に並んでいて緩やかに下っていくので歩き良い。下に林道が見えてきたので降りるポイントを探しながら下っていく。林道に降り立ち、二人はまたまた「やれやれ」。

南支尾根を下り南西支尾根を下る やっと林道に降り立つが
これは岡山林道ではない

 この林道は神峰山寺方面へ下っていく長い林道、右にとり岡山林道との分岐に向かう。地形図では林道分岐まで400m、もう足取りも重くなかなかたどり着けない。数分歩いて林道分岐に着く。14:00である、あの標識では標識から林道分岐まで歩行時間は30分、二人は90分かかったので60分ロスしたことになる。

やっと岡山林道との分岐に着く 降り立って歩いてきた林道は
原桧尾谷線で神峰山寺へ下る

 今日はここまで160分のロス、まだ萩谷まで4Km以上あり、萩谷バス停から15時台のバスがないので「遅くなるな~」と。あとはブラブラ萩谷バス停を目指し、もう寄り道はしないことにする。誰にも車にも出合わない単純な平坦な林道が続き、見るものがないので「足元にホトトギスやママコナ、咲いていないかな~」と。

 「咲いている」と道子、足元にヤマジノホトトギスを見るが、今日は一段と綺麗に見える。花で元気をもらった二人が歩きはじめると、前方から一人の登山者がやってくる。この道は良く歩いているそうで、金毘羅山の下山で迷った事を話すと、「林道分岐からロープで取付き、後は支尾根を強引に登るので、初めは何度も迷いました!」と。もともと登山コースではなかったようだ。

高低差のない林道が続く 地蔵谷峠を過ぎると下り始める

 地蔵谷峠を過ぎると、萩谷は近い。林道が下り始めると林道ゲートに出合う。ゲート左右にも鎖が張ってありバイク等が入れないようにしてある。数分下ると上萩谷、さらに数分下ると萩谷バス停に着く。

林道ゲート左右に鎖が
バイク・自転車進入禁止
今日歩いた萩谷岡山林道起点

 15:25である。今日はロスが大きく遅れてしまった、「低山は難しい!!」と哲郎。次のバスは16:22、約1時間待つことになる。摂津狭へ下ったり関西大学まで歩けばバスの本数が増えるが。「今日は足が疲れた!」と、このバス停でユックリすることにする。やっと熱気がとれたところでバスがやってきて、二人は帰路に着く。




クサアジサイ

オトコオミナエシ

ヤブツルアズキ

ヤマジノホトトギス










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