京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

大見尾根から寂光院道
2022.03.05

雪の寂光院道を歩く(天ヶ岳分岐付近)


日程:
・2022.03.05 (土) 晴れ後曇り   哲郎・道子

行き: 出町柳 7:50 - 花背峠
帰り: 大原 15:00 - 国際会館駅


コース:
・花背峠バス停(8:55)~大見尾根道~杉峠~チロル小屋~和佐谷峠~百井キャンプ場~R477~寂光院道分岐~林道終点~天ヶ岳分岐~シャクナゲ尾根分岐~翠黛山・焼杉山分岐~寂光院~大原バス停(14:55)

注意:
・花背峠周辺は積雪時60~100cm積もりますので、積雪に応じてアイゼン、ワカン、スノーシュー等必要となります。





 やっとスノーシューのベルトを交換した所だが、肝心の雪は少なくなってきた。「もう3月だから・・・」と、今日は雪に関係なく前回歩かなかった寂光院道を歩くことにする。

 雪の状態が分からないので軽アイゼンをザックに入れ、保険としてワカンも持って行くことにする。

 雪の無い花背峠に着く。8:55なので1か月前より30分早く着く。道路の温度計は9℃と、今日は予想以上に暖かいようだ。早速大見尾根を歩きはじめると残雪がだんだん増えてくる。

花背峠に雪はなく 9℃! 大見尾根には残雪がある

 轍が残っているので杉峠まで進入しているようだ。雪の深い所、土が見えているところと安定していなく歩きにくいので途中でアイゼンを付ける。今日は25分歩いて杉峠に着く。

 前回来た時には全体が雪に埋もれていたが、石のお地蔵さんの雪は溶けやすいのだろう。杉峠から北東方面に比良山系が見えるが、今日は黄砂だろうかクリアーではない。

杉峠の地蔵も暖かそう 杉峠から蓬莱山を望む

 杉峠を過ぎると残雪は多くなる。今日は気温が高く雪は締まっていないので、なるべく残雪が無い所を探しながら歩くことになる。杉峠から15分歩くとチロル小屋、何故かこの付近は残雪が多い。花背峠より標高差は+60mだけなのだが。残雪が多い!といっても、前回来た時よりも半分に減っている。

 前回ここから雪の雑木の斜面へ突入したが、今日は昔歩いた植林地を下るコースを確かめることもなく、このまま和佐谷峠へ向かう。

残雪の少ない所を歩く

小屋の周りの雪が減っている

 花背峠を出発して約1時間で和佐谷峠に着く。いつもならここまで30~40分、雪も少ないのに何でだろうと考えてしまう。休憩が多いのだろう、きっと。

 峠から右の植林地を下っていく。下山口は標識があるので分かるのだが、雪の植林地では細い道は分からない。道子は「ここや!」と道を辿っていくが、哲郎はショートカット、植林地の中を真っすぐ下っていく。

 道があったと思われる所に着いた哲郎、なかなか降りてこない道子を見ると何度も踏み抜きにあっているようだ。時間がかかるので、ここでワカンをはくことにする。ワカンをはいても倒木が多い植林地、時間が掛かってしまう。

和佐谷峠からキャンプ場へ下る 「あれ~!」と道子

ワカンをはいて植林地を下る

 やっと林道終点に着く、何故かここだけ雪が融けている?。「やれやれ!」と百井キャンプ場のカマド場へ向かう。11:10カマド場に着く、なんと和佐谷峠から75分掛かっている。いつもは40分、この遅れは何だ!と・・・。「春の深い残雪の植林地は、時間がかかるのかも知れない」。カマド場をお借りして昼食とする。今日は暖かいが、雪が舞っている時はこのカマド場にいつも感謝する。

林道終点に着く 百井キャンプ場のカマド場

 20分の昼食休憩も終わり、寂光院道へ向かう。国道477号を登っていく。標高700m付近の谷間へ向かっていく道が寂光院道だが、積雪時は分岐が分かりにくい。周辺には新しい林道がたくさん造成され分かりにくいが、谷間の鞍部へ向かう道が寂光院道です。積雪を見るので手にもって歩いたアイゼンを付け進入する。

路面に雪のない国道477号 分岐から寂光院道へ

 鞍部を過ぎると細い林道は右手の斜面を巻いていくのでこれをとる。積雪時、この付近は大見尾根と同等の積雪を見て苦労するところなのだが、雪は半分融け地面が見えている。

 こんな林道を15分歩くと林道は終わり昔の登山道に変わる。林道終点を過ぎると残雪も増えてきて、登山道が一段高くなると、雪で道が覆われるようになる。

林道終点を過ぎると残雪も増えてきて

標高が一段高くなると雪も増えてくる

 積雪が増えたと行っても20~30cm、歩きやすいのですぐに天ヶ岳分岐に着く。もう大見尾根での遅れは取り戻したようだ。天ヶ岳には寄らずに真っすぐ大原へ向かうが、毎年のようにここからシューの跡が続く。団体さんが綺麗に歩いたのだろうが、細い一本の溝が出来ていて歩きにくい。

 雪が減ってきたのでアイゼンを外す。いつもは寂光院へ下る所まで着けているが、ここでも「春やな~」と感じてしまう。そんな足元の雪も岩場の斜面を下る頃には消えてくる。この付近からシャクナゲの木が増えてくるが、花芽が少ない。でも所々でたくさん花芽がついている木も見る。

天ヶ岳を過ぎると雪は減り 今年は全体に花芽は少ない

 岩場を下った後は緩やかなユリ道が続く。もう斜面にも雪を見ないので春山を歩いている感じだが、芽吹きはまだまだである。シャクナゲ尾根分岐13:10で予定より20分早く着いた。ここからはほぼ水平な尾根下のユリ道が続き積雪も無いので長く感じてしまう。

ほぼ水平なユリ道が続く シャクナゲ尾根分岐

 やっと植林地に出合いネットに沿って歩く。でも翠黛山分岐までは15分かかる。同じ風景のユリ道が続くのは嫌だが、植林が続くのはもっといや、ここは急ぎ足で歩いていく。

 そんな道にたくさんの倒木を見る。以前の台風による倒木は処理されていたので、何故だろう?。倒木を見ると枯れた古木ばかりで、雨で湿った斜面から倒れたようである。いやいつ倒れるか分からないので強制的に倒したのかも知れない?

 やっと翠黛山分岐に着く。国道477号の寂光院分岐から1時間50分であった。ここから寂光院への下りが始まる。足元が悪いゴロゴロ石道が続く。15分下って林道に降り立つ。

植林地に出合うと翠黛山分岐まで15分 古木の倒木が続く

焼杉山・翠黛山分岐から下り始める

 林道に降り立つと後は寂光院へ林道を下るだけ。少し下ると「崩れやす斜面を治しています!」との看板を見る。進むにつれ植林地の斜面を削って頑固なのり面を作っている。そんな壁を見ながら進んで行くとゲートが出来ていて、それを抜けると左手の山裾に重機が一杯動いていて・・・、さらに進むと右手に深く掘りこまれた所にコンクリートで何かの構造物を作っている。

 上の斜面は養生してあり???見たことのないい光景で何の工事をしているのかは分からない。

崩れやすい所を治す工事だと 何の工事か覗いても分からない

 そこを通り過ぎると仮設の川が流れている。川を止めて工事をしているようだが、大改造である。ガードマンがあちこちにたくさん、大型車両が狭い道を通るので必要なのだろう。

 土石流防止の工事?下流に寂光院があるので優先的に行っているのかも知れない。それに変な構造物はひょとして浄水場建設かもしれない、いずれにせよ調べないと分からない工法である。

 そんな横を歩いて下っていく。寂光院に着き駐車場のトイレで着替えと後始末をする。ここで15分もユックリし大原バス停へ向かう。

仮設の川まで作って 大工事である

 14:55大原バス停に着くが観光客は少ない。「15:00国際会館行きがある、ラッキー!」と。すぐにやってきたバスに乘り帰路に着く。



今日も見ました、ノリウツギのドライフラワー









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