京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

ポンポン山 周辺散策 野草観察
2022.09.17

野草観察半ば、中畑バス停で早い昼食とする


日程:
・2022.9.17 (土) 晴れ   哲郎・道子

行き: JR高槻駅北 8:15 - 田能口 (高槻市営バス)
帰り: 善峯寺 14:24 - 阪急東向日 (阪急バス)


コース:
・田能口バス停(9:00)~樫田校前バス停~南行一方通行路へ~バス道出合~中畑口バス停~中畑西バス停~中畑~中畑回転場バス停~谷川きのこ園~外畑~大原野森林公園案内所~逢坂峠分岐~杉谷~善峯寺バス停(14:24)


 秋の恒例行事、今年もムカゴ狩りに出かける。道端のフェンスになっているので、フェンスの草刈りが終わっていないことを祈り出発する。JR高槻駅北から土曜日は杉谷行きのバス(平日より20分遅い)に乘る。

 田能口バス停で降りる。今日は陽射しがきつく暑くなりそうである。周囲に民家はなくバス道は狭く車が多いので少々危険な野草観察である。川に沿うようになるとツリフネソウの花、たくさん咲いていてもカメラを向ける程いい形の花は少ない。

 ツルニンジンの群生を観察するポイントは草刈りが終わっていて、今年は残念である。今日のコースで最近見なくなった花や少なくなった花は、ツルニンジン、ツリガネニンジン、カワミドリ、ジャコウソウ、ミズタマソウ、アカバナ・・・、草刈りや溝掃除が進んできて野草も減ってきたようである。

田能口バス停で降りる バス道を歩き野草観察が始まる




タチカモメヅル

 ・初めて見る花であった、京都府では準絶滅危惧種に指定されている。よく似たコカモメヅルの花序は葉腋に着き分岐し葉より長い(飛び出して咲く)。タチカモメヅルの花は葉腋に群がってつく。


キンミズヒキ

アキノタムラソウ

シロバナアキノタムラソウ

 ・シロバナもあるん!。


ツリフネソウ

 ・見頃を過ぎたのか、吊られた花は少なくトビフネのように見える。


イタドリ

 ・素朴な花だが意外と綺麗!。


ジャコウソウ

 ・開花はまだまだで残念!。





フジバカマもこれからで、残念!

 ・開かないとアサギマダラも見れない!。


ヤブツルアズキ

 ・ノアズキとヤブツルアズキの区別は難しい。豆果が広線形(サヤエンドウ風)なのがノアズキ、線形(インゲンマメ風)なのでヤブツルアズキだろう。


クサアジサイ

 ・長いこと綺麗な花を見せてくれたが、そろそろ終わりのようだ。


見頃過ぎた クズ

ハナニガナ

 ・ハナニガナはニガナの変種。舌状花がは8~10枚程度ならばハナニガナ、5~6枚でニガナと区別するが、7、8枚では区別しにくい。


アキノノゲシ

 ・ジシバリに似た花、図鑑やネットで調べないと・・・似た花が多くて覚えられない!。


ヤブマメ

 ・毎年草刈りをしても、毎年のように生えてきます。


センニンソウ

 ・よく似たボタンズルは花が少し黄色っぽく、葉が1回3出葉で不揃いの鋸歯があるので区別できる(葉がボタンの葉に似ている⇒ボタンズル)。





ツリガネニンジン

 ・この花を見ると、「秋がやって来た!」と。


スズメウリ

 ・スズメウリはカラスウリの果実より小さいのでスズメ。また熟すと白くなりスズメの卵に似ている⇒スズメウリ


ノブドウの実

 ・野ぶどうエキス、強い強肝作用があるそうな、でも苦そう。実は果実酒、葉はお茶として売られているそうです。お酒好きの方はどうぞ!


シシウド

 ・似たハナウドは花弁が深く裂けてV字型で、外周部の花弁が大きいので分かる。


オトギリソウ

 ・まだ咲いていると、花期の長い花である。


アカバナ

 ・いつも細い水路の中で見る。溝掃除の度に消えるが、また水路の何処かで咲いている。伊吹山でよく見るイワアカバナの花の柱頭は頭状(丸い)がアカバナの柱頭は棒状で区別できる。


オトコオミナエシ

 ・黄色と白色の花が混在する「オトコオミナエシ」=オトコエシ+オミナエシの雑種。白い花が多いものや黄色い花が多いものと、さまざまである。





中畑バス停から善峯へ向かう ムカゴは豊作であった

 まだまだいろいろな花が咲いていましたが、編集はこれまでとします。途中の外畑にある「谷川きのこ園」により、お土産用の生シイタケを買う。いつものように女将さんとの話しが続き、アスファルトでの足の疲れを癒す。

樫田校バス停横の川は黄色い花で埋まる

 ・この花はキクイモと思っていたがちょっと違う。キクイモではなくキクイモモドキ、いやルドベキアと言う栽培種らしい!。





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