京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

大文字山(Eコース~裏大文字山~銀閣寺)
2023.06.17

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裏大文字山の散策を楽しむ

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日程:
・2023.6.17 (土) 晴れ   哲郎・道子

コース:
・JR山科駅(9:00)~毘沙門堂~Aコース分岐から通れないのでEコースのゲートへ~林道分岐を右~トレイル道への分岐~東山トレイル~【東山44-2】~【東山45】~大文字山~大文字山ベンチ裏の道を下る~横道出合い~横道を東へ(途中薄い踏み跡に変わる)~道がシッカリして来ると「天の原」へ下る尾根分岐~横道をそのまま谷源頭迄詰める~新田尾根出合~天の原分岐~天の原~熊山乗越~中尾滝~中尾城跡への尾根道出合~鞍部を下り堰堤へ~火床登山口~銀閣寺(14:00)

注意:
・2023.06現在、JR山科駅から大文字山へ向かう「Aコース」(安祥寺川沿いの道)は作業中で通れません。C、Dコース、E、Fコースを利用してください。
・JOEさんから報告があり、2023.06.25現在作業はおわり通行止めの看板は撤去されているそうです。


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 久し振りの山行き、夏のライブに向け忙しい哲郎、でも足を動かさなければ体調が悪くなりそうだと出かける。今日は夕方に来客があり16時に帰宅できる所・・・結局大文字山へ出かける事になる。

 今日は晴れ、33℃という予報、もう夏仕様で準備しなくては・・・と、大文字山だが水分は500ml×3本とする。それにサングラスは必須だ。哲郎のカメラはコンパクトで安いものだがオート設定では撮らない、毎回ホワイトバランスを触るが、こぼれ日の多い大文字山、サングラスが邪魔をしてこんな日は綺麗にとれない。

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JR山科駅からスタバ横を抜けていく 緑が美しいモミジバフウ

 JR山科駅から安祥寺川沿いで野草を楽しみ山頂へ向かうことにする。毘沙門堂の紅葉の階段、夏でも綺麗なものだとここで準備する。そんな所にトレラン風の女性が話しかけてくる。話し方が福士加代子風だったので一瞬・・・でもここにいるはずがないし、顔もちょっと違う。「彼女はいまどうしているのだろうか?」。

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紅葉で有名な毘沙門堂は夏でも綺麗

 出合った女性は毘沙門堂裏へと登って行くので「トイレを知っているようだ!」と。今日はヒル対策もしユックリ準備した後、安祥寺川沿いを歩いてAコース入口へ向かうと、先ほどの女性が山科聖天の前で立て札を読んでいる。我々に気づいたのか走って行く(一応トレランなのだろう)。

 後山階陵分岐(Aコース入口)で再び彼女が立ち止まっている。「なんで?」と近づくとAコースの先で作業中で「通行止め」とある。伐採でもしているのだろうが「○○林業」とある。「他のコースは余り知らへん!」と言いつつ彼女はC,D,Eコースの方へ走り始める。

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Aコースはしばらく通れません

 「仕方ない」と我々も安祥寺川沿いの散策を諦めEコースへと向かう。「Eコースは林道歩きにはなるが他のコースより楽だろう」と我々も歩きはじめる。最初の林道ゲートはCコース、我々は次のゲートのEコースへ向かう。尾根を歩くDコース分岐を過ぎ、Eコース入口のゲートにつく。

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Eコース入口のゲートにつく

 「久し振り」だとゲート横を通り林道を歩きはじめる。伐採時の残骸が周囲に置いてあるが、それ以外に変化はない。「暑い!」と何度も飲水休憩をとりながらゆっくりと登っていく。林道斜面にたくさんの泡を見る。道子は「モリアオガエルよ!」と言うが、こんな斜面に??帰って調べようと!

 安祥寺林道から防火管理道の分岐はE-5なのだが標識が見当たらない。この分岐を右にとりトレイル道への分岐まで登っていく。林道には木陰があり助かる。

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斜面に泡が続く 分岐はE-5で右の防火管理道へ

 前方から一人降りてくる、こんな時間に珍しいことだ!。「あれ~!」と、あのトレランの女性であった。どうやらCコースの林道を走って来て、トレイル道分岐を通り越して来たようだ。分岐点を教えると彼女は走って林道を登っていくが、さすがに疲れたのかゆっくりの歩きに変わる。

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Eコースの防火管理道は木陰があり助かる

 トレイル道への分岐に着きゆっくりと登っていく。道には鈴なりのイチゴの実、二人は手を伸ばすが「甘い!」と言う道子、「酸っぱい!」という哲郎。これはニガイチゴで甘酸っぱいのだ。これでジャムを作ると甘くないスッキリした味のジャムが出来るそうで・・・たくさんジャムが出来るほどイチゴの実が続く。

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トレイル道への分岐から作業道を登る イチゴを食べながら登っていく

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豊作のイチゴだが・・・ニガイチゴ
でも美味しいと道子

 途中出合った作業道分岐を左に取るとすぐにトレイル道に出合う。さすがトレイル道次々にハイカーがやってきて、先に行ってもらう。

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トレイル道に出合う リョウブの花

 丁度11:00に大文字山の山頂広場に着く。先ほどの彼女もいてご挨拶。今日は晴れてはいるがアベノハルカスもはっきりせず見通しはもう一つ、昼食には早いが空いている木陰のベンチで昼食とする。

 オニギリを食べながら「これからどこへ?」と考える。14:00位には下山したいので、裏大文字山の歩いていない所を少し散策することにする。

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大文字山から京都市街地、後方は京都西山

 11:30ゆっくりの昼食休憩も終わり、ベンチ裏から下の横道へと下っていく。もう新緑ではないが緑が続く雑木の下は心地よく歩くことが出来る。下の横道まで細い道が続き、降りると登り口でカップルが我々を待っていてくれ「ありがとう」と。

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山頂ベンチ裏道は緑の雑木の中を下る

 いつもはここから左にとり出合坂や熊山と言うポイントへ向かう。今日は右に進み前回急斜面を天の原へ一直線で下る尾根途中で出合った横道に続いている事を確認する。

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山頂下の横道を東へ歩いてみる

 「あった、あった!」と広い横道、でも途中で崩れているのか消える。でも木に赤マークがついていて昔あっただろう横道へと案内してくれる。最後は前方が明るくなり道が広くなった所で、前回急坂を下り横道に出合ったポイントに着く。「予想通り!」と哲郎。

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「あった、あった!」と広い横道 道は一段上へ

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雑木の中へ続く 最後は前方が明るくなり

 次の確認は、前回この横道を詰めていくと左の谷の源頭付近まで続いていたので、今日はその先を歩いてみる。道は細くなるがシッカリしていて、谷源頭までくると左の尾根へと進んで行く。その尾根に乘ると尾根上へと続いているので、これは山頂から雨社へ向かう尾根道からだろうと言うことになる。

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前回下った天の原への心地よい尾根 谷源頭から東の支尾根に乘る

 この道の下山口調査は次にして、今日はこの尾根を下ってみる。この尾根は前回天の原へ下った尾根の東にあるので、最初に天の原で出合った女性に道を尋ねた時、何度も説明してくれたが分からなかった「新田尾根」だろう。

 この尾根は快適な尾根では無かった。右手には植林地が続き人工物もチラホラ見えてくる。今日は「天の原から中尾の滝~銀閣寺へ向かえば14時頃には下山できるだろう」と天の原へ下るポイントを探しながら下る。

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「新田尾根」とやらを下っていく

 少し緩やかになった所で、尾根の木に「ト」の分岐の赤マーク。すぐ先にも「ト」の赤マーク、どちらを下っても同じところへ下るのだろうか?歩きやすそうな次のマークから西へ下っていく。すぐに細い谷に出合い、それを下っていく。適当に歩いていくと、下るにつれ左手の尾根が低くなり「これを登れば天の原だろう」と哲郎、簡単に登れそうなので登っていく。

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「ト」の分岐の赤マーク 細い谷に出合い、それを下っていく

左の尾根が低くなったところで谷を渡る

 少し進み平らなところに着くが、周囲の木々を見て「フライパンがない!、ここ間違った?」と哲郎、「ここよ!」と地面を指さす道子。京都北山のヤカンは大体木の上にあり、フライパンも木の上を思っていた哲郎であった。

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天の原に着く

 休むことなく、ここから中尾の滝へ向かう。楽に早く行けるのは哲郎が作った簡易MAPで確認、熊山乗越から出合坂からの尾根に乘り中尾の滝へと。天の原から谷を登れば3ルート合流のポイントがあり、そこから熊山乗越へ向かおう!と。初めてのコースだが分岐には赤の3点マークがあり迷うことなく反対側の谷筋に降り熊山乗越へ進む。

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天の原南の谷道にある尾根へのマーク 尾根にある3点マーク

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谷筋に降り熊山乗越へ進む

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斜面の横道に変わると分岐は近い 熊山乗越の分岐に着く

 乗越から西に下る道を進み小さな谷を渡り斜面を巻いていくと次の谷筋に着く。「左は出合坂方面だろう」と右とると道は斜面を巻いていき次の尾根道に出合う。これは1回歩いたことのある出合坂への道であった。

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乗越から西に下り谷筋で右へ折れる 次の谷筋分岐で右に取る

 後はこの道を進んで行くと中尾滝へ下る分岐に着き、谷へと下っていく。降り立った谷から中尾滝へおり小休止とする。13:15なので14時には下山できるようだ。

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中尾滝分岐 中尾の滝上流に降り立つ

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中尾滝で涼をとる

 中尾滝から中尾城への尾根道に乘り、直ぐの鞍部から堰堤へと下っていく。いつの間にか道が2本になっていて、「何も作る必要もないのに」と。団体さんがちょっと楽だと新しい道を作るが、新しい道を勝手に作るのは登山のルール違反!。

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中尾滝から中尾城跡の尾根へ向かう

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中尾城跡への尾根の鞍部から堰堤へ下る

 降り立った堰堤から、銀閣寺から火床への登山口に着き、近くの流れで後始末をする。14時前、登山者がまだまだ続く道を銀閣寺へと下っていく。銀閣寺道のバス停はいっぱいなので浄土寺バス停まで歩き、絶対座れる17系統のバスで帰路に着く。



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