関西セミナーハウスから古道を辿って登っていく
注意:
・関西セミナーハウス横の道から登っていく右手(南)の支尾根は急斜面だが古道のような跡があり登ることが出来ます。ほぼ東へ登っていくと、標高300m付近で曼殊院からてんこ山へ向かう尾根に出合います。
今日は前回の宿題を片付けに出かける。前回(2023.01.11)てんこ山から曼殊院へ尾根を下っていると、標高300m付近で支尾根の分岐に出合う。曼殊院へはそのまま左を下っていくが、この右の支尾根は関西セミナーハウス方面へ下っていた。今日はその支尾根が歩くことが出来るか確認に出かける事にする。
地形図ではその尾根は下から問題なく登れそうなので、関西セミナーハウスから登ることにする。叡電修学院駅で降りホームで準備しトイレを借りる。駅からは白川通を横断し鷺ノ森神社へ向かう。
参道を詰めると本殿手前で左に折れ、出合った道を東へ登っていく。途中の分岐には「曼殊院→」の表示がある。突き当たった分岐が関西セミナーハウス、左に取るとキララ坂登山口、今日は右に取る。建物の端まで来ると「関西セミナーハウス」の看板を見て、山裾へ登っていく道を進む。
鷺ノ森神社を抜ける | 関西セミナーハウス横の道を進む |
竹藪を見ながら進んで行くと右手に支尾根の先端を見る。真っすぐ進んだ所にも支尾根へ登っていく道を見る。両方の尾根が別々の支尾根か谷間に降り観察すると、谷間は奥まで続いていそうなので、尾根は別々で目的の尾根は右手(南)の支尾根と判断し早速右手の尾根に乘る。
竹藪を抜けていく | 右手に支尾根の先端を見る |
道を真っすぐ進んでは行けません | 谷間があるので目的の尾根は右 |
「右の尾根を取らずに道を真っすぐ進んで行くと、左に折れ最後は曼殊院墓地に突き当たる。左に折れる手前から真っすぐ進む山道はもう1本北の支尾根なので、目的の尾根ではないので要注意(細い尾根の左右に深い溝が続き急勾配で危険 2023.01.21確認)。」
曼殊院からの尾根に出合うのは標高300m付近、だからこの右の尾根を標高差150m登るだけだ。最初は緩い斜面だが登るにつれ尾根は狭くなり、勾配もきつくなってくる。
最初は緩やかな尾根だが |
だんだん歩きにくくなる |
斜面には敷き詰められたような落葉が続き、急斜面では滑りやすいので慎重に登っていく。登りにくくなった頃、落葉でハッキリしないが足元に道のような跡を見る。結局二人はこの古道のような所を辿って登ることになる。
古道のようなところを辿って登る |
特に目立つような物はなく、ただ黙々と登っていく。支尾根先端から35分で曼殊院からの尾根に合流する。「なんや、あっけない!」と。変化のない尾根だったので、ここからだと曼殊院へ下った方が面白いかも知れない。
上から分岐を見ると分かりにくいので |
左は曼殊院 | 右はセミナーハウス |
宿題も終わり、二人は尾根を登りてんこ山へ向かう。振り返ると所々で京都の市街地が見えるので、並行して続く尾根下の道より快適かも知れない。
この尾根、もう2回目快適に登る |
標高370m付近は少し尾根下を巻いていく。ここで左手に降りて行けそうな支尾根を見る。「これはセミナーハウスへ下る、もう一つの尾根かも知れない!」と思うが、間違って音羽川方面の急勾配に出合うと困るので、今日はここを下るのは止め「下から登ってみよう!」と、これまた宿題とする。
標高370付近で下る支尾根を見る |
30分登ると右に尾根下に続く広い道に接する。あと10分ぐらい登るとその尾根下の道と合流し、てんこ山への緩やかな尾根道に変わる。
右に、尾根下を登ってくる広い道に接する |
尾根は水平になり右の道と合流する |
11:05尾根下の道と合流し、ほぼ水平な歩き良い道が北東へ続く。快適な道なので道子はスイスイ進んで行くが、哲郎は、てんこ山の三角点をパチリ!。てんこ山を過ぎると道は鞍部に下っていき、目の前の尾根を登っていく。もともと尾根が続いていた所に林道が横切ったのだろう、この鞍部の周りに歩き良い道は残っていない。尾根を進んで行くといつの間にか歩き良い道に変わっていく。
合流すると、てんこ山まで歩き良い道が |
てんこ山三角点 |
鉄塔に出合うと道はここまで、後は細い尾根を下り右下の東山トレイル道に降り立つ。すぐ先は掛橋(石鳥居)の広場、ここで昼食とする。今日は日が陰り冷たい風が通り過ぎる「2℃や!」と道子。25分の昼食休憩が終わる頃日が射してきて、「遅い!」と言いつつ腰を上げる。
鉄塔を過ぎるとトレイル道へ降りる |
掛橋(石鳥居)広場で寒い昼食 |
今日は久し振りだと、東山トレイル道を北白川仕伏町バス停まで下ってみる。(帰って調べたら、ここを歩くのは25年ぶりであった)。
石鳥居から最初は林道歩き、緩やかに下ってく。【東山65】で林道は終わり一乗寺道下山口に着く。この一乗寺道昨年道が一部崩れたそうで、それ以後歩いていない。どんな様子か調べたいところだが、今日は真っすぐトレイル道を下っていく。
林道は終わり一乗寺道下山口に着く |
ここからは細いトレイル道、雑木の尾根道なので苦にならない。15分余り歩いて曼殊院へ下る板端林道分岐に着く。今日はこの林道もパスし真っすぐ南へ下っていく。ここからが25年ぶり、記憶に残っているのは、無動寺川へ下る分岐と瓜生山への分岐ぐらい・・・。「あっ!尾根に迂回するところもあったな~」と思い出す。
細い雑木の尾根を心地よく歩く |
細い雑木の登山道を心地よく緩やかに下っていく。見覚えのある【東山60】の分岐に着く。この標識によれば、いつも歩いていた道は「旧コース、倒木要注意」とある。旧コースは谷コースなので楽なのだが、西へ進むと瓜生山、「まだ瓜生山へは行ったことがない」と、今日は瓜生山経由で下ってみる。
昔良く歩いた道は「旧コース!」 |
クネクネと細い道が続き歩きにくい。それに分岐が多くたくさんの標識を見ることになる。「何か落ち着かないな~」と瓜生山の広場に着く。ここからだと狸谷不動へ向かった方がシンプルのようだが、標識にしたがって仕伏町へと下っていく。落ち着かない道が続き、やっと谷筋のトレイル道に出合いホットする。
やっと出合った谷筋のトレイル道 |
谷を下っていくと大山祇神社に出合う。ここからは谷でも神社を抜けても良かったと思い出すが、道子はもう楽な神社の道へ進んで行く。バプテスト病院裏に着き後始末をし北白川仕伏町バス停へと向かう。やっと日が暖かい!
武田薬品のサンシュユの実 |