京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

比叡山
関西セミナーハウス~てんこ山~キララ坂
2023.1.21

曼殊院からの尾根を登りきると尾根下の道と合流する


日程:
・2023.1.21 (土) 曇り   哲郎・道子

コース:
・叡電修学院駅(9:10)~鷺ノ森神社~関西セミナーハウス~ハウス横の道~曼殊院墓地分岐~山道を登って支尾根に取付く~尾根の左の溝に沿って登っていく~途中から右の溝に沿って急斜面登っていく~尾根の溝が消え10m登ると曼殊院からてんこ山への尾根道に合流(標高370m付近)~尾根左下に道を見つけそこを歩く~曼殊院からの尾根に合流~尾根が水平になり右の尾根下の道に合流~てんこ山~鞍部からトレイル【東山66】~掛橋(石鳥居)~水飲み対陣跡【69】~キララ坂を下る~キララ坂登山口~関西セミナーハウス~鷺ノ森神社~叡電修学院駅(13:10)

注意:
・関西セミナーハウス横を東へ進んで行くと二本の支尾根の先端に出合います。右すぐの支尾根を登っていくと、標高300m付近で曼殊院からてんこ山への尾根道に出合います。
・道を真っすぐ進んで出合う支尾根を登っていくと、尾根左に溝が続きますが溝の横を登っていくことが出来ます。しかし尾根が狭くなると右の溝も迫ってきて勾配もきつくなり歩きにくくなります。この尾根は少し危険なのでお勧め出来ません【初心者危険コース】。





 今日も比叡山、前回の宿題をかたづけに出かける。宿題は【関西セミナーハウスから東に登っていく支尾根が2本あり、前回はセミナーハウス横の道から右の支尾根を登っていき曼殊院からの尾根の標高300m付近で合流したが、この先標高370m付近にも北から登ってくる支尾根を見た。今日はこの支尾根をセミナーハウスから登ってみる】である。

 前回と同じく叡電修学院で降りホームで準備とホームにあるトイレを借りる。セミナーハウスへは迷わない鷺ノ森神社経由で向かう。白川通を渡りそのまま東へ歩いていくと鷺ノ森神社、本殿手前から左の道で抜けると、それがセミナーハウスへの道、標識に「→曼殊院」と書いてある。

 ここから少し登っていくので、振り返ると市街地が見える。数件の家から煙が出ていて軒下に薪が積んであるので「「寒いので薪ストーブだろう」と。そんな時娘からLINE、「今晩一家で泊まります!」と。今日はザックに軽アイゼンを入れ山頂方面を散策するつもりだったが残念!、宿題を片付けた後はキララ坂を下り早く帰ることにする。

今日も白川通をわたり 曼殊院への道は山裾へ登っていく

 突き当たった右手が関西セミナーハウス、左手に下り川を渡るとキララ坂登山口である。セミナーハウス前を右(曼殊院方面)へ進むと、セミナーハウスが終わったところで左の山へ向かう道があり、角に「関西セミナーハウス」の看板を見る。真っすぐ東へ広い道を進んで行くと竹藪の中の山道に変わる。

セミナーハウスの看板で東へ 山道に変わり竹藪を抜ける

 竹藪を抜けると右側が開けてくる。前回は直ぐ右手に見える支尾根を登っていったが、今日はこの道を真っすぐ進んで行く。山裾に近づくと道は左に折れ、それを詰めていくと曼殊院墓地(宮内庁)で行き止まるので真っすぐ、山道を登っていく。この道が支尾根に乗るかどうか?「乘ってくれ!」と期待する。

左の階段は曼殊院墓地、ここは真っすぐ山裾へ

 少し進むと開けてきて、支尾根の先端から溝状の道?のようなものが支尾根に続いているのを見る。これは左手の山裾からやって来たのかハッキリしない。とにかくこの溝に沿って支尾根を登ることにする。溝が道かどうか分からないが「これなら登れる!」と溝を登ることにする。

支尾根の先端から登る溝を見る

 残念ながら溝の中には倒木が見えるので溝横を歩くことにする。支尾根の勾配はだんだんきつくなるが溝は何処までも続く。溝で狭くなった尾根、急斜面で歩きにくくなる。

倒木が見えるので溝横を歩く

溝は何処までも続く

 登るにつれ溝が浅くなってくるが消えることはない。支尾根はだんだん狭くなるが、この溝は何処まで続くのやら?何のための溝なのか?鉄塔工事や堰堤工事用?伐採木をおろす木場道?、それとも昔の山城に関係した道?・・・等考えながら登っている時、今まで気づかなかったが尾根の右手にも深い溝が登ってきているのを見る。「何だ!これは?」。

溝に倒木が増え尾根を登る

尾根の右手にも深い溝が迫る

 それでなくても狭い支尾根、両側に溝が迫り、所々で倒木が邪魔をし、また勾配もきつく足元も悪く落葉で滑り・・・歩きにくいので注意してユックリ登ることになる。

 登るにつれ、いつの間にか溝が1本になったような気がする。支尾根は細くなったがそれでも溝は続き、溝はだんだん浅くなっていく。

所々で倒木が邪魔をし

溝は続くがだんだん浅くなっていく

 東向きに登っていた尾根が、少し南へ向いてきて傾斜も緩くなってきたので「もう少しで曼殊院からの尾根に出合うだろう」と哲郎。溝も浅く、その中を歩いていくと目の前に四角い石(コンクリート?)を見て、そこで溝は終わる。この石は「ここでSTOPの目印なのだろうか?」。

傾斜も緩くなってきたので

四角い石で溝は消える

 その石から10m登っただろうか、曼殊院からの尾根に合流する。ここは尾根の中央ではなく北側の尾根下の斜面の横道、前回ここで支尾根を見て「この支尾根は何処へ?」と思った所である。

曼殊院からの尾根の横道に出合う

 「やれやれ宿題も終わった」と一休み、登ってきた支尾根を見ていると、曼殊院からの尾根の北側に沿って尾根下に広い道を見る。再び登ってきた支尾根を下って確認すると、その道はあの四角い石付近から続いているようだ。「この道はあの溝から続いているのだろう」と哲郎。今日はこの広い道を登っていく事にする。

 広い道からふと下を見つめると、さらにこの道の下にも幅1m程度の道を見たので調べるが、これは途中で消えているので引き返えす。

尾根北側の尾根下の広い道を歩く

 広い道を歩きはじめるが、この道の行きつくところは予想出来る。前回、前々回と曼殊院からの尾根を歩いた時、標高400m付近で尾根と尾根東の尾根下の道が接近するところで、西側にも広い道を見ていたからだ。

 その尾根下の道が最接近するところで歩いてきた道は終わり曼殊院からの尾根に乗る。何の道なのかは分からないが、とりあえず宿題をかたづけたので、尾根を登っていきてんこ山へ向かう。

道は右に曲がり曼殊院からの尾根に乗る

 尾根を一登りし尾根道が水平になると右下からの尾根下の道と合流する。周囲の木々に雪を見て山頂はもっと積もっているやろ!と。道は広くてんこ山までは緩やかな道が続き歩き良い。

曼殊院からの尾根下の道へ降りる

てんこ山へ向かう

 てんこ山を過ぎるとすぐに鞍部に降りていく。今日は前方の尾根に乗らず南へ下っていく広い道を歩きトレイル道へ向かう。「この道は久し振りだ!」と歩いていくと随分と下っていくが、この道も25年ぶりなのだろう余り覚えていない。「遠回りになってしもた!」と言う頃トレイル【66】に出合う。今日はキララ坂を下る為、左をとり掛橋(石鳥居)へ向かう。

てんこ山 三角点

てんこ山からトレイル【66】へ下る

 鳥居が見えてくると掛橋(石鳥居)広場【67】、いつものベンチに数人の人を見る。ここでの昼食は止め水飲み対陣跡へ向かう。一下りすると音羽川、橋が滑ると谷の中を渡る。谷沿いの道、雪は融けているが滑るので、ゆっくりと歩いていく。途中で谷筋の道が崩れていてロープで下る事になる。

掛橋(石鳥居)広場に着くが 雪の橋を渡らず川の中を渡る

谷間で道が崩れロープが

 水飲み対陣跡に着き、すぐにキララ坂を下っていく。「途中で昼食を!」と下っていくが、今日は寒く陽射しもないので適当なところがなく、とうとう登山口に着いてしまう。流れで靴やストックを洗い、朝来た鷺ノ森神社経由で叡電修学院へ向かう。

水飲み対陣跡【69】に着き

久し振りのキララ坂を下る 今日も迂回道を歩く

 もう13時を回っている。すぐに電車に乗らずホームのベンチで昼食とする。何台も目の前で止まって行く電車。今日は寒いのか時間が昼過ぎなのか観光客は少ない。「そろそろ!」とやって来た電車に乗り帰路につく。




皆がカメラを向ける八瀬行きの電車【HIEI】









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