宿題を片付けた後はキララ坂を下っていく
日程:
・2023.12.14 (水) 晴れ 哲郎・道子
コース:
・北白川仕伏町バス停からトレイル道(9:30)~【56-2】で谷道へ~谷を詰めた【58】で次の谷道へ~植林地~トレイル【60】瓜生山コース出合~【61】白鳥山へ~【64】曼殊院へ下る林道出合~無動寺川堰堤へ下る古道分岐~荒れた古道~堰堤から【65】へ登る古道出合~トレイル【65】~掛橋(石鳥居)~水飲み対陣跡【69】~キララ坂を下る~キララ坂登山口~鷺ノ森神社~京都バス修学院バス停(14:30)
注意:
・無動寺川の遡行や無動寺川とトレイル道を結ぶ古道は危険なところがありますので、初心者だけで出かけないようお願いします。
前回無動寺川からトレイル道へ登る古道を探索したが。2本の内1本は途中で踏み跡薄くなり途中で引き返し、もう1本の古道を登りトレイル【65】へ出ることが出来た。今日は引き返した古道をトレイル道から探索する。
京都バス3系統に乘り終点の北白川仕伏町へ向かう。バス停から北へバプテスト病院へ進むと道は登っているが、ここでで右手の広い駐車場へと進んで行く。
日の当たる所で準備し駐車場の奥へと進んで行くと、流れが現れその横の細い道を進んで行く。ここが比叡山へ向かうトレイル道の入口である。前回はこの道を進んでも人に出合わなかったが、今日は早速女性のペアに出合う。神社のあるトレイルの尾根コース・谷コース分岐点で単の男性に出合い、「今日はたくさんのハイカーに出合うかもしれない!」と思ってしまう。
バプテスト病院駐車場からトレイルへ | 神社まで来ると谷道・尾根道分岐 |
分岐から谷コースを進む。住宅の裏手の谷だが、深山の谷のような雰囲気がするので哲郎は気にいっている。でも前前回訪れた時より2週間たっているので、紅葉はほとんど散っていて鮮やかさはない。谷を詰めていき一登りすると次の谷に出合い、谷沿いを登っていく。
谷横を登っていくと | 次の谷に出合う 前回見た紅葉は散って |
処理された倒木帯を抜け一登りすると、トレイル【60】の瓜生山から下ってくる尾根に乘る。ここから尾根道が続くが、道にはもう散った落葉が積もり綺麗と言うよりは、滑らないように気を付けて歩くことになる。
倒木は処理され問題なし | 瓜生山からの尾根道出合【60】 |
トレイル【61】で今日は右手の白鳥山へ登るルートを歩く。昔一度だけ登ったが「何もない!」と、それ以来下の尾根下を進んでいたが、今日は「どんなとこやった?」と登ってみることにする。
だらだら登っていくと山頂らしき広場に着く。ここには白鳥山についての案内板がある。城跡なので西の京都市内が見渡せる。足元に「これ、何?」と鉄板のようなものとポンプのような物を見る。鉄板?(錆びていないので鋳物?)、よく見るとPUMPと書いてあるので、傍のポンプの破片かもしれない。でも大きな鉄板?なので消防用の部品かもしれないが、「こんな広場で?」と・・・?。
「どんなとこやった?」と白鳥山へ | 傍のポンプの破片かもしれない |
特に興味あるものもなく北へと道なりに下っていく。トレイル道に出合うと、ここがトレイル【62】である。トレイル道を進んで行くと、すぐにトレイル【63】、ここは前回無動寺川へ下っていった分岐である。今日の探索はトレイル道からの古道探索なので、谷へは下らなくトレイル道を進むことにする。
【63】前回無動寺川へ下った分岐 | 【64】曼殊院へ下る林道分岐 |
数10m進むと林道分岐に着く【64】。左の広い林道は曼殊院へ下っていくので、この林道も時々下りで利用すしている。目的の古道入口はこの先トレイル【65】の手前にあるので、ここから右手の斜面の様子を見ながら進んで行く。
道は尾根の右側の尾根下を進んで行く。地形図で見ると、古道分岐はこの先400~500mさきにあるようだ。途中で道は分岐し尾根に乗って行く道を見るが、楽な尾根下を進んで行く。尾根道に出合うとき尾根道からトレランのカップルに出合い追い越していく。
しばらく尾根下を心地よく | 左手の谷間が迫って来たところ |
尾根は細くなり左手の谷間が迫って来たところを過ぎると、目の前に尾根の先端を見る。トレイル道は左へ巻いていく。右手に道のようなものを見て「これや!」と二人、細い作業道のようにも見えるので、この道を進むことにする。
「これや!」と二人、この道を進むことにする |
トレイル道からほぼ水平に巻いていく道は右手に下る支尾根に出合う。ここで道は消える。地形図によると、古道はこの支尾根を下るのではなく、ほぼ水平なので左手の斜面を観察する。そこには道のようなものがあるので進んで行く。
左手の斜面を巻く道のような所を歩く |
道も進むにつれ細くなり踏み跡もはっきりしなくなり「???」、前回反対側から来た時の状態と同じである。「ここや!」と、二人が引き返したポイントに着く。前回引き返したポイントからちょっと進めば古道に出合ていたようである。
植林の上端を歩くが急斜面 | 植林地を外れると踏み跡は少しずつ |
雑木の斜面は急勾配 踏み跡を辿る |
古道を進んで行くが、この付近は谷間の植林地の上端部分で、植林されたとき古道がハッキリしなくなったようである。歩きにくい横道を進んで行くと小さな支尾根の先端で広くなった古道に出合う。倒木を抜けるとシッカリした古道に変わり、ユックリと下っていく。
小さな支尾根の先端で 広くなった古道に出合う |
古道の倒木を潜る |
シッカリした古道を下ると | 植林地の谷間、古道の分岐点に着く |
右手に植林地の谷間を見て止る。ここがトレイル【65】へ登っていく古道分岐点である。宿題をかたずれた二人は何やら嬉しく植林の谷間を登っていく。登っていくと谷間は緩やかになり、ここから左に(北西)へ谷間を緩やかに登っていけば【65】である。
古道分岐のマーク | 植林の谷間を登っていく |
【65】への緩やかな谷間を登っていく |
トレイル【65】に付き、今日はトレイル道を右にとり掛橋へ向かい昼食とする。ここで単の女性、ちょっと登って掛橋への林道に乘ると3人組に出合う。もう紅葉は終わっているので、ただ黙々と進んで行く。鳥居が見えてくると掛橋のベンチが見えてくるが、2つのベンチは先客で埋まっている。もう今日は10人以上出合い、「なぜ?」「前回は水曜日、今日は木曜日で・・・関係あるのかな~」。
トレイル【65】に付き右へ | 鳥居が見えてくると掛橋のベンチが |
掛橋の林道を奥へ進んで行くと、谷へ降りていく道があり日が射しているのでここで昼食とする。目の前に比叡山がどっしり、その山腹にもう紅葉は見えない。今日は宿題も片付けた事だし、滋賀へ下るのもやめゆっくりの昼食、今日はユックリとキララ坂を下ることにする。
比叡山を見ながら昼食 |
30分の昼食休憩も終わり、水飲み対陣跡へ向かう。音羽川を越えると谷上の細い道が続く。ここもたくさんの落葉で埋まっているので、滑らないようにユックリと歩く。途中の細い谷、2つ目の谷はトレイル【68】、熊に襲われたと「クマ出没注意」の案内板を見る。
水飲み対陣跡へは音羽川を渡って | 掛橋から水飲み対陣跡への道 |
一登りすると水飲み対陣跡【69】、休むことなくキララ坂を下っていく。キララ坂は深い溝状の道が続く。深いので落葉がたくさん積もっていて落葉の下に何があるか分からない。何もなければふんわりして気持ち良い道である。
途中から尾根を下る迂回路を進む。もうキララ坂には「クマ出没注意」の案内板がたくさん続く。このキララ坂は比叡山へのメインルートになっているので、案内板が多いようである。
途中から尾根を下る迂回路を進む | さすがキララ坂 多言語で案内 |
キララ坂登山口で用具を洗い後始末、キララ橋を渡り鷺ノ森へ向かってみる。後始末中にもたくさんの登山者が横を抜けていく。鷺ノ森神社のモミジ、大木の影になるのか1本だけ綺麗に咲いている残りモミジを見る。
今日は京都市営バスに乘らず、叡電修学院駅へ、ここはトイレを借りるだけ。賀茂川沿いの道にある京都バス修学院バス停に向かう。四条河原町行きのバス、時刻表を確認する間もなくバスがやってきて、ラッキー!このバスは途中で観光客が乘ることもなく、次からこのバスにしよう!と。
鷺ノ森神社の残りモミジ |