京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

鏡山(大谷池コース~鳴谷池)
2023.12.07

TOP写真

大谷池コースは大谷池に沿って歩く

飾り 飾り 飾り

飾り 飾り

日程:
・2023.12.7 (水) 晴れ   哲郎・道子

コース:
・鏡登山口(9:20)~大谷池~林道終点~休憩所~こんめ岩~木の実のなる広場~展望広場分岐~貴船神社~展望広場~鏡山頂上(頂上とあるが三角点は西130mと落書き)~「雲冠寺跡下山方向」へ下る~稚児谷地蔵の摩崖仏分岐~雲冠寺跡~鳴谷池~三井アウトレットパーク登山口(13:00)

注意:
・大谷池コースを登りついた山頂広場にある標識の「鏡山山頂」は地形図の三角点の位置と異なり注意が必要です。このポイントからの鳴谷池への下山は、標識の「←雲冠寺跡下山方向」にしたがって下っていくと鳴谷池へ降り立ちます。



飾り 飾り 飾り

 野洲から三井アウトレットへ向かうとき、途中に鏡登山口というバス停がある。ここから登ると「どんなコースなのだろう?」と登ることにする。

 平日のJR線、新快速は混むので普通に乘り座って野洲駅へ向かう。三井アウトレット行きのバスは1時間に1,2本、朝は店の従業員がたくさん乘るので、少し早めに並んで座ることにする。

 鏡登山口でおり道端にベンチがあるので、ここで準備する。早速登山口からスタートするが入口に大きな登山口の案内板、大きく書いてあるので迷いようがない「鏡山ハイキングコース(大谷池コース)入口」と書いてある。

写真 写真
鏡登山口 案内板に従い歩きはじめる

 入口からすぐのところに大きな案内板「竜王町ふるさと歴史の森散策ルートマップ」とたいそうなタイトル、鏡山への3コースが描いてあるが役に立つのであろうか?。

写真
大きな散策ルートマップ

 左右には大きな工場があり、左手の工場に沿って歩いていく。遠くに見えるのが鏡山のようである。登山口から5分歩くと右手の工場が消え、林道は分岐する。地形図を取り出し確認するが、何のことはない、立派な標識が案内してくれる。

写真 写真
登山口から5分で林道分岐 標識が案内してくれる

 工場の裏手を歩いているのだが、何やら立派な道と道路標識が見えてきて「こんなところに道路?」。道の出口は目の前にあるが入口方面は?。「バス停が?」「車が走っていない!」と、何故こんなところに・・・。この工場専用のバス停や避難路なのだろうか?

 その道の先にドーム型の建物が見えて「天体観測ドーム?」・・・。外観からは何か分からなかった。その横を抜けると心地よい雑木道が続く。

写真 写真
この道は何? この建物は何?

 心地よい雑木道を進んで行きバス停登山口から15分歩くと前方に池が見えてくる。池の周囲は紅葉が混じって綺麗、予想以上に大きな池であった。池に沿って進み、離れ際で小休止し周囲の風景を楽しむ。

写真 写真
紅葉を楽しみながら 「鏡大谷池」とある

 しばらく雑木の林道を心地よく歩いていく。途中で「国有林」の看板を見るので、心地よい雑木林が残っているのだろう。バス停から40分、林道終点に着く。

写真 写真
大谷池離れ際で小休止 雑木の林道を心地よく

写真 写真
林道左手に植林を見る 林道終点に着く

 ここから左の細い道へ進む、分岐に標識があるので分かる。傍の看板に、竜王国有林を「用途:遊歩道・展望台」で竜王町が借受けとある。貸付期間中に、このコースを整備したようである。

 5分も歩くと、そのコース整備の跡が見られる・・・立派な階段が続く。これがイケマセン!丸太風のコンクリートの階段、緩やかなところにも続いていてかえって歩きにくい。急斜面の階段は雨水により土砂が流れ20cm飛び出しているので、その階段は歩けない。階段を作る時は後のフォローを考えて欲しい!

写真
立派な階段が続くが長く続き嫌になる

 階段は予想以上と言うか、山頂まで続いている。植林地の急斜面に階段が続き、もう嫌になってくる。所々平らな道になり階段が無くなるとホットする。途中で崖崩れか迂回路が出来ている。当然階段がないので嬉しくなる。

写真
迂回路は当然階段がないので嬉しくなる

 登るにつれ階段も減ってくる。途中で「木の実のなる広場」の看板を見る。周囲に広場は見当たらないが紅葉した木を数本見る、植林地の中なので目立つ。そのうち左手が雑木に変わると足元に野草を見る、キッコウハグマの綿花も見る。下を向いて歩いていると、赤い実を付けたヤブコウジの群生も見る。

写真
「木の実のなる広場」の紅葉

写真 写真
キッコウハグマの綿花 ヤブコウジの群生を見る

 「みたらしの池・展望広場」分岐に着く。この池は随分と谷間を下っていくようで諦め展望広場へと進む。右手に鳥居が見えてくる。「貴船神社」とある。貴船神社は何処にでもあるようだ。また数分たてば展望広場、見晴台に載ってみると正面に雪野山の全貌が見えるが、周囲の植林が迫ってきているので、何時まで見えるかな~。

写真 写真
見晴台に載ってみる 「貴船神社」とある

 展望広場から一登り(2分)山頂広場に着く。広い広場に立派な標識が色々たっている。右の広場は「鏡山山頂」、左に下っていく道は「←雲冠寺跡下山方向」とある。また別の標識では、ここは竜王山山頂とある。鳴谷池へ下るには?とこの広場をウロウロすることになる。地形図を見ると鏡山三角点はこの標識から西へ進んだ所にある。

写真
右の広場が鏡山山頂とあるが
←三角点130mと落書き

 数年前、谷筋から鏡山へ登り、北尾根を下っていき道の駅方面へ進んだが、こんな広場に出合った記憶はない。広場から北の道へ向かってみるが谷へと下っているので引き返す。

 広場から西へ進んでみると分岐に着き、下山する道と「S-180」の標識を見る。昔登って来た道はここのようで、ここから北西へ進んだようである。ここが地形図の鏡山山頂のようだ。また三角点と山頂の位置が異なっていて、山頂広場は鏡山、竜王山と両方呼ばれているのかも知れない?。

写真 写真
山頂標識から西へ進んだ所の分岐 2019年に出合った三角点

 山頂広場には「鳴谷池」への表示が全くないが、地形図の破線を見て、登ってきた山頂広場に戻り、標識「←雲冠寺跡下山方向」に従い、鳴谷池へ向かうことにする。この標識も「←雲冠寺跡下山方向」ではなく「←雲冠寺跡から鳴谷池」と表示すべきだろう。「下山方向」とは素人が記入したのだろうか?。

写真 写真
紛らわしい標識 結局「←雲冠寺跡下山方向」に下山

 下りも階段が見られるが、雑木林のなか心地よく下っていく。同じポイントへ下っていくのにコース案内の標識の表示が出合う度に変わっていて、これも素人、初めて歩く人は迷ってしまいそうだ。ひどい標識には下山方面へ「散策道」とある。

写真 写真
鳴谷池へ下るコースは雑木道が多い 下山コースにも階段が

 石垣が残っている雲冠寺跡を過ぎると段々緩やかになり常緑樹が増えてくる。最後は谷間の緩い道に変わり道が広くなると鳴谷池は近い。前方が明るくなると鳴谷池に着く。山頂から40分である。早速休憩所で池を見ながら昼食とする。そこへ女性が一人通り過ぎていくが、今日初めて出合った登山者である。

写真 写真
石垣が残っている雲冠寺跡 勾配が緩くなるとシダの道を抜け

写真 写真
緩やかな谷間は鳴滝池が近い 鳴谷池の休憩所に着く

 昼食後は池に沿って南への道をとり登山口へ向かう。最後は池から谷沿いの道を歩く、心地よい道である。最後は砂地の中を進んで行き三井アウトレットの駐車場近くの登山口に出合う。

写真 写真
花の終わったコウヤボウキ 冬の山で目立つソヨゴの実

 三井アウトレットへ行きトイレで着替え、ここ発の野洲駅行きのバスで帰路に着く。鏡山大谷池コース、「階段が無ければいいコースなのに」と哲郎。


飾り 飾り 飾り

 標識が間違ったり不明確な時にGPSは役に立つが、この低山で携帯する人は少ないだろう。

写真 写真
山頂広場の鏡山山頂の標識
鏡山三角点は逆方向にあるが山頂はここ?
山頂広場の竜王山の標識
同じ所に2本の標識で迷ってしまう



飾り 飾り 飾り


連絡


飾り 飾り



トップへ