幾何学模様が素敵な アケボノソウ
日程:
・2023.9.30 (土) 晴れ後曇り 哲郎・道子
お彼岸も過ぎたのに連日暑い日が続く。今日は野草観察しながら湖東を散策し足慣らしとする。低山ではまだリンドウやセンブリには早いようだが、「ツリガネニンジンやワレモコウぐらいは咲いているだろう」と出かける。
観察の結果、ツリガネニンジンは終わりかけ、ワレモコウは見頃だった。アケボノソウは咲き始め、ヒヨドリバナは谷沿いにたくさん咲いていた。
ネコハギ |
■ 足元に咲いていて踏みそうになった小さな花、これもマメ科ハギ属です。。
ツリガネニンジン |
■ 花の色や形が色々で、この狭い範囲で何故だろう?。
ツリガネニンジン |
■ この株は高さ1mくらいでたくさん咲いていたが、見頃を過ぎていた。
ワレモコウ |
■ ワレモコウの茶色い塊は小さな花の集まり。最近株が減ってきている。
ヒヨドリバナ A | ヒヨドリバナ B |
■ Aは正常なヒヨドリバナ。Bはジェミニウィルスに感染して葉が黄化症状を示している。
足元にたくさんの花が連なるツルリンドウは今年初めて見る。リンドウはまだ小さなツボミ、まだまだである。1カ月前に見た大きな花を咲かせていたキキョウ、花は小さくなっているが、まが咲いていた。
オオフタバムグラ |
■ 水辺に咲く雑草ですが、よく見ると綺麗。
ツルリンドウ |
■ 数段も連なって綺麗に咲くツルリンドウは久し振り。
キキョウ |
■ 1カ月半前に見た花より花径は10cm余りと小さくなっているが、野に咲くキキョウはとても綺麗。
ヤマハギ |
■ ハギの仲間は多いのでヤマハギ?。自信がありません。
アレチヌスビトハギ |
■ ハギに似た3小葉ならヌスビトハギ・・・、この独特な花はアレチヌスビトハギ!。
キッコウハグマは花茎が立ってきているが開花はまだまだ、センボンヤリも秋の花茎がたっていた。道端に白い花が咲いていた。遠くからハッキリ確認できたが、ミヤマウズラの花がまだまだ咲いていた。
たくさんのサワシロギクが目を楽しませてくれるが、花はまだ白かった。これから紅紫色に変わっていく。
ミヤマウズラ | ミヤマウズラ |
■ 「まだ咲いている!」とミヤマウズラの花を見る。葉がウズラの卵のよう⇒ミヤマウズラ
キンミズヒキ |
■ 黄色い花も、最後はクッツキになる。
アキノキリンソウ |
■ アキノキリンソウはこれから。
イヌノヒゲ |
■ 総苞片の先端が鋭いのでイトイヌノヒゲではないことが分かるが、イヌノヒゲにも色々あってもっと観察しないと断定できません。
ガンクビソウ |
■ 花がキセルの雁首(がんくび)に似ている⇒ガンクビソウ。
ヒメジソ |
■ 山野の林のふちや道端に生える。花期は9~10月。全体にヒゲがあればシラゲヒメジソ。
サワシロギク | サワシロギク 変色始まる |
■ 咲き始めは白い花だが秋が深まってくると紅紫色を帯び、色が段々濃くなる。
キッコウハグマ | センボンヤリ |
■ 花茎が伸びてきたキッコウハグマとセンボンヤリの秋花、2~3週間後には咲くでしょう。
ゆっくりの昼食休憩込みで4時間の散策、いい運動になりました。低山のリンドウはこれからなので楽しみにしています。