オオキツネノカミソリとモミジガサの群生
日程:
・2023.8.4 (金) 晴れ 哲郎・道子
注意:
・ポンポン山の大原森林公園内の竈ヶ谷や野草保護区への立ち入りには入山許可が必要です。京都市のHPや大原野森林公園案内所で確認して下さい。
ポンポン山にオオキツネノカミソリが咲いているという情報は承知しているが、なかなか出かけられない。「花が終わってしまう!」と、今日も37~38℃の猛暑日だが出かけることにする。
結果的にオオキツネノカミソリやウバユリは野草保護区へ向かう途中で十分観察できたので、目的は達していたが予定通り竈ヶ谷や野草保護区へ向かうことにする。
善峯寺バス停から大原野森林公園案内所へ向かう。直ぐ杉谷への急斜面を登ることになる。標高差260m、あさから、もう猛暑で足が進まない。野草観察をしながら歩くので、30分以上遅れて森の案内所に着く。
案内所で早い昼食後、竈ヶ谷へ向かうがヨレヨレ、最後は東尾根から東の東海自然歩道へ下り善峯寺バス停へ向かう。ゆっくり歩くので最終便になってしまった。
オオキツネノカミソリ |
■ キツネノカミソリに似ているが、オオキツネノカミソリの雄しべや雌しべは花から大きく飛び出しているので分かる。
アキノタムラソウ |
■ 夏になると田畑の畔に淡紫の群生を見る。
ハス |
■ 善峯寺に毎年のように綺麗に咲いている。盆の法要で使うのかも知れない?
ヒヨドリバナ |
■ フジバカマにとまるアサギマダラ、ヒヨドリバナにも止っているのを見る。どちらもヒヨドリバナ属。
クサアジサイ |
■ 花が少ない夏の道、谷沿いに綺麗に咲くクサアジサイの花を見る。
ミゾホオズキ |
■ 湿地の溝に咲く+実がホオズキの実に似ている⇒ミゾホオズキ。谷沿いや山里の田の溝に群生している。
ミズタビラコ |
■ 山地の谷の水辺や、湿った所に生え、群生する。田平子 (たびらこ)とは春の七草の仏の座(ほとけのざ)。
モミジガサ |
■ 葉が開くとモミジ葉の形に似ている⇒モミジガサ。
トキワハゼ |
■ よく似たムラサキサギゴケは上唇(上側の花弁)の切れ込みが深く、トキワハゼより大きく、花期が短い(3~5月)。
ツチアケビ |
■ ラン科植物で腐生植物。山地の林内や、やぶなどに生える。
ウバユリ |
■ 花が咲く頃、葉が枯れてくる(葉が枯れる⇒歯がない)でウバユリ。
ヤマトウバナ |
■ トウバナの仲間で山地に分布する⇒ヤマトウバナ。
エゴノキの実 |
■ 5~6月頃、エゴノキの花は白い花が枝に吊り下がるように一斉に咲く。英国で「スノーベル(雪の鐘)」と呼ばれている。
オオキツネノカミソリの群生 |