京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

ポンポン山周辺散策と野草観察
2023.09.14

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外畑にある大きな 西京都変電所

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日程:
・2023.9.14 (木) 晴れ後曇り   哲郎

駅 行き: JR高槻駅北バス停 7:53 - 田能口バス停
駅 帰り: 善峯寺バス停 14:24 - 阪急東向日

コース:
・田能口バス停~樫田校前バス停~田能バス停~中畑口バス停~中畑西バス停~中畑バス停(昼食:バス停にベンチ有)~中畑回転場バス停~谷川きのこ園~西京都変電所~外畑集落~小塩山外畑登山口~大原野森林公園案内所入口~逢坂峠分岐~杉谷~善峯寺バス停


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 今日はポンポン山の周辺散策で野草観察とムカゴ狩り楽しむことにする。結果は残暑厳しく秋到来が遅れ、花観察もムカゴも早すぎたようである。

 ムカゴがなるフェンスには、くずの花が咲きセンニンソウがいっぱい咲いていて、過去の経験では「これではムカゴはだめだ!」と。それにいつも色づいているノブドウの実が緑色で「秋、遅れているな~!」と感じる。

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8:30田能口バス停から野草観察スタート


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アカバナ

 ■ 伊吹山で見るイワアカバナの花は、柱頭が球状、アカバナは棍棒状なので区別できる。水路等湿った所に咲く。


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アカバナユウゲショウ

 ■ 遠くから見るとアカバナ?のように見えるが、これは野生化している外来種。荒れ地、耕作地周辺など日当たりが良く、乾燥気味のところに咲く。


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アキノノゲシ

 ■ 野菊の花は普通白色、これは淡黄色でタンポポのよう。


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アキノタムラソウ

 ■ 花はアキギリの花を小さくしたようなものだが、花の付き方が色々あって、その区別は良く分かりません。


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アレチハナガサ

 ■ 外来種で道ばた、荒地や河川敷に大きな群落を作る。


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フジバカマ

 ■ 開花はまだまだ、アサギマダラもまだまだ!。


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ハグロソウ

 ■ オハグロソウではありません。葉が黒いのでハグロソウ。


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ハキダメギク

 ■ 菊と言っても、掃き溜めで見つかったのでハキダメギクとは可哀そう!。白い舌状花が5個並ぶが、離れて並ぶのが面白い。


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 今日も残暑厳しく、暑い日差しを受け、こんな山奥の道をブラブラ歩いているのは哲郎一人、ただ車の往来が多く「「それにしても今日はダンプが多く奥で工事でもしているのやら」と気を付け野草観察しながら歩く。

 樫田校前バス停9:30、バス停1区間を1時間もかかって歩いたことになる。樫田校前バス停から車は一方通行、右の田能バス停の道を歩く。

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樫田校前バス停裏の谷は黄色い花で埋まっている。


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ヘクソカズラ

 ■ そんなに匂わないが、花や葉、実をもんだりつぶしたりすると屁+糞のような悪臭がする⇒ヘクソカズラ。


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ヒヨドリバナ

 ■ サワヒヨドリ、ヨツバヒヨドリ、フジバカマの仲間なのでアサギマダラが飛んでくる。


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シュウメイギク

 ■ キクと言えど菊の仲間ではなくキンポウゲ科です。京都ではキブネギクと呼ぶ


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イボクサ

 ■ 沼やため池、河川、水路、水田など湿地帯に咲く雑草です。


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キンミズヒキ

 ■ 水引のように長い花は見たことがない。


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クサアジサイ

 ■ 何も咲いていない夏の谷間で出合うと、しばし足を止め、目を楽しませてくれる。


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クサギ

 ■ 甘い香りのする白い花が咲き葉に独特な香りがします⇒クサギ(臭木)。花が終わると、星形の赤いガクと青い実が残る樹木。


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10:45中畑バス停で昼食とする

 中畑バス停のベンチでオニギリを食べていると、傍にある拡声器から防災放送が始まる。「こちらは高槻市です。昨日午後8時頃、中畑寺谷でクマが発見されました!」と大音響。「エッ!すぐそばや!、でも昼間にこの車道には現れないだろう!」と思うが、一応周囲を見渡す哲郎。

 とりあえず、オニギリは危険だと早く食べ、11:00に中畑回転場バス停から外畑方面へと出発する。


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クサノオウ

 ■ 道ばたや草地、林縁などに生える。茎や葉を絞ると黄色い液が出る⇒「草の黄(おう)」、また鎮静剤や皮膚病にきく⇒「瘡(くさ)の王」だとか、いろいろ!


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クズ

 ■ 根からとったデンプンが葛粉になる。秋にはフェンス等で綺麗な花を見かける。秋の七草の一つ。


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ミズヒキ

 ■ 花弁はなく、萼片は4個あり、上側が赤色なのがミズヒキ、全て白いのがギンミズヒキ。


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メハジキ

 ■ 荒地に生える多年草。花は上部の葉腋にかたまってつき、刺針状の短い小苞がある。シソ科の花はみな似ている。


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ノブドウの果実

 ■ 果実は青緑色、青紫色、赤紫色と変化していきカラフルだが食べられません。今年は秋が遅れていて色づいていません。


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ニラ

 ■ 綺麗な花でニラ畑は真っ白。


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オトギリソウ

 ■ 日当たりのよい山野に生える。花弁と萼片には黒点と黒線がある。雄しべは多数ある。また多くの変種や品種がある


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 中畑回転場バス停から直ぐの峠を越えると京都府の外畑集落、何時ものように谷川きのこ園に寄って原木椎茸を購入する。女将さんと今日は珍しくご主人もいらして、お喋りが続く。12時前になったので善峯寺へ向かって出発する。

 いつの間にか太陽は隠れてくれたが蒸し暑い天気、日が射しても隠れても湿度が高いので暑さは変わらない。道端や田の畔を見ながら歩くが昨年と花の様子がちがうようだ。それに赤いヒガンバナが全く見当たらない、秋が遅れているようだ!。

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外畑集落を抜け大原野森林公園へと向かう

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オトコオミナエシ

 ■ 白い花のオトコエシ+黄色い花のオミナエシの自然雑種。


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センニンソウ

 ■ 木々やフェンスに絡まって咲いているが、これが元気なうちはムカゴがまだのようだ!。


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シシウド

 ■ セリ科のシシウド、花火のような花を咲かせています。


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ヤブマメ

 ■ マメ科の1年草、茎には下向きの毛がある。葉は3小葉からなり、萼が紫色に染まる。


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ヤブツルアズキ

 ■ マメ科1年草で葉は3小葉。小豆はヤブツルアズキを改良したものと言われている。ヤブツルアズキの黄色い花はくるりとねじれている。


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ツユクサ

 ■ 道横の空き地はツユクサで埋まっている。


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ツリフネソウ

 ■ やや湿った所に咲く1年草で群生する事が多い。細い花柄につり船のようにぶら下って咲く⇒ツリフネソウ。最近、花柄が長く吊り船のように見える花は少ない。


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ツルニンジン

 ■ 山麓や平地の林内に生えるつる性の多年草。根が朝鮮ニンジンに似ている⇒ツルニンジン。



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杉谷集落が見えてくると、善峯寺まで後30分と一安心

 今日も残暑厳しく蒸し暑い天気、ムカゴの収穫小、それでも色々な野草を楽しむことが出来ました。でも平地は山の上より秋の到来遅くツリガネニンジンやジャコウソウにはお目にかかる事は出来ませんでした。



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