京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

花背峠~天狗杉~芹生
2023.02.02

天狗杉へ 雑木の中を進む


日程:
・2023.2.2 (木) 小雪   哲郎・道子

行き: 烏丸北大路 7:33 - 花背峠 (京都バス)
帰り: 貴船 15:21 - 貴船口 - 国際会館駅


コース:
・花背峠バス停(9:00)~天狗杉~旧花背峠~芹生への林道を下る~芹生ロッジ~てらこや橋~芹生峠~地蔵小屋~アソガ谷出合~奥貴船橋~貴船バス停(15:21)

注意:
・花背峠以北は積雪時1m前後積もります。積雪量に応じてワカン、シュー、アイゼン等を利用してください。





 先週末には花背山の家で1mの積雪、「シューハイクに出かけなければ!」と。でもなかなか都合が付かず豪雪の5日後に出かけることになるが「雪、残っているやろか?」と心配する。

 広河原行きの京都バス、平日は出町柳7:20と休日より30分早い。朝が苦手な哲郎にはキツイので途中の烏丸北大路バス停から乘ることにする。バスは定刻にやってきて、乗客は少なく座れて一安心する。

 バスが市原を過ぎると民家の屋根に残雪を見るようになり、「雪は残っているようだ!」と、一安心する。鞍馬を過ぎても路面に雪はなく、今日は古道橋バス停付近でチェーンを装着するので、いつもより積雪は少ないようで花背峠からのコースをいろいろと考える。

 チェーン装着場所には2名がスタンバイしていて3名で実施するが、それでも10分以上待つことになる。バスが出発する頃にはフロントガラスのワーパーが動き出し、今日は一日中小雪が舞うことになる。

-3℃の花背峠で降りる

 花背峠で降りる。「-3℃」だが風が緩いので寒さは余り感じない。久し振りのシューハイク、装着に時間がかかる。今日は結局、花背峠から直ぐの天狗杉へ登り、旧花背峠に下り芹生峠への尾根道を楽しむことにする。

 バス停を過ぎたところの谷間が登山口、入口に倒木があり邪魔をする。ここから谷間の急斜面を登るのだが、今日のコースで登りらしい所はここくらいだけである。

小さな倒木が邪魔 天狗杉登山口

 積雪は60cmぐらいで雪は締まっているので歩き良いはずだが、先を歩く道子はなかなか進めない、予想以上に積雪があり急斜面なので苦労している。こんなところはアイゼンの方が早く登れるかも知れないが、今日はシューハイク、ユックリ登っていくのを楽しむ。

ユックリ谷間を登って楽しむ

 やっと尾根に乘り登っていくが、急斜面なのでジグザグに登っていく。「そうだ、リフターや!」と久し振りなのでリフターを立てるのを忘れていた。

やっと尾根に乘り登っていく

 やっと登り切り倒木帯に着く。道子はLINEで友に報告していてなかなかスタートしない。尾根に倒木が続くが、倒木の間を抜けることが出来る・・・のだが雪でルートがハッキリしなく苦労する。

倒木帯を抜ける

山頂へ向かう

 倒木を抜けるとしばらく植林地が続く。落雪で固まった所と柔らかい所が混ざりあい、積雪後時間が経った植林地は歩きにくい。

植林地は歩きにくい

 山頂手前の最後の斜面を登りきると雑木に変わり、やっと快適な歩きとなる。雑木の中を西へ進むとすぐに天狗杉山頂に着く。山頂からは南の斜面を下り支尾根に沿って西へと下っていく。今日一番の楽しい所だが、雪が締まっている分楽しさも半減する。

天狗杉山頂

山頂からは南の斜面を下り

 ここは南から西へと尾根に乘って進まないと変な所へ下ってしまうので要注意、途中で右手にクマザサ保存地のフェンスが見えてくるとコースは合っているのである。

雑木の尾根は心地よい

 無雪期には薄い踏み跡があるので迷わないが、積雪時は哲郎は地形図とコンパスで確認する。「痛い!」と哲郎、左足が穴に突っ込み、何かで足を打ったようだ。そこには雑木が横たわっていて空洞ができていたようだ。「痛い!」と道子を呼ぶ。

 打ったのは膝ではなく脛を打ち、赤くなっている。触ると痛いので炎症止めのパッドを貼る。でも歩くことができ「やれやれ、骨折はしていないようだ!」と、このままシューハイクを続けることにする。

 「フェンス、フェンス!」と言いながら下っていくと、右手にフェンスが見えてきて一安心。フェンスが終わると植林地の下に旧花背峠の地蔵小屋が見えてくる。積雪時は地蔵小屋へ真っすぐ降りていく。

フェンスが見えてきて一安心

旧花背峠に降り立つ

 旧花背峠10:50、予想以上に時間がかかったので、今日は尾根筋で芹生峠へ向かうのを諦め、林道で芹生へ下ることにする。「芹生ロッジまで無雪期は1時間ぐらいなので、2時間はかからないだろう!。随分と遠回りになるが芹生から貴船への道は除雪してあるだろう!」と哲郎。

 小休止後芹生への道を歩きはじめる。芹生までは標高差100m余りとユックリ下るのだが、支尾根分岐までは緩やかに登っていく。積雪は40~50cmに減り締まっていて歩き良い。

芹生への林道を歩きはじめる

 「やっとだ!」と、20分歩いて支尾根分岐に着く。このペースだと林道が終わる芹生ロッジまでは後80分かかることになる。でも芹生ロッジには12~13時頃に着くので、このままユックリ歩くことにする。右手に古びた小屋を見る、「花背小屋」と書いてあるが、これを見るのは何年ぶりなのだろうか?

 「あっ!」と哲郎は再びコケる。何故か林道に穴が空いていてそこにシューを突っ込んだようだ。よほどシューに負荷がかかったのかシューのベルトを固定する台が壊れている。昨年ベルトは取り替えたが、やはり全体が朽ちていたのだろう、「修理代かかるな~!」と。

あ~懐かしいと花背小屋

 小屋を過ぎると右も左も植林地、景色が同じなので楽しさも無くなる。そのうち左手に小さな谷を見るようになり地形図の谷のようだ。でも何処を歩いているかは分かりにくい。所々で出合う右手の谷間や林道支線を見て、哲郎は地形図を取り出すが、皆同じような分岐で標高差がなので特定出来ない。

 ハッキリするポイントは、右岸を歩いている林道が左岸に変わる橋ぐらいである。やっとその橋に出合う。分岐も増えてきて道は2分するところがたくさんある。無雪期では轍等で本道が簡単に判断できるが、積雪でどちらが本道かハッキリしない分岐もある、ここは地形図を見て判断する。でもこの林道の基本は「谷本流に沿って歩く」なので、そう難しくはない。

橋を渡り左岸を歩く

 谷が大きくなってきたのか林道は少し高い所を歩くようになる。それにしてもいつまでも続く積雪、景色も変わらないのでだんだん飽きてくる。「あっ!」と前方に小屋のようなものが見えてきて、「芹生ロッジに着いた!」と喜ぶが、近づくと大きな小屋が一棟だけであった。

林道は少し高い所を歩くようになる

小屋を見るが芹生ロッジではなかった

 そこから10分も歩くと建物が見えてきて「芹生ロッジや!」と二人は喜ぶ。芹生ロッジ前の橋までくると、前の舗装道は除雪してあり「予想通り!」と安堵する。ここでユックリ休憩しながらシューをかたずける。「壊れた!」と今度は道子のシュー、同じ時期に購入したので同じことが起きたのだろう。

「芹生ロッジや!」と二人は喜ぶ

 再び「修理代かかるな~!」と。もうすぐ山岳保険の更新+シューの修理代・・・「あ~あ哲郎の小遣い減少、晩酌が、地酒純米酒から清酒へ、ビールから発泡酒へ変わるだろう、きっと!!!」。

芹生ロッジ

 ここで30分の休憩、昼食は芹生峠で、と出発する。除雪されていても滑りやすいので、足元にスベラーズ?を着け歩きはじめる。芹生の集落はひっそりしていて冬場は里に降りているのかも知れない。民家の軒や塀には40~50cm積もっていて、先の豪雪でここも1m積もったのかもしれない。

芹生集落を抜ける

 橋を渡り芹生峠へ向かう。無雪期は20分で登っているが、今日はゆっくりと登って30分で芹生峠に着く。ここで昼食と言っても寒い所で立っての食事、「下の地蔵小屋で昼食としよう!」とすぐに貴船へと下っていく。

 直ぐのカーブで車が放置してある。ワイパーが立ててあるので、ここで雪道を登るのを諦めたのだろうか?。15分下ると地蔵小屋に着く。中にベンチがあるので、座って昼食ができた。ここでも20分とゆっくりし、貴船へと下っていく。どこから来たのだろうか?横を車が追い越していく。

芹生峠に着く

地蔵小屋で遅い昼食とする

 前方に滝谷峠からの尾根が見えてくるとアソガ谷分岐は近い。奥貴船橋14:55、芹生峠から100分歩いたことになる。「遅れた!」と貴船バス停へ急ぐ。

貴船の町は観光客少なくひっそり

 平日なのか貴船の観光客は少ない。そんな中を急いで下って奥貴船橋から25分で貴船バス停に着く。バスの時刻表を覗くと1分後に・・・目の前にバスがやってきて「ラッキー!」と。





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