京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

大文字山野草観察を止め二段の滝へ
2024.07.18

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雨後は勢いよく流れる 二段の滝

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日程:
・2024.7.18 (木) 晴れ   哲郎・道子

コース:
・JR山科駅(9:00)~洛東高校グランド横~疎水から安祥寺川沿い~毘沙門堂~後山階陵分岐からAコース~安祥寺川沿いの林道~林道終点~Aコース最後の分岐を右~林道出合~トレイル【45】四つ辻~大文字山~山頂ベンチ裏道~出合坂への尾根~鹿山~滝見坂~二段の滝~山中越~白川貯水池~(14:40)北白川仕伏町バス停



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 哲郎のライブも無事に終わり何やらホットするが、次のライブに向け楽譜と音源の作成・・これがなかなか忙しい!それでも今日は音楽を忘れ「山に出かけようか?」と言うことになる。でも世間は猛暑で外出を控えましょう!という天候が続く。気温が35~37℃の暑さでは北山深山でも比良山系でも熱中症に気を付けなくてはいけない気温、遠出を止め近くの北山をぶらり・・・でも梅雨明け前なのでヤマヒルが多い。結局大文字山へ出かけることになる。

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毘沙門堂へはスタバ横のトンネルを抜ける

 今年はオオハンゲやミヤマタゴボウ観察に出かけてないので、大文字山で野草観察することになる。JR山科駅からスタバ横のトンネルを抜け北の住宅地に出る。少し東へ進んだ分岐で北の住宅地の中を抜けると安祥寺川沿いの洛東高校グランドに出てくるので、川沿いに北へ進んで行く。ここにあるモミジバフウの大木は蒼々としているので今年も紅葉を楽しませてくれるだろう。

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川沿いの道に咲くヤブカンゾウ

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蒼々としたモミジバフウ
今年も紅葉が期待できる

 疎水に出合うと洛東高校前の橋を渡り、疎水沿いを東へ進み安祥寺川まで進む。ここには安祥寺水路閣があり北へと安祥寺川沿いを進む。住宅地に出合い細い道を進んで行き橋を渡ると毘沙門堂に出合う。青紅葉が茂る長い階段の登り口で準備する。

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洛東高校前から疎水沿いを進む 疎水から安祥寺川沿いを進む

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ボタンクサギ

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メハジキ

 階段下の川沿いの舗装道は大文字山登山道への道、今日は時々狭い道にダンプカーが往来しているので要注意、道子が毘沙門堂横の公衆トイレから帰ってきたので直ぐに出発、今日は安祥寺川沿いのAコースへ向かう。

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青紅葉の毘沙門堂

 後山階陵分岐で右の道へ進む。この道がAコースである。しばらく川沿いの道が続く。この道は北へと進んでいるので日当たりが良く何度も飲水休憩することになる。今日は京都地方は37℃という予報であったが、今の所フラフラする事もなく足元の野草を探しながら歩いていく。

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後山階陵分岐で右の道へ進む

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安祥寺川沿いの林道

 哲郎が写真を撮っている間も道子をどんどん進んで行くので、後を追いかける哲郎はシンドイ。でも今日は猛暑の中走ることなくユックリと後を追いかける。数年前の洪水の痕は年々減って来ているが、足元の野草はなかなか増えてくれない。定番のミゾホウズキやトキワハゼも随分と少なくなった。

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コナスビ コケオトギリ

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ミゾホウズキ トキワハゼ

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ミズタビラコ ハエドクソウ

 林道を塞ぐ大量の倒木が見えてくると、ここが林道終点、未だに倒木が処理されていなく歩きにくいが通ることは出来る。最初の大量の倒木は通りにくいが右岸へ渡り通り抜ける。この倒木を抜けると谷沿いの細い道に変わる。右岸を歩くようになり、途中もう1回倒木帯に出合うが、ここは簡単に通り抜けることが出来る。後は谷沿いの野草観察を楽しむだけだが、足元の草が大きく育ち目的の花は確認出来なかった。

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倒木はどこも通り抜けることが出来る

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茎に毛が無いのでムラサキニガナ
毛があればケムラサキニガナ

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オオハンゲ 葉は3裂した1枚葉
よく似たカラスビシャクは3枚葉

 最後の谷分岐点に着く。Aコースは真っすぐ西へ進み尾根へと登っていくが、今日はここで近道の右手の谷間を進んで見る。久し振りの谷間だが特に変わった所もなく、ただ黙々と登っていく。左手に林道が見えてくると勾配も緩くなり、数段の階段を登ると林道に乘る。

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右の近道にも倒木があるが問題ない

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階段を登ると林道に乘る

 目の前の斜面に山頂への細い道があるのでこれを登っていく。直ぐに如意ヶ嶽からのハイキング道に出合い、その先直ぐの所でトレイル【45】の四つ辻に着く。今日は山頂へ向かい昼食とする。

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林道から目の前の細い道から山頂へ

 大文字山山頂はひっそりとしている。「猛暑だからな~」と日の当たらないベンチを探していると、影のベンチに点々と登山者を見るので、やはり大文字山は登りやすい人気の山だと思ってしまう。オニギリを食べながら何処へ下山するか考える。野草観察は暑いので止め、「雨後の滝は楽しめるだろう」と二段の滝へ向かうことにする。

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大文字山山頂広場
日の当たるベンチに人影なし

 昼食も終わり、ベンチ裏を下る。出合った横道から出合坂の支尾根の道を下り鹿山へ向かうことにする。支尾根は陽射しが緩いので苦なく歩くことが出来る。出合坂の手前に分岐があり、まだ歩いたことがないので、ちょっと覗いてみる。ロープが続くがシッカリしているので、「幻の滝の谷の源頭付近へ降り立つのやろか?」次ここに来たら下ってみることにする。出合坂の下山口に土嚢が並んでいるので、この道は浸食が進んでいるのだろうか?。今日は鹿山へ向かい道はほぼ北向きの一本の尾根で歩き良い。

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分岐から覗くとシッカリした道が続く

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出合坂の道は崩れているのだろうか?

 途中で右に熊山乗越へ下る道、左に中尾滝方面へ下る道を通過、まだ歩いていない分岐も見るが、今日は真っすぐどんどん北へ進んで行く。この尾根は過去に鹿山から熊山方面へ歩いたことがあるが、周囲の風景が似ているので全く記憶に残っていない。一旦下って登り返し鹿山のある広いピークに着く。

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「鹿山」と言う所に着く

 右手に下ると谷筋から二段の滝へ向かう事が出来るが、今日は左の鹿山へ向かい、その手前から小鹿山への尾根へ向かい、途中にある滝見坂を下ることにする。この方が楽に早く滝に着くことが出来る。早速山頂広場を左に進むと、鹿山の標識を見る。その少し手前から大きく下って行く小鹿山への尾根をすすんで行く。

 数分下ると細い支尾根にベンチやテーブルを見る。左へ下ると見晴台方面のテーブルへと下っていくが、二段の滝へは右の谷間を下っていく。ここが滝見坂の下降点である(標識がある)。支尾根から谷間を15~20分下れば滝に着く。

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数分下ると細い支尾根にベンチやテーブルを見る

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右手に滝見坂の標識
滝へは右手の道を進み谷を下っていく

 滝は水しぶきを揚げ勢いよく流れている。道子は何時ものように滝上へ向かうが、哲郎は滝下へ回り写真を撮り始める。丁度滝の中央付近だけ日が当たり上手く撮れない。仕方ないので滝下を渡るが水が多く岩が滑るので慎重に対岸へ登り写真を撮る。

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雨後は勢いよく流れる二段の滝

 道子が降りてきたので、今日はここから山中越えへ抜けてみる。まだ夕方には早いこの時間帯でも車が多い道、歩道もない狭い道なので車が近づくと歩くのを止めることになる。北白川琵琶町バス停に着くが、この時間帯にはバスが無いので北白川仕伏町バス停まで歩くことにする。

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川沿いに咲いているのでイヌヌマトラノオ?
葉を見て オカトラノオだろう

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山中越えを歩く

 そのうち細い歩道が現れホットする。途中道路が大きく右にカーブするポイントで、以前見つけた迂回路を歩くことにする。細い民家の間を抜けると白川が大きくカーブするポイントに出てくる。広い芝を抜けると大きく蛇行する川横に大きな広場?があり、災害時にここで水をいくらか貯水する事ができるようだ。

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途中から以前見つけた
バス停まで山中越えを歩かない迂回路へ

 ここで小休止し着替えて出発、もう狭い山中越えを通らず目の前の小山をぐるりと回って北白川仕伏町バス停へ向かう。ちょっと歩いただけで汗をかいてしまう蒸し暑さ、二人はバスの冷房を待つ事になる。


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