京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

大文字山 紅葉見物に出かけるが・・
2024.11.22

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やっと紅葉に出合えて二人は喜ぶ(日が陰って少し残念)

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日程:
・2024.11.22 (金) 晴れ後曇り   哲郎・道子

コース:
・銀閣寺BS~銀閣寺~行者の森(11:50)~中尾城址~中尾滝~打越別れ~熊山乗越~熊山~夢見庵~鹿山分岐~(14:35)北白川琵琶町BS(14:51)



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 ネットでは大文字山の紅葉はサッパリとあるが、そろそろだろうと出かけてみる。大文字山なのでユックリと出かける。これが行けなかった!阪急電車が人身事故で運行を止めたのでJRで京都駅へ向かう。JRも振り替え輸送の為遅れ京都駅前で、列車が集中し駅前で長い事停車する。

 そんなこんなで銀閣寺到着11時となる。昼食を買っていなかったのでコンビニを探すが見当たらない。それでは近くの店でランチでもと思ったが、「食事の後は登る気がしない」と道子。仕方ないと銀閣寺の参道で饅頭でもと思ったら生八橋を見つけ購入する。歩きはじめると目の前にオニギリ屋さん、一瞬しまったと思ったが、1個300円~とあり生八橋で良かったようだ。

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銀閣寺参道は賑わっている 「行者の森」登山口

 今日は久し振りに「行者の森」前から登ってみようと、その登山口の前で買った八橋と持参したワッフルを食べ昼食とする。久し振りの尾根を登り始める。久し振りなのでコースは所々しか覚えていない。でも踏み跡がシッカリしているので安心して歩くことが出来る。約30分登って中尾城址の尾根に乘る。

 右にとり中尾滝へ向かう。直ぐに出合う分岐、左は緑の橋方面へ下っていくので右をとり尾根筋から中尾の滝へ向かう。下ったところの分岐にベンチを見るが、この付近は急ぎ足で通るので、このベンチが以前からあったのかどうか思い出せない。

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久し振りのコースは新鮮に見える 中尾城址の尾根に着く

 尾根下を巻いていき中尾滝への支尾根に乘って下っていく。途中で右手の斜面を下り谷に出合い、谷沿いに下る道、狭い道なのか前方より登ってくる男性は谷に降り道を譲ってくれる。男性に近づくと「山休(山の休日)さんや!」と。彼から「中尾の滝は少し紅葉しているが、上流は全くダメです!」と情報を頂く。

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ここから尾根下を巻いて
中尾滝への支尾根に乘って下っていく
中尾滝周辺の紅葉

 ここで方針を変え、中尾滝から天の原方面へ向かってみることにする。取り合えず中尾滝に降りていく。上を見上げると紅葉とは言えないような状態で、「ここの紅葉は綺麗だったのに!」と残念な状態だった。直ぐに中尾滝から上流へ歩いて行く。

 直ぐに大文字山登山道A-17へ向かう尾根の取付き、ここからの紅葉も綺麗なのだが全く紅葉していない。すぐ先の分岐は「打越別れ」とある。「打越とは何だろう?近道?」、この裏大文字山には色々な俗名が付けてあり意味が分からないものが多い。登っていくと出合坂へ向かう尾根に乘るがここにも紅葉は見られない。

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中尾滝 「打越別れ」から天の原へ向かう

 出合坂方面へ歩いていき熊山乗越へ向かう分岐で左へ降りていく。左手の山々に少し黄色くなった木々を見るが、まだ十分紅葉していない。下った谷間にも紅葉はなく、谷間から一登すると熊山乗越と呼ばれている分岐に着く。

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熊山乗越への道から望む木々 熊山乗越と呼ばれている分岐に着く

 この付近から日が陰り周囲は暗くなり雨が降りそうな気配、おまけに冷たい風が吹いてくる。ここで「天の原は諦め熊山から夢見庵へ下り、早く帰ろう!」と言うことになる。直ぐの熊山、夢見庵へは左右の道から行くことが出来るが、ここは早く行けそうな右の尾根を下っていく、初めて歩く道だが歩き良い道であった。

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熊山から夢見庵へ下り、早く帰ろう! 熊山から右の尾根を下って夢見庵へ

 途中に綺麗な黄葉を見るがワンポイントだけなので残念、尾根を10分余り下って夢見庵と言う谷の分岐点に降り立つ。この谷筋には素朴な木が多く所々赤くなっているので、なんとなく「いい感じ!」と下っていく。

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綺麗な黄葉を見るがワンポイントだけ 夢見庵から谷を下り帰路に着く

 この谷は京都北山の縮図のような谷で、とても気にいっている哲郎、紅葉が無くても歩いていて気持ちがいい!。数分も下らな内に「あれ、紅葉とちゃう!」と、谷の左右が薄っすらと赤く見えてくる。近づくとどんどん赤くなり「紅葉や!」と二人は喜ぶ。

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「あれ、紅葉とちゃう!」 近づくと紅葉が広がってくる

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斜面にも紅葉が広がる

 完全に真っ赤ではないが、色々な色が混じっている木が両側に広がり、哲郎の好きなタイプの紅葉である。一通り見て「雨が心配だ!」と先を急ぐことにする。いつもの大きな倒木を潜る所にも紅葉が始まっていたが、この先の谷筋では赤いものは見当たらなかった。

 倒木を過ぎると谷は少々荒れてきて谷の中や谷上の細い踏み跡を歩くようになり、雨が降ったり暗くなった時は注意を要する所である(暗くなると初心者危険コースになる)。

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いつもの倒木を潜る所にも紅葉が 倒木を過ぎると谷は少々荒れてきて

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谷の中を歩いたり谷上を歩いたり 小さな谷だが渡渉は注意しながら

 夢見庵から25分歩くと前方に見える山の斜面に階段のようなものを見る。やっと鹿山や玄孫熊山への登り口がある谷分岐に着く。「今日は琵琶町でバスに乘れるかな?」と、休むこともなく北白川琵琶町バス停へ向かう。

 毎年綺麗だ!と言う白川沿いの紅葉は今年は見ることが出来なかった。こんな事は初めてである。北白川琵琶町のバス停に着き時刻表を覗くと14:51のバスがあるので北白川仕伏町バス停まで歩かずここでバスを待つことにする。

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やっと鹿山や玄孫熊山の登り口がある谷分岐に着く

 やって来たバス、いつもはガラガラなのに、比叡山の紅葉見物の観光客なのだろうたくさんの乗客なので立つことになる。このバスは三条京阪行きなので途中の銀閣寺で四条河原町行きのバスに乗り換える。でもバス停はバス待ちの人で一杯なのでひとつ前の始発に近いバス停まで歩き座ることにする(観光客には申し訳ないが、もうバスで立つのが嫌な年令になってきたようである)。


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