京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

岩坂バス停・重石橋から比叡アルプスへ
2024.12.12

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地形図破線の道は険しかった
細い尾根、進路を探しながら進む

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日程:
・2024.12.12 (水) 晴れ   哲郎・道子

アクセス:

駅 行き: 三条京阪 8:40 - 岩坂バス停(京阪バス)
駅 帰り: 北白川仕伏町バス停 14:07 - 四条河原町(京都市営バス)


コース:
・岩坂バス停~重石橋~北西の支尾根~支尾根は細kなり岩場が続く~急斜面を横切り~比叡アルプス~P383~無動寺川への道を下るがコースアウトし1本北の尾根を下る~無動寺川~P383への登山口~トレイル【63】への登り口~トレイル【63】~トレイル【60】で谷道へ下る~北白川仕伏町バス停

注意:
・山中越えの岩坂バス停付近から比叡アルプスへの道が地形図に破線でで記載されている。いつも比叡アルプスへは地蔵谷バス停から取付いているが、その道は地形図から消えているが歩くことが出来る。しかし、この道は地形図に載っている道だから簡単だろうと出かけると、途中から細い支尾根に変わり大岩が続きコース選定に時間がかかってしまう。細い岩場の尾根は左右が切り立っていて、ルートも不鮮明なのでとても危険です。【初心者危険コース】なので初心者だけで絶対登らないで下さい。



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 今日は比叡アルプスへ出かけることにする。でも何時もの地蔵谷バス停からではなく次のバス停:岩坂バス停東にある地形図の破線のルートから登ってみることにする。岩坂バス停で降りると周囲には数件の民家があるだけで「こんなところにバス停が?」と思ってしまう。

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岩坂バス停で降りる 民家がある間は細い歩道が続いている

 早速山中方面へ歩きはじめる。何と民家がある間は細い歩道が続いている。民家が終わり車に注意しながら50mも歩くと小さな橋を渡る(Google Mapsでは重石橋とある)。目的の破線の道はこの橋を渡った所からと、この先50mの支尾根の先端から取付ける。

 橋横に小屋があり、その横に道のような物を見るがササが負いかぶさって簡単には通れないように見える。ここからトライする前に先の尾根の先端へ向かってみる。ここには前日Google Mapsで細い階段を見つけ「ここから取付けるだろう!」と思っていたが、「ここを登るの?」と道子もビックリするような細い階段であった。

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重石橋を渡ると 重石橋横の道は通れない

 ここをスイスイと登っていく道子、少し登ると一段高い平地が広がっているようだ。哲郎も続いて登るが階段は細く半分が土砂に埋もれ、怖くてユックリと登ることになる。登り切った二人は「ここから取付くのは危ない!」と、支尾根の先端から先ほどの重石橋へ向かってみる。何故か周囲は平らな広場になっていた。橋上までくるとササ道は無理なようだが舗装道から取付けるので「ここから取付ける!」と確認し階段があった尾根の先端に向かう。

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「ここを登るの?」と道子もビックリ 橋横から2m登れば良かっただけ

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階段上まで戻り支尾根へ取付く

 急斜面をのぼり尾根の先端に立つ。早速北へと支尾根を登っていく。細い尾根だが難なく歩くことが出来「比叡アルプスまですぐや!」と思ってしまうが、そんなに甘いコースでは無かった。登って行くが細い尾根に倒木、快適とは言えない尾根が続く。

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細い尾根だが難なく歩く 倒木は難なくクリア

 緩やかな小ピークを過ぎると尾根はさらに細くなり、左右は急斜面に変わる。こんなとこ谷に落ちたら大変だ!と思ったら突然目の前に大岩が道を塞ぐ。大岩の出現で一瞬ビックリ「どうしよう?」と進路を探す。岩には木が生えていて、それも太く育っている。その木も利用し大岩を通り抜ける。

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小ピークで一息 左右は落ちたら這い上がれない!急斜面

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細い尾根に大岩が道を塞ぐ

 少し進むとまた大岩・・・岩場が続き「こんな道では皆さんにはお勧めできないな~」と思ってしまう。岩に生える木をたくさん見て、木の生命力には感心する。でも余り木に頼ったら危ないので手を伸ばし強度を確認しながら進んで行く。地形図では破線の道が谷間も進んでいるので、何処かに歩ける道があるのかも知れない。

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ここは木に頼って進む 左手を見ると谷間の上の方に石組みが

 「あ~これは登れそうもないな~!」と思って左手を見ると谷間の上の方に石組みを見る。土石流を防ぐ物だが古い物だろう。その上は歩けそうなので前に続く岩場を止めエスケープする。と言っても簡単に歩けそうでもなく慎重にユックリ進んで行く。

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石組みの上を歩き岩場をエスケープ たどり着いた所にも岩場が

 たどり着いた所にも岩場、岩の間を抜けながら慎重に進んで行くがまた岩場!・・・「ここが地形図破線の道?」と思うほど道はない。「あ~!」と又と、登れそうも無いので慎重にユックリ木を持ちながら岩の間を登っていきこれを繰り返す。そのうち岩の上に見る空や木々の感じから、この支尾根もあともう少しだ!と思う哲郎。

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岩を登れない所は木を持ちながら登る また~、進路を探す!

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あれ~この岩は登れない! やっと斜面を登ることになるが

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この支尾根もあともう少しだ! そのうち左手に尾根を見て一安心

 そのうち左手に尾根を見て一安心、最後の斜面を登り比叡アルプスに着き一安心する。地形図破線のコース、支尾根の先端から比叡アルプスまで65分かかってしまった。苦労して登ったので後から思えば楽しかった登りだが、このコースは危険一杯で、とてもお勧めするコースでは無かった。

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出合った比叡アルプスでP383へ向かう

 「やれやれ!」と右にとりP383へ登っていく。「地蔵谷へ」と下る印を二つ見てからP383に着く。P383から比叡アルプスを東へ少し下ってみて久し振りの一本杉への尾根を確認する。もう今日はもう十分に楽しんだ!と予定を変更し無動寺川へ下ることにする。無動寺川へ下る分岐はP383ピーク東にあるがあるが、今日はそこから下らずピークへ戻りP383へ登る途中で見たマークから下ってみることにする。

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P383 P383から引き返し
途中で見たマークから下ってみる

 これがイケマセン、他人が付けたマークに沿って歩いていると分岐を間違えたようで何やら道が薄くなってくる。でも西へと下って行く尾根は歩けそうなので、そのまま下ることにする。

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この尾根は目的の尾根ではないが
今日はこの尾根を下ってみる

 30分も下ると前方に谷が見えてきて無動寺川に降り立つ。どうやら本来の登山道から1本北の尾根を下ったようだ。地形図で確認すると北の堰堤と南のP383への登山口の中間へ降り立ったようだ。直ぐに左へと谷を下っていく。無動寺川は何度も歩いているので安心して歩くことが出来る。

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無動寺川に降り立つ

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谷に降り下っていく 谷を下る

 20分下ってP383への登山口に着く。今日はこの先のトレイル【63】への登り口へと谷を下っていき、トレイル道を白川仕伏町へ向かうことにする。途中で日が当たる谷間で遅い昼食とする。

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P383への登山口に見るケルン 谷からトレイル【63】への登り口

 P383への登山口から少し下ると右岸にジグザグに登っていく道を見る。これがトレイル【63】へ登る道で、早速登っていく。数分登るとトレイル道、この分岐にトレイル【63】の標識を見る。左にとり白川仕伏町へ向かう。この道は1年ぶり、残念ながら紅葉は終わっていたのでスイスイと下っていく。

 トレイル【60】の分岐で瓜生山を止め谷筋を歩いて仕伏町へ向かうことにする。ここの谷筋は気にいっていて瓜生山コースより歩き良い。仕伏町に近づいた所で数本の高い木の紅葉を見る、メタセコイアである。なぜこんなところにあるのか不明だが、もう大木なので昔からあったのだろう。

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トレイル【63】に出合い仕伏町へ下る 【60】の分岐で瓜生山を止め谷筋へ

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メタセコイアを楽しむ

 やっと神社の残り紅葉を見てパブテスト病院に着き駐車場横の日当たりに良いところで後始末をする。駐車場のモミジは何故か見頃、後始末が終わりバス停へ向かうと丁度始発のバスがやってきて、「ラッキー!」とバスに飛び乗り帰路に着く。



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