湖東方面へ野草観察に出かける。今年は猛暑で花の開花が全く読めない。例年より1週間早く覗いてみる。今日はまだ猛暑で大量の汗、秋とは思えない

　早秋の野草観察だが咲いている花は少ない。それでも半分は運動と決めつけウロウロと散策する。何も咲いていないかもと思っていたが、ツリガネニンジンが２株、ワレモコウはそれなりに咲いていた。サワシロギクの赤化はまだまだだった！ただミヤマウズラの開花はこれからで遅れていた

ワレモコウ

　散策路を歩きはじめるが、見に着くのは茶色の花が終わったノギラン。他の野草はなかなか目につかない。足元に小さなツリガネニンジンを見て「咲いていた！」と喜ぶ。中程まで進むといつもの所にワレモコウが数株咲いていてた。

オオフタバムグラ	小さなツリガネニンジンを見る

ヒメジソ	サワシロギク

　細い谷に沿うようになるとサワシロギクが目に付く。でも皆花は白く赤く染まってきた花は無かった。ミミカキグサもほとんど終わっていて、猛暑が続き咲いている花は少ない。

早秋の観察路の散策は　まだ暑い

　１１時前に休憩所に着き、早い昼食とする。今日は陽射しがないが、それでも暑いので休憩所の屋根が有難い。ゆっくりの昼食だが、暑くて花も少ないのでハイカーは見かけない。

イヌノヒゲ	コケオトギリ

ホザキノミミカキグサ	キッコウハグマはこれから

　昼食後、暑さは増してきているが、もう少し散策することにする。花は期待できないがいつも見る株があるかどうかを確認しながら歩いていく。

散策路での渡渉は涼しさを呼ぶ

　猛暑でリンドウやセンブリは減っているかもしれない。まだ生育していないのか、ほとんど目につかない。キッコウハグマの群生を見る。いずれも花茎が伸びてきていてたくさんのツボミを見るが、いくつ咲いてくれるかは分からない。センボンヤリの花茎も見るが、数が減ってきている。

最後の花は小さい　キキョウ	ミヤマウズラ　はこれから

コマツカサススキ	ヒヨドリバナ＋カマキリ

　アケボノソウはこれからだったが、これも株が減ってきている。カキランの実やササユリの実も余り目につかない。猛暑で集中力が掛けているのだろうか。

　余りにも咲いていないので、今日は少し山手の方へ向かってみる。花は何も咲いていないが、アケボノソウの株をたくさん見かけ喜ぶ。

ササユリの結実	カキランの結実

　陰っていても猛暑、濡れたシャツを着替えてバス停へ向かう。いつも大きな花を咲かせるキキョウは枯れ、傍に最後の小さな花が咲いていた。いつも谷沿いの道に咲いているミヤマウズラ、見当たらないので探すことになる。やっと１本見つけるが、まだ小さなツボミを付けたところ、遅れているようだ。

　バス停に向かうとバスが止っているので、後始末もせず急いでバスに乘る。冷たいエアコンの風が有難い！。

ツリガネニンジン