京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

朝日峯から峰山南西尾根を下る
2024.11.13

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朝日峯北東尾根を楽しむ

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日程:
・2024.11.13 (水) 晴れ   哲郎・道子

アクセス:

駅 行き: JR京都駅 8:00 - 9:12 小野下ノ町
駅 帰り: 栂ノ尾バス停 15:34 - 16:31 JR京都駅

コース:
・小野下ノ町バス停~水谷林道~林道支線分岐(朝日峯北東尾根先端)~京都府立大学演習林入口手前~朝日峯北東尾根鞍部~△朝日峯~朝日峯南登山道を下り林道へ~林道を東へ(峰山方面)~地形図・556~北への大蛇行を避け古道でショートカット~林道出合~林道終点~南東尾根の古道~古道は地形図・602から南尾根へ~峰山手前の鞍部の峰山登山口~峰山△537.4~峰山南西尾根を下る~標高480付近で南尾根へ~尾根は南へ変わり下っていく~標高250m付近の分岐は直進(左に進むと高山寺)~標高170m付近の分岐を左(右は西明寺)~ガレージ前~栂ノ尾バス停

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注意:
・峰山から南西尾根を下り高山寺へ向かう場合、道やシッカリした踏み跡があるので迷うことはありません。倒木で迂回道がたくさんありますが、直ぐ尾根道に戻ります。
・峰山南西尾根を下り標高170m付近にある最後の分岐から左に折れ「ガレージ前」へ向かう道は途中で倒木が邪魔をする。倒木を避け山裾を進み薄い踏み跡を少し登っていくとシッカリした道に出合い「ガレージ前」に下ることが出来ます。初心者のかたは峰山南西尾根の標高250m付近の分岐で左に下ると難なく「ガレージ前」へ降り立つことが出来ます。(添付の地図参照)



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 朝日峯に出かける。今日は周山方面まで出かけないので京都発周山行きの始発ではなく2便のバスに乘る。小野下ノ町で降り、早速水谷川沿いの水谷林道へ向かう。バス停から少し戻った所にある西へ進む道に進入する。

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小野下ノ町バス停 国道から林道への角にコムラサキ

 数件の民家を過ぎると水谷川沿いの林道に変わる。今年は猛暑が続き先日まで暑かったのだが、もう猛暑は終わり朝方はひんやりしている。ちょっと寒いと薄いシールドを着て歩くことになるが、直ぐに温まったので脱ぐことになる。

 この林道ではいつも車に出合ったいるが、今日も1台通り過ぎる。林業のトラックではなく、直ぐに引き返してくるので、獣捕獲罠の確認に出かけているのかもしれない。この林道に雑木は少ないが、川沿いにポツポツある雑木の紅葉はこれからのようだ。

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ここからが水谷林道 植林地の中の林道は紅葉はこれから

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林道も秋らしく

 30分歩くと林道分岐に出合う。朝日峯へは左に折れる梅谷線、南へ進んで行く。左に沿う谷が右に変わると目的の尾根とりつき点は後200mと近い。

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大杉が立つ分岐で左へ 梅谷線とある

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右の支尾根は朝日峯北東尾根の先端で
ここからでも取付けるが急斜面
橋を渡り谷の右岸を歩くようになる

 右手の小さな谷を見ていると橋だったような朽ちた丸太を見る。この対岸が朝日峯北東尾根の鞍部への取付きである。橋跡付近は渡れないので少し上流から対岸へ渡り丸太まで戻る。なおこのポイント見逃しても、直ぐ先で林道に沿う谷は林道の左手に変わるので行き過ぎと分かる。(地形図でもハッキリ分かる)

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朽ちた木橋?を見る すぐ先の橋をみると行き過ぎ

 最初は植林地を歩く。植林地は短いが急坂なので楽に登れるところを選んで登っていく。植林地を抜けるとこの時期、ほうば(朴葉)が散る急斜面を登ることになる。この尾根の鞍部への谷間は木が少ないので苦労するが、ここは斜面を良く見て自分が歩きやすいと思ったところを登っていく。当然哲郎と道子は歩くところが異なる。

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最初は短い植林地の登り この時期は斜面に朴葉が散る

 半ばまで登ると右手に雑木が増えてくるが、もう木に頼ることは無くなる。それでも尾根下の登山口から鞍部まで20分かかって朝日峯北東尾根の鞍部に着く。飲水休憩後直ぐに左にとり朝日峯へと歩きはじめる。

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鞍部が見えてきてヤレヤレ 朝日峯北東尾根の鞍部に着く

 ここから山頂付近まで楽なところはなく急斜面が続く。でも雑木の細い尾根、紅葉した木は少ないが雑木の間を登っていくので苦にならない。今日は50分登って朝日峯山頂に着く。11:30なのでいつもより30分遅れた。バスの遅れ10分+ゆっくり歩いたからだろうが、許容範囲でOK。

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鞍部から朝日峯へと歩きはじめる 急斜面だが雑木の尾根は心地よい

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時々倒木が邪魔をする 尾根中央に切り開けた所を登る

 山頂でゆっくりの昼食、今日は風もなく日が当たっているのでユックリ出来る。遠くに見える比叡山、ますます山頂の木が育ってきて、そのうち隠れるだろう。12:00に南の登山道から下山する。雑木の中の道だが急斜面なので心地よくはない。10分で林道に降り立つ。

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朝日峯山頂広場に着く 山頂から比叡山を望む

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細い雑木が続く南登山道を下る 林道に降り立つ

 ここからの下山は1:松尾峠のお地蔵さん道で谷山林道へ下る。2:林道を東へ歩き古道や行衛谷中尾根を楽しんで谷山林道に降り立つ、と決まっていたが、今日は9年ぶりに峰山へ向かい峰山南西尾根を楽しむことにする。

 早速林道を歩きはじめると、トウカエデだろう真っ赤な紅葉が目立つ。この林道で車に出合ったことはなく、今日は平日なので登山者にも出合わない。紅葉に染まる林道ではないが、ポツポツと紅葉が楽しめ林道歩きも苦にならない。ここから峰山迄は遠く約1時間はかかるだろうが、林道なので急斜面はなく風もなく快適に歩くことが出来る。

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トウカエデだろう赤々と 林道だが所々で紅葉楽しむ

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いろいろな色が混じった紅葉がお気に入り

 地形図・556を過ぎると林道が北へ200m突き出ていて、また200m南へ戻ってくるところがある。こんな林道歩きは嫌なので、ここから行衛谷中尾根へ向かう古道があるので、古道を歩きショートカットする。古道は直ぐに作業道に出合う。行衛谷中尾根へは作業道を下るが、峰山へは作業道を登り林道へ。ショートカットになるかどうか分からないが、林道をとぼとぼ歩くよりはマシだ!古道入口から10分歩き、最後は倒木を避け再び林道に飛び出す。

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林道からの古道入口 歩きにくくなった古道

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前回落ちていたので付けなおした標識 荒れた作業道を林道へと登る

 再び林道を東へ歩いていくと木々の間から愛宕山が見える、林道の紅葉を楽しんで歩いていると林道終点に着く。「ここは覚えている!」と道子、哲郎は大体覚えているが、何故か道子は自信ありげに叫ぶ。ここから細い道が続き南東に下っていく尾根下を歩いていく。この付近も「覚えている!」と道子・・・そんなに目立つものもないのに何故だろうか?

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作業道から再び林道へ 峰山は右へ 右手に愛宕山が見える

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紅葉を楽しみながら 林道終点に着く

地形図・602を過ぎると尾根は南に向き、道も尾根に乘って続いている。哲郎はこの付近の風景は全く記憶が残っていないが、道も踏み跡も、倒木の迂回路もハッキリしているので難なく歩くことが出来る。後は細い尾根が南へユックリ下り始め、左下に林道のようなものが見えてきて、「峰山はもうすぐや!」と哲郎。

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・602迄は尾根下を
・602からは尾根を歩く
最後は尾根が細くなり

 標高500m付近で尾根は極端に細くなり、すぐのところで細い道は左右に分岐する。それを見て「着いた!」と哲郎、さすがにここは覚えていて、左に進むと直ぐに「峰山登山口」の標識を見る。朝日峯下の林道から70分、林道終点から25分である。早速数10m登って峰山山頂に着く。

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Y字の分岐、標識は左にある 登山口に色々な標識を見る

 周囲に何も見えないので直ぐに右手に進み峰山南西尾根へ向かう。山頂なので初めは薄い踏み跡、歩きはじめると足元に標識も見え、段々シッカリして来る。この尾根で覚えていることは。所々に標識が立っていて、最後は標高170m付近で尾根道は止り左右に分岐しているくらいである。

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峰山山頂 峰山南西尾根への標識

 道が急に左の雑木の中へ進入していく。「こんな道あったかいな~」と思ってしまうが、また尾根に戻ってくる。どうやら倒木を迂回しているようで、この迂回が続く。「この作業には手間がかかるのに、誰が?」と関心する哲郎。きっと峰山から高山寺へ下る登山道が谷筋で崩れ歩きにくいのかも知れない(最近峰山から高山寺への登山道を歩いてはいないので崩れているかどうかは分からない哲郎)

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峰山南西尾根を下り始める 尾根の倒木には迂回路がある

 標高480m付近で尾根道は南へ変わる。変わると言ってもはっきりした道が続いているので方向が変わったのは余り分からない。周囲は植林が続くが足元を確認して歩くので風景は余り記憶に残ってはいない。

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所々に標識が 道は広くシッカリしている

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ここははっきりした道で谷間へ 谷間を歩くこともある

 ほとんど雑木の中を歩くことはないが、足元にシダが増えてきてやっと緑を感じるようになる。そのシダの道も歩く人が多いのだろうハッキリ道が出来ている。シダも尾根に広がり雑木も見られるようになり、やっと周囲を見ながら歩くようになる。

 「もうそろそろだろう!」と以前見た分岐を確認しながら下っていく。「これや!」と標高250m付近でその分岐を見つける。この分岐を左へ下れば高山寺方面だろうが、何処へ降り立つのやろか?と興味はあるが、今日はこの尾根のどん突きにある分岐へ進むことにする。

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足元にシダが増えてきて 標高250m付近の分岐

 そのうち尾根一杯にシダが広がり「こんなところ歩いた?」と全く記憶がない二人である。先ほどの分岐から15分歩いてやっと目的の分岐に着く。道は左右に分岐していて目の前には小広場に木材や茶わんがたくさん転がっている。きっと何かの小屋があったのだろうが、茶わんがたくさんあるので寝泊まり出来た小屋なのだろうか?今日は左へ下り「ガレージ前」という所へ下る。

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尾根一杯にシダが広がり この尾根の最後の分岐に着く

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何の跡だろうか? 今日は左へ「ガレージ前」へ下る

 道に沿って数分下ると目の前にたくさんの倒木を見る。道も消えていて、9年ぶりなのでこの付近で何処を歩いたかよく覚えていない。右だ左だとウロウロするがルートが思い出せない。結局分からないので倒木を抜け山裾を進んで行くと左手から下ってくるシッカリした道に出合い、その道を下っていくと直ぐにガレージの上に出る。

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倒木が邪魔をし進路が分からない? ガレージに降り立つ

 「あ~ヤレヤレ!」とガレージに降り国道に出て栂ノ尾バス停に向かう。丁度バスがやって来たので急ぎ足でバス停に。バスに乗れ座れたので「ラッキー!」、槇ノ尾や高雄バス停でたくさんの観光客を乗せ、満員で京都市街地へ向かう。


 ■ 追記 2024.11.14(MAP参照)。

 宿題を残すのも嫌なので、最後に出合ったシッカリした道、これは標高250m付近の分岐から下る道だろうと思われるが、次の日昼過ぎに確認に出かける哲郎。

 結果は予想通りであった。全体に歩きやすく、皆さんこの道を歩かれているようである。ガレージから取付き、前日最後に出合ったシッカリした道を登っていく。木材置き場を通り過ぎると山裾を巻いていくシダの道が続く。

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ガレージ裏から登っていく 昨日歩いた道への分岐のマーク

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今日進むシッカリした道は真っすぐ
昨日下山した道は左
木材置き場に出る

 シダの道は谷間をユックリ登っていく。途中で左手に祠を見る。先へ進んで行くと、尾根から下ってくる山裾の道に出合う。ここはT字路になっている。左へ登っていくと急斜面に変わりシダの中、峰山から下ってくる尾根道の標高250m付近にある分岐に出合う。「やはり、ここだったか~!」と。

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シダの道は谷間をユックリ登っていく 途中で左手に祠を見る

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山裾に沿った道に出合う 峰山から下ってくる尾根道の分岐

 直ぐに引き返し、日暮れまで時間があるので先ほどの分岐で祠へ向かわず真っすぐ進んでみる。「高山寺へ向かうのかな?」と思っていたが予想は外れ山裾をぐるりと回って下り始める。何と登りで出合った木材置き場に下り立った。スッキリした哲郎はガレージ前に下り、今日はユックリ栂ノ尾の紅葉を鑑賞する。紅葉の見頃は来週以降だが、帰りのバスはまた満員!でウンザリ!

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山裾の道は右に巻いて下り始める 登りで通った木材置き場へ下っていく

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栂ノ尾バス停の紅葉 来週には見頃だろう


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