京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

ポンポン山(出灰~不動谷西尾根~奥海印寺道)
2024.05.11

Top_photo

出灰川をしゃぶしゃぶと渡り支尾根に取付く

飾り 飾り 飾り

飾り 飾り

日程:
・2024.5.11 (土) 晴れ   哲郎・道子

駅 行き: JR高槻駅北 8:15 - 出灰バス停(高槻市営バス)
駅 帰り: 海印寺バス停 15:26 - 西山天王山(阪急バス)

コース:
・出灰バス停~出灰川沿いの道を北へ~出灰川渡渉~不動谷西尾根取付き~バナ谷からの尾根合流~尾根に溝状が続く~左に尾根を巻いていく作業道が崩壊?:通れないので真っすぐ南へ登っていく~東海自然歩道から出灰バス停へ下る尾根出合~荒れた尾根を東へ東海自然歩道へ向かう~東海自然歩道出合~ポンポン山~杉谷分岐で右の大阪環状自然歩道へ~釈迦岳~大沢山~大沢峠~クリンソウ畑~奥海印寺道~立石橋~西代公園~海印寺バス停

MAP

注意:
・出灰川沿いの出灰バス停からポンポン山登山口(出灰道)の間にポンポン山へ向かう道はありません。支尾根も同じような地形が続き、急斜面や倒木や荒れた所もたくさんありますので、初心者だけで出かけないようお願いします。


飾り 飾り 飾り

 今日はポンポン山へ、通行止めとなっていたポンポン山登山道の出灰道を歩いてみよう!と出かける。出灰へのバスは土曜なので樫田校への子供たちの姿はなく、8:15杉生行きと平日より30分遅く出発する。おばあさん(こちらもジジババだが)と一緒に出灰バス停で降りる。早速出灰川に沿った道を歩きはじめる。川沿いや斜面の植物を観察しながらユックリ歩くのだが、先を歩くおばあさんも左右の植物を観察しながら「ここには○○があった」目の前のタラノキを見て「ここを登ってタラの芽を!」と、独り言?否我々に聞こえるように歩いていく。

写真
「まだ出灰道歩けないのかな~?」

写真
ウバユリも伸びてきて

 「これは時間がかかる!」と、彼女を追い越して歩くことにする。道は北へ向きを変える右手にバナ谷口が見えてくる。「バナ谷の遡行も最近歩いていないな~!」と言いつつ川の流れを見ながら歩いていると、川の水位が低く「ここの河原が渡れるかも?」と・・・、今日は10年ぶりに出灰川を渡り不動谷西尾根を歩くことにする。

 とにかく河原に降り渡れるところを探す。なぜか昔から一部分だけ人工的に河原が慣らしてあるのか登山靴で渡ることが出来る。対岸には垂れたピンクのテープも見るし、「ここを渡れ!」というマークは関電用?林業用?登山者用?と目的が分からない。

写真
急な土手を下り河原に降りる

写真
「歩けそうだ!」としゃぶしゃぶと

 渡った所には小さな谷口がある。以前谷を詰めて尾根へ登ったこともあり、その次は谷がダメだったのか、ここから支尾根を登っている。今日は、最初は道のような楽な谷沿いを進み、歩きにくくなった所で左手の支尾根を登ることにする。この支尾根は不動谷西尾根の先端で、最初は東から北へ登り出灰不動尊に近づいた所から南へと登っていく。

 最初は細い支尾根、以前歩き良い右手の谷に沿って登っていくが、最後がシンドイだろうと、途中で支尾根の中心へ進み支尾根を登っていく。登るにつれ左手が急斜面なので右に寄って歩くよう道子に言う。

写真
最初は道のような楽な谷沿い

写真
道が詰まると藪へ突入

写真
真っすぐ歩けません

写真
やっと立って歩く

 急斜面が終わると、尾根は緩やかになり東から南へと向いていく。この細い支尾根の左下には出灰不動尊があり、一度この急斜面を尾根から不動尊へ下ったことがあるが「なぜ下ったのかは記憶にない」。登り始めてから25分、・・きつかったので、もう1時間は登ったような気がする。

 尾根はゆっくり登っていき幅も広くなっていく。尾根が少し盛り上がった所で道は尾根の右下に続く。数分歩くと平坦な尾根に変わり、取付きから50分で右手にバナ谷からの尾根と合流し尾根は広くなる。尾根の反対側にバナ谷からの尾根道がある

写真
支尾根は東に向き尾根らしくなる

写真
取付きから50分でバナ谷からの尾根と合流
尾根が広がっている

 合流点からの道はこちら側にある。ただ広い道だが溝状の道で倒木が続くので溝の両サイドを歩くことになる。道が消えても尾根が広いので難なく登って行ける。

写真
溝状の道で倒木が続く

写真
溝の両サイドを歩くことになる

 取付きから90分で東海自然歩道から出灰へ下る尾根のピーク下に着く(100m弱手前)。本来、道はここから左に東海自然歩道付近まで尾根に沿った尾根下の道に変わる。しかしその横道は倒木で埋まり崩壊したところもあり通れない。

写真
ピーク下の横道は通れない

 因ってここから支尾根の中を適当に登ることになる。数分登ると尾根に出合ったような気がするが、出灰へ下る道が見当たらない。左右探すが道は見当たらない。でもテープがやたらと目に付き道のような物が見えるので、ここが目的の出灰へ下る尾根のようだ。

写真
ピークまで雑木の中を登る

写真
やっと東海自然歩道へ向かう道に出合う

 今日はポンポン山へ向かうので荒れた支尾根を左に進むことにする。この付近の尾根は標高600m付近が続き高低差がないので方向だけで進むことになる。そのうち道のような物も見えてきて、それが段々道になり一安心する。

 どんどん東へ進んで行くと綺麗に手入れされた「府民参加の森」を抜け東海自然歩道に出合う。11:45である。過去こんなに時間がかかった事はなく、ヤレヤレの二人、小休止してポンポン山へ向かう。

写真
綺麗に手入れされた「府民参加の森」を抜け

写真
東海自然歩道に出合う

 さすがに東海自然歩道、今日は天候も良い土曜日たくさんの人に出合う。25分かかってポンポン山に着く。丁度お昼時、山頂は賑わっていたが、空いていたベンチで昼食とする。昼食中も登山者がやってきて、山頂ベンチは満杯となる。よってオニギリを食べた二人は直ぐにベンチを開け下山することにする。

写真
次々にやってくる登山者 ポンポン山山頂

 山頂に掲示してある情報では「大沢山にドウダンツツジが」とあるので大沢山へ向かってみる。東海自然歩道から大阪環状自然歩道に入り、善峯分岐から大沢山へ向かう。残念だが花は咲いていなかったが久し振りの大沢山展望台、たくさんの人で賑わっていたので、直ぐに下山する。

 峠まで下りクリンソウ畑へ向かう。ここは日当たりが悪いので、いつも長く咲いている。丁度見頃だと花を楽しんで、今日は奥海印寺道で立石橋へ下る。

写真
奥海印寺道の登山道が掃いたように綺麗
と思ったら本当に掃いてあった

写真
奥海印寺道で立石橋



飾り 飾り 飾り


写真
クリンソウ

写真
ギンラン

写真
ヒメレンゲ

写真
タニギキョウ



飾り 飾り 飾り


連絡


飾り 飾り



トップへ