京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

桟敷ヶ岳(岩屋橋~井戸祖父谷)
2024.05.02

タイトル写真

祖父谷峠近くの小ピークを下り
祖父谷林道終点へ繋がる作業道を探す

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日程:
・2024.5.2 (木) 晴れ   哲郎・道子

飾り 行き: 烏丸北大路バス停 8:40 - 岩屋橋(もくもく号)
飾り 帰り: 井戸バス停 15:13 - 京北合同庁舎前 (15:47)- 烏丸北大路


コース:
・岩屋橋バス停~祖父谷林道~桟敷ヶ岳登山口~桟敷ヶ岳~山椒谷~ナベクロ峠~城丹国境尾根・鉄塔乙129~祖父谷峠へ下る途中の小ピーク~北から西へ下る支尾根~一面ミカエリソウの植林地の谷筋へ降り立る~作業道終点~祖父谷林道終点~祖父谷橋分岐~小祖父谷林道分岐~石仏峠道分岐(地形図・344)~井戸バス停

MAP

注意:
・祖父谷峠から井戸へ下る道は、峠から祖父谷林道終点まで登山道が荒れています。植林地の中、道が崩れたり春から秋にかけ一面ミカエリソウで足元が見えないところがあり、現在初心者危険コースとなっていますので初心者だけで出かけないようお願いします。
・城丹国境尾根の祖父谷峠周辺には春から秋にかけてヤマヒルが多いので、それなりの対応して出かけてください。



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 桟敷ヶ岳へ出かける。毎年のように5月連休に出かけ野草観察を楽しんでいるが、今年はどうだろうか?この連休中には孫を連れた子供たちがやってくるし、連休中程には高槻ジャズストリート/茨木ジャズストリート/富田ジャズストリートがあるし、忙しいな~。結局空いているのは5月2日と6日だけとなる。

 6日は天候が崩れるとの予報なので5月2日(木曜日)に出かけることにする。5月2日は平日なので岩屋橋からの帰りのバスは14:20と早いので、最近桟敷ヶ岳から山椒谷の滝コースを下り小野郷バス停へ向かっている。でも5月2日は木曜日なので京北ふるさとバスの木曜便があり、15、16時台のバスが利用出来るので、帰りは祖父谷峠から井戸バス停へ下ることにする。

 最近足が遅くなった二人、間に合うかどうかコースタイム表を作成する。これによると井戸バス停15:13のバスにはギリギリなので、ユックリ野草観察できないようである。とりあえずこの計画で出かけることにする。古い登山地図にはコースタイムが記載してあるが、現在祖父谷峠から祖父谷林道終点までが荒れているので参考にはならない。

 早朝の北大路烏丸バス停に着く。一緒にやって来た女性二人はもくもく号が初めてのようなので「並んでいないと最初の便に乘れなくなりますよ!」と告げる。今日は平日だから大丈夫かな?と思っていたら、やはりゾロゾロとやってくる。

 「あれ!」と、かおりさんを見つける。数名で桟敷へ向かい野草観察を案内するようである。バスは何名か残し出発する。終点の岩屋橋に着き皆さん早々に出発、ユックリの二人がそろそろ・・と思う頃一人の男性が話しかけてくる。

 okaokaclubの読者である。添付の地図がお気に入りで収集され皆さんにPRされているとか・・・「最近地図が少なくなった・・・・」と言うことなので「頑張ります!」と哲郎。「あちこちでお会いしています!」と言うことなので、離れ際にお名前を覗うと、何とフーちゃんであった。彼とはあちこちで出合っていて、先日哲郎が小塩山を下る時、斜面でタムシバ拾いをしている姿を見て「何をされていますか?」と声をかけて頂いた登山者でした。

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雲ケ畑岩屋橋から祖父谷林道を歩く
シャクナゲは終わっていた

 桟敷ヶ岳へは祖父谷林道から登ることにする。林道を歩きはじめると、ちょっと前にスタートしたフーちゃんの姿はもう見えない。彼はまだまだ健脚であった。

 川沿いを歩いても、それほど汗をかかず心地よい。足元のクリンソウはこれからで、咲き始めの花を撮るが歩くにつれ開花の進んだ花が続き、何度も撮ることになる。バス停のウワミズザクラは散っていたが、祖父谷の中に咲く花は丁度見頃であった。

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祖父谷林道 今日は汗を掻かない

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咲き始めたクリンソウ 満開のウワミズザクラ

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シャク キランソウ

 林道からの登山口は遠い。「まだかまだか!」と歩いていくがなかなかたどり着けない。追い越した車が止って、男性一人が林道を登っていくが、あっという間に消えていく。ここでも我々が鈍足になったと感じてしまう。

 やっと小梅谷の橋が見えてきた。登山口から小梅谷までの下りだと10~15分だが登りではね~、25分かかって登山口に着く。10:25、それでも前回より10分遅れで「まずまずや!」と。早速ネットを開け進入する。ここは関電巡視路でネット内が通る事が出来る。

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やっと小梅谷の橋横通過

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ネットを潜り桟敷ヶ岳へ
ロープ短く閉めるのが大変

 谷沿いに登っていく道は直ぐに急斜面を登っていく。横道に変わり一息着いた後は谷沿いを登っていく。岩場の谷を登り急勾配の上の細い道・・・と安心できない道が続く。最後は谷の前方に大岩を見て右手の急斜面を登ると植林地に出る。谷沿いに進むと巡視路分岐の標識を見て右に進むと送電線鉄塔に出る。

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岩場が過ぎると谷上を歩く

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関電巡視路を進み鉄塔へ

 ここまで来ると後はこの支尾根を登るだけ、新緑の中を心地よく登っていく。途中で倒木に座りランチとする。山頂が混んでいる場合もあるので、いつも山頂下で昼食としている。昼食後一登りし桟敷ヶ岳の山頂に着く。予想外に山頂には誰もいない。もう食事を済ませ出発したのかも知れない。11:55なので薬師峠コースから登り山頂で昼食を済ませるのと同じような時刻になるのだが。

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緑を楽しみながら山頂へ

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山頂には誰もいない 桟敷ヶ岳

 今日は井戸に下るので山頂から祖父谷峠へ向かう。途中山椒谷で野草観察をするが、目に付く野草はもう見頃を過ぎた物が多く早々に尾根に乗り祖父谷林道へ向かう。この尾根は城丹国境尾根の鉄塔広場まで続いている。いつもは鉄塔広場から桟敷ヶ岳へ向かっているが、今日は逆に進んでいるので見慣れない風景に「この道で合っている?」と不安になる。

 何度も立ち止まり周囲の風景を確認する。右手奥に二本の鉄塔を見る。「あれは祖父谷峠の鉄塔や!」と思い進行するが、記憶の薄い道は安心できない。ユックリ歩いていると後ろから男性一人がやってくる。フーちゃんである。何処からやってきて何処へ向かっているのか分からないが「バスが・・・」と追い越していく。

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ニシキゴロモ フデリンドウ

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ヤマシャクヤク チゴユリ

 井戸へ下ると十分間に合うが登山道が荒れているので苦労するだろう。城丹国境尾根を西へ進み周山へ下ると約4時間、ナベクロ峠から長谷を下り長谷林道から小野郷まで歩くと約3時間、鉄塔広場から祖父谷林道へ下り岩屋橋バス停まで向かうと約2時間なのでこれはちょっと無理かな~(走らないとね~)健脚だとOK?。

 結局何処へ向いて急いでいるかは分からなかった。ナベクロ峠の標識が見当たらないが、そこを過ぎると登り始める。登っていくと目の前が開け直ぐに城丹国境尾根の鉄塔広場に着く。「あ~懐かしい!と周囲を見渡す。風景を楽しむ事もなく直ぐに祖父谷峠への道を下り始める。鉄塔から左(西)は天童山へ(奥に別の鉄塔が立っている)、祖父谷峠へは右(東)、久し振りなので間違わないよう地形図で確認する。

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城丹国境尾根の鉄塔広場に着く
鉄塔「乙129」

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鉄塔広場から祖父谷峠への道を下っていく

 右手の尾根を進んで行くと直ぐに祖父谷峠へと下り始める。でも関電巡視路なので歩き良い。下っていくと一旦勾配が無くなり左手に小さな丘を見る。雑木が茂っているが・・・。ここが目的の小ピークである。本来祖父谷峠まで下って登山道を下っていくのだが、谷筋は荒れて歩きにくくなっていたので最近はこの小ピークから北西に伸びる支尾根を利用している。

 小ピーク着12:55、小ピークからの下山開始計画時刻は13:00なのでピッタリ、一安心し藪の中へ進む。昔はピークらしくサッパリしていたが、目の前はぐちゃぐちゃに荒れている。そんな中を北へ進むと送電線下の大木が伐採され見晴らしのよい坊主になっている。

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左手にい草ぼうぼうのピークを見る

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ピークの藪を抜けると送電線下で坊主に

 ここから支尾根を下っていくのだが、この支尾根は最初は北へ下り途中から西北西へ下っているので、目の前に茂る細い雑木の中へ進入する。でも進入位置を間違えると支尾根を外してしまうので、ここは慎重に雑木の中央付近から北へと進入する(道子は切り株にマークを残す)。

 少し下ると前方に尾根が見えてきて「OK!」。支尾根の中央左は植林で右は雑木が続き、その間を下っていく。足元には観察したいような野草が時々現れてくるが、急いでいるので通過する。

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細い雑木の中を下ると

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支尾根に乘る

 支尾根を下っていくと傾斜は段々きつくなり歩きにくくなる。支尾根の周りにミカエリソウがいっぱい見えてきて、谷筋も近くに見えてくる。支尾根の先端の崖のようなところで登山道がある右手の谷へ下ることにする。谷までミカエリソウが切れた所を見つけ谷まで下っていく。

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勾配がきつくなったので崖の間を下る

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谷筋までくると
ミカエリソウで足元は見えない

 谷沿いの登山道は消えている?ようなので、登山者は今は北の斜面下のミカエリソウが消えたところを歩いているようである。我々は下る道を探す。谷を渡り踏み跡を探しながら谷沿いを下っていくとミカエリソウの下に踏み跡のようなものが見えてくる。そうすると前方にミカエリソウの中に太い倒木を見る。見覚えがあるその倒木は小さな沢の上に倒れていてそこに作業道があり倒木を潜った事を思い出し、倒木へと進んで行く。

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あの倒木は=作業道だ!

 その倒木を潜り沢を越えると道はハッキリして来る。この道は祖父谷林道終点から新たに作れた道で、最近はこの道を利用し祖父谷林道終点へ向かう。足元に色々と野草を見るが今日は先を急ぐことにする。

 作業道は段々広くなり10分歩くと祖父谷林道終点に着く。13:55(予定時刻は13:50)なのでミカエリソウに少々手間取ったようだ。ここで飲水休憩とするが、ほぼ計画通りに下って後は林道を下るだけなので一安心する。

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道は段々広くなり林道のようになってくる

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祖父谷林道終点に着く

 作業道が造成される前は林道終点から谷を渡って右岸を進んで行ったような気がするが、もうその気配はない。林道終点から祖父谷橋まで真北にユックリを下っていくので歩き良い。所々で足元に咲くクリンソウを見る。15分歩いて右手からの林道と合流し祖父谷橋に出合う。

 橋には「↑祖父谷峠・井戸↓」と記された標識が懐かしい。この先問題なのは前回小祖父谷林道分岐点で見た「祖父谷林道は法面が崩れ通れません」という看板である。ここから小祖父谷林道分岐点までに崩壊箇所があれば時間がかかるかも知れないということである。

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クリンソウの咲く祖父谷林道を下っていく

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祖父谷橋に着く

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祖父谷橋の古い標識が懐かしい

 祖父谷橋を渡り、ふと右手を見上げると、木々の間に斜面が崩その谷間にたくさんの倒木、さらにその下の道路はガードレールが谷側に大きく斜面へ突き出ているのを見る。「通れないのはあそこだろう!きっと」と一安心する。幸いにも崩落個所はなく、道にヒトリシズカが続き10分足らずで小祖父谷林道分岐に着く。当然あの通行禁止の看板は立っていた。14:15(予定時刻14:20)もう15:13のバスには間に合いそうだ。

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祖父谷橋からずーと続くヒトリシズカ

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法面崩壊は祖父谷峠道には影響無かった

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小祖父谷林道分岐点に着く

 林道にはまだまだヒトリシズカが祖父谷橋から続いていて、一度見頃の時に観察したいものだ。山間も広くなりしばらく谷に沿った道が続き斜面には色々な花が咲いているが、一見し通り過ぎる。先を歩く道子が「ここ!」と指さす所にラショウモンカズラが咲いていたが、もう見頃を過ぎていた。4月末に雨が続き春の花は遅れていたがG.Weekに入って暑い日が続いたので、春の花は一気に終わってしまったようだ。

 石仏峠からの道と合流(地形図・344)する。最後のチェックポイント14:25(予定時刻14:40)なのでバス到着まで20分余裕ができそうだ。それでも周囲の野草を観察する事もなく急ぎ足で歩く二人である。最後の桂川の橋を渡る手前には勢いよく流れる用水路があり、ここで用具を洗いバス停へ向かう。国道477号に出合った分岐点には以前あった道路標識「↑祖父谷」は撤去されていた(途中で行き止まりなので、??と思っていた)。

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林道最後の橋を渡る道子は先を急ぐ

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国道477号から祖父谷峠への分岐
井戸バス停の近くです

 「定刻になってもバスが来ないな~」と小布施方面を覗く哲郎・・・「向こうのバス停に止っている!」と道子、バスは小塩からやって来たようで、そちらのバス停に止っていてくれ、二人は急いで向かう。

 途中の総合庁舎で降りトイレで着替える。売店でワラビとお酒を買い周山バス停へ向かう。(総合庁舎からでも乘れるが確実に座るため時間に余裕があれば始発バス停へ向かう)。バスは直ぐに発車する。「今日はいい運動になった!」と、二人はパクリと栗ドラを食べながら帰路に着く。

 今日は十分な野草観察は出来なかったが、久し振りの祖父谷峠横断ができ・・・しんどかったが楽しい歩きとなりました。高いお酒もかったので・・・楽しみです。でもバスが京都市街地に入ると乗客がいっぱい、渋滞が続き楽しさも消えてしまった。オーバーツーリズム、京都市は何をしているのや~!



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