京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

天王山 カリガネソウまだ咲いてる?
2024.09.09

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天王山山麓の小倉神社に咲く最後のカリガネソウ

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日程:
・2024.9.9 (月) 晴れ   哲郎・道子

コース:
・阪急西山天王山からバスで第二大山崎小学校前~小倉神社~天王山登山口~山頂からの尾根筋(柳谷分岐)~水無瀬の滝コース分岐出合~サントリー山分岐出合~天王山 山頂広場~少し戻って林道への小道~JR山崎駅方面へ下る林道(ミツマタ街道)~折り返して登り出すポイントで右の小道~谷コース・尾根コース分岐~谷コースを下る~右手の関電鉄塔の尾根から下った道出合~大きな谷筋出合(コールポイントC-1)~裸の名神高速トンネル~椎尾神社~サントリー工場~JR山崎駅~阪急大山崎

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 皆さんの北山へカリガネソウ観察に出かけたレポを見る。「カリガネソウは天王山に咲いている!」と、我々も足慣らしを兼ね出かけることにする。

 カリガネソウは小倉神社横の川の土手に咲いているのだが、群生地に向かうと全て刈られていた。「遅かったか~!」と、でも諦めない哲郎は土手に降り花を探す。そこに刈り取りを逃れた花を見つけカメラを向ける。群生地は川の土手なので花が終わると河川の災害を防ぐ為刈り取られるようだ。

 花は諦め天王山へと登ることにする。この山は標高300m前後でハイキングコースが手入れされているので、ハイカーに人気の山である。小倉神社に綺麗なトイレがあるので、いつも利用してから登っていく。小倉神社横を進み橋を渡ると「天王山登山口」の標識を見る。

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バス停から直ぐの小倉神社参道入口 左手にトイレ右手に神社
真っすぐ進む

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干支の石像が並ぶ 橋を渡ると天王山登山口

 谷沿いを進むと登山コースの分岐に着く。左は道が細い急な尾根を登るので、この暑い時期は右のハイキングコースを進む。早速階段が続き登り始めると、もうハイキングが終わり下ってくる団体さんに出会う。それも次から次へとたくさんの人に出会う。この猛暑の中、皆さん朝早くから登って昼前に下山するようだ。

 少し登っていくと右手に切り開かれた施設のような物を見る。「久保川と天王山の森を守る会の森の学舎」と表示してあり、時々ここでイベントをしている。そこを通過すると竹藪が続き蚊避けの為虫よけを噴霧する。何度も噴霧することになり、「次から蚊取り線香にしよう!」と。

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左はきつい登り 右の登山道へ 久保川と天王山の森を守る会
森の学舎を通過

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竹藪を抜けると蚊の心配は無くなる 雑木道の木陰が続き心地よい

 竹藪を抜けると雑木の中を歩くことになり、木陰が心地よい・・・だが猛暑なので汗たらたら・・・暑い!。やっと標高300m付近の尾根に乘る。ここが山頂からの尾根のハイキングコースで小倉神社と柳谷方面の分岐になり、ベンチやテーブルのある休憩所となる。

 ここから左(南)へとり天王山へ向かう。木々はたくさんあるが南への道は木陰が少なく暑い!。もう12時を回っているので下山する人に出会うことはない。

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所々で階段が! 尾根に乗り休憩所から山頂へ
右は柳谷へ下る 山頂は左へ

 約30分歩いて天王山の山頂広場に着く。暑いので誰もいないと思っていたら、奥の木陰でぽつんと一人、昼食中の男性を見る。我々は一段下がった広場に降り昼食とする。

 30分の昼食も終わり、山頂から下るルート外の道を色々探してみるが「暑いので次にしよう!」と、おとなしく下山することにする。来た道を少し戻るとハイキングコースを横切る細い道があり、そこから左への小道を林道へと向かう。そこには分岐の標識ではないが白い標識が立っているので分かる。

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天王山 山頂広場で昼食 来た道を戻り林道への小道へ

 直ぐに林道に出合い左へと進むと林道もシッカリしてきて道横に蒼々としたミツマタの木を見る。林道はユックリ下っていく。

 送電線下を通過すると林道は左へ急カーブで支尾根へと登り始める。この林道を進めば、切通で尾根を横切りミツマタ街道へと下っていく。今日は林道を進まず急カーブ手前で右手の谷間へ進む小道をとる。

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JR山崎付近へ下る林道出合い 林道が鋭角に曲がり登っていくポイントで
右の小道へ

 左右の尾根の間を進み小道に突き当たると左へ進む。右手は鉄塔のある尾根へと登っていく。左への道は少しずつ登っていき左への尾根と登り始める。

 今日はこの谷間を下るので、登り始めたポイントで右手の谷間へと進んで行くと、直ぐに足元に関電の標識を見る。

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小道を詰めていくと左の尾根に登り始める
ここで谷筋を下る道へ
直ぐ足元に関電保標識を見る

 草が生い茂る谷間を下っていき階段を下ると枯れ谷に出合うので、そのまま谷沿いを歩いて行けばよい。まだ枯れ谷だが、足元の歩きにくい所には土嚢が置いてあり歩きやすいように手入れされている。

 尾根道と谷間の道との分岐点から10分も下ると左手の支尾根から下ってくる階段状の道と合流する。その階段の尾根は鉄塔がある尾根で、ピーク付近はテーブルやベンチがあり、ここを楽しむコースもある。

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谷間を下っていくと 枯れ谷が現れる

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荒れた所には土嚢が 右の鉄塔尾根からの道に合流

 そのまま谷間を下っていく。道は少々荒れ狭い道を下っていくのだが、歩きにくい所には鎖やロープが続く。しかしそれらを使わなくても歩くことが出来るが、ここはハイキングコース、安全の為に付けられているようだ。

 先ほどの合流点から10分余り下ると右からの道と左の尾根から急な階段で下ってくる道と合流する。ここで「C-1」のコールポイントの標識を見る。

 ここで小さな谷沿いの道は終わり前方に広い大きな深い谷を見る。右手からの道はこの大きな谷を下るハイキングコースである。

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危ない所にはロープや鎖が 広い深い谷に出合うと
ここはコールポイントC-1

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C-1で左は尾根を下る道 右は大きな谷を下る道と合流

 後はこの大きな谷に沿って下るだけ。右手の谷は深いので落ちないよう注意が必要だが道は歩きやすいので安心。5分も下ると右手の谷に緑の大きな筒を見る。最初見た時何だか分からなかったが、名神高速道路のむき出しのトンネルで、ゴーゴーと車の音がする。

 その横を抜け下っていくと椎尾神社に着く。神社の参道には小さな水車があり孫が喜んでいたが、いつの間にか消えていた。参道を下っていくと鳥居の先に大きなサントリーの工場を見る。

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むき出しの名神高速トンネル 椎尾神社を抜ける

 サントリー工場内に道は続き、これを通って駅へと向かう。ここにはサントリーウィスキー館がありウィスキーを楽しむ所や購入するところがある。コロナ時は工場見学が中止されていかが、現在は見学出来るようだ。いずれにせよ予約が必要なので、今日はトイレを借りただけで素通りとなる。

 守衛室の前を抜け踏切を渡り左に取ればJR山崎駅、猛暑でこの道で出合うのはサントリーへ向かう人々、いずれも中国からの観光客のようだった。JR山崎駅から阪急大山崎駅へ向かい、直ぐにやって来た電車で帰路に着く。今日は3時間の散策だったが、猛暑の中なので、いい運動になったようだ。

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サントリー工場内を抜ける 踏切を渡りサントリーを振り返る


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 ■ 天王山周辺で見かけた花。近郊の低山なのでこの時期目立つ花は咲いていませんでした。

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アキノノゲシ アレチヌスビトハギ

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ガンクビソウ ヒヨドリバナ

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ヤブミョウウガ ヤブラン

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ユウゲショウ キンシバイ
サントリー工場に咲いていました



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