大文字山初登りは緑の橋から
日程:
・2025.1.14 (火) 晴れのち曇り 哲郎・道子
コース:
・北白川琵琶町バス停(9:05)~緑の橋~中尾の滝~打越別れ~見晴台から山頂への尾根出合~竹若山への横道分岐~竹若山~鹿山から山頂への尾根出合~小橋への横道~小橋~子熊山~熊山への尾根道分岐~熊山~熊山乗越~大文字山下の横道出合~大文字山~四つ辻~トレイル【42-2】~【42】~南禅寺裏道への作業道下山口~【40】から下る地蔵道出合~南禅寺裏道出合~南禅寺奥の院~琵琶湖疎水の水路閣~ネジリマンポ~(13:35)地下鉄蹴上駅
昨年末から正月の間、発熱はないがなんとなく体調不良を感じる哲郎、1月6日に病院へ出かけると「インフルエンザA」だと。発症後1週間経っているので抗インフルエンザウイルス薬はなく熱も無いので痰切り・咳止め薬だけの処方される。ワクチンを打っているので中途半端な症状になったのだろう。でもいつまでも家に閉じこもっていると足腰が衰えてしまうので、大文字山へ散策に出かけることにする。
朝ゆっくりの出発、地下鉄で蹴上へ向かい南禅寺裏道からトレイル道へ進むことにする。烏丸御池で到着時刻を確認すると、三条京阪8:25頃なので、三条京阪発8:40比叡平行きのバスに間に合いそうだと、途中下車しバスで北白川琵琶町へ向かい、緑の橋から裏大文字山を散策することにする。
地下鉄三条京阪駅で降りトイレを済ましバス停へ向かう。バスに乘ると数名の客を乗せ出発する。途中東山三条でも乗ってくる客、客の大半が京大関係者だろう京大の数カ所あるバス停で降りていく。京大迄だと市バスもたくさん走っているが、確実に空いていて座れるので、この便を利用しているようである(と哲郎は勝手に推理する)。
北白川琵琶町バス停で降りる。今日は特に目的はなく足慣らし、取り合えず緑の橋へ向かう。今日は平日、もう9時を回っていて通勤時間帯は過ぎているが相変わらず車が多い。白川に沿った細い谷間の道は狭く歩道も整備されていないので注意して歩くことになる。
北白川琵琶町バス停の横に日天寺 | バス停から3分 緑の橋を渡る |
緑の橋に着くと橋横の谷水が流れているので、「中尾の滝は見られるだろう」と。早速谷横を進み途中の広場で準備する。ちょっと盛り上がった所に置いてあ容器の雨水が凍っているので、落ちていた棒でつついてみる哲郎、カチカチの氷は割れないので、今朝は相当冷え込んだようである。
準備も終わり谷沿いを歩きはじめる。細い谷の左岸を登っていくと細い谷に小さな堰堤が続く。最近、ここの谷分岐から佐俣を進んでいたが、今日は久し振りに真っすぐ進み中尾の滝へ向かうので風景が新鮮に見える。
小さな堰堤が続く |
谷横の道は崩、谷の中を歩くようになる。冬場は水が少ないので全く問題ない。谷間に横たえた倒木を潜ると谷は分岐し、佐俣を進むと中尾の滝が見えてくる。雨が少ないが一応滝らしく流れている。滝を一見し滝上から幻の滝方面へ向かう。
谷の中を歩くようになる | 中尾の滝 雨が少ないので滝は細い |
谷を少し登ったところで左手に斜面を登て行く道を見る。ここに「打越別れ」とあるが、その意味は分からない二人。今日は谷を進まずここから斜面を登っていく。直ぐに見晴台から山頂へ向かう尾根に出合い右へ進む。今日はまだ踏んでいない「竹若山」とやらへ行くことにする。左手に下る道をみて、角の木に「竹若山」と書いてあるので分岐から左の細い道を歩いていく。
「打越の別れ」谷から尾根へ登る | 分岐から左の細い道へ |
角の木に「竹若山」と書いてある | 斜面の横道を歩いていく |
斜面の横道を進んで行くと、分岐の木に「竹若山」の標識を見るので左にとり細い支尾根を北へと進んで行く。「まだ~!」と、以外に遠く感じる竹若山のピーク、一旦下って登り返す。分岐から100m位進んでちょっと小広場のピークに着く。枝に「綾傘」とあるが?綾傘鉾??、特に見るべきものもなく直ぐに引き返すことにする。
竹若山まで綺麗な尾根が続く |
ピークに何もなし! | 「綾傘」とは? |
分岐まで戻り左にとり子熊山方面へ進んで行く。開けたところに出ると石組みを見るが?ここは一度歩いているのだが思い出せない。中尾根に乘りベンチで小休止しルートを確認する。ここは鹿山から山頂への尾根道のようで、それを横切り斜面の横道を子熊山方面へ進んで行く。谷筋へ下っていき細い流れを渡る。ここに小橋があり・・・「なんや、ここは歩いたことがある!」と、小橋を見てやっと思いだす。
この石組は?ここは何処? 過去に1度歩いているのだが? |
小橋を見てやっと思いだす |
谷から少し登っていくと熊山から山頂へ向かう尾根道分岐に着くが、このまま子熊山へと進んでみる。この付近は良く歩いているので分岐も良く分かる。子熊山迄進んで引き返し尾根道の分岐から熊山へ進んで行く。今日は目的が無いのでどのピークでも、どの尾根も同じような景色で感動もなく、ただの散策をしているようだ。今日の目的は散策なのでいいのだが!
子熊山から熊山へ | 熊山への緩やかな尾根を歩く |
熊山から南へ熊山乗越を通って山頂へ向かう。山頂迄は標高差100m登るだけ。細い尾根を登っていると後ろから単の女性が登ってくるので道を空ける、今日最初に出合った登山者である。山頂下の横道に出合い、今日は山頂のベンチ裏へと登っていく。
熊山から南へ熊山乗越を通って山頂へ | 山頂へと登り始める |
倒木に薄い残雪を見て、やっと山を歩いている!という感じがしてくる。一登りしベンチ裏から山頂に出る。11:30だが昼食中の登山者は少ない・・5,6人だ。我々もここで昼食とする。日が当たり風も弱く暖かい。オニギリとどら焼きを食べている間に出合う人はほとんど外国人、彼らは観光なのだろうか?、
山頂下の横道から山頂ベンチ裏へ 倒木に残雪を見る |
山頂で昼食 スッキリしない天気 |
丁度12時、下山とする。トレイル道から南禅寺裏へ下ることにする。トレイル道を歩きはじめると登ってくる登山者に出合う。次々に出合うので、これから山頂で昼食のようだ。トレイル道を登ってくる外国人はいないので、外国人の多くは銀閣寺コースを利用しているようである。
トレイル道を下るのは久し振り、目的の分岐になかなか着かない。やっとトレイル【42】に着く。ここから西へ南禅寺裏へ下る登山道があるが、我々はここを通らず、少し先のトレイル【41】との間にある作業道を下ることにする。
トレイル【42】に着くが | ここからでも南禅寺裏道へ下山できるが |
目的の下山口の分岐に着き右手の細い作業道を下って行く。最初はトレイル道と平行に進んで行き、支尾根に出合うと、その支尾根を下っていく。少し下ったところで道は支尾根から左(南)へ折れ、下って行くと谷沿いの道に変わる。最近マークも見られるので歩かれているのだろう、シッカリした道が続き迷うことはない。
南禅寺裏道へ下る分岐で作業道へ |
支尾根迄はトレイルに沿って進む | 横たえた木で尾根から左の斜面へ |
左手に枯谷が続くようになり谷間が広くなるとトレイル【40】から下ってくる地蔵道と合流する。合流点には地蔵があり、赤い服(前掛けや帽子)をつけているので良く目立つ。ここから谷沿いの道を西へ下っていくと南禅寺裏道に出合う。
左手に枯谷が続くようになり | 赤い服着た地蔵が見えてくる |
地蔵道を下っていく |
南禅寺裏道を左へとり南禅寺へ向かう |
南禅寺裏道を左へとり南禅寺へ向かう。谷沿いのシッカリした道を緩やかに下っていくと南禅寺奥の院に着く。ここには修行の細い一筋の滝があるが、正月なのか?閉めてあった。南禅寺へと階段を下っていると外人観光客が次々に登ってきて「オクノイン?」と尋ねてくる。こんなところまで観光するのか?と思ってしまうが、きっと観光マップに載っているからやってくるのだろう!
滝行場は何故か閉まっていた |
水路閣を潜り地下鉄蹴上駅へ向かう |
最勝院横を下っていき琵琶湖疎水の水路閣を潜り南禅寺へ。さすがに寒いので観光客は外人さんがパラパラと。ここから地下鉄蹴上駅へ向かう。今日は寒さも緩く低山の散策は、体調不良だった哲郎には「いい運動になった」ようだ。