京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

大文字山 初夏の散策
2025.07.03

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オオハンゲ

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日程:
・2025.7.3 (木) 晴れ   哲郎・道子

コース:
・JR山科駅~洛東高校グランド横~疎水から安祥寺川~後山階陵~安祥寺川沿いの林道~Bコース出合~東山トレイル【44-2】~四つ辻【45】~大文字山~大文字火床~銀閣寺



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 今日も暑い京都地方、それに昼から雷雨注意!。こんな時は早く帰れる大文字山に出かける。6~7月は安祥寺川沿いの野草観察がいいだろうとJR山科駅へ向かう。

 山科駅のコンビニで昼食を買いトンネルを潜って北の住宅地へ抜ける。駅南のビル群に比べ、住宅が並び静かである。駅の表裏でこんなに違うのか!と思ってしまうが、こんな光景は何処にでもあることのようだ。

 電車を降りて洛東高校へ向かう学生達と一緒に洛東高校へ向かうが、女学生の集団に混じり歩いているので朝から心地よい哲郎、高校グランド横を歩いていると学校のチャイムがなり、遅れていた男性達も急ぎ足で追い越していく。

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トンネルを抜け北の住宅地へ モミジバフウは青々と茂り

 疎水の橋を渡り洛東高校の校門前で右に折れ疎水沿いを進んで行く。直ぐのところで南北に流れる安祥寺川と交差するが、安祥寺川は疎水の下を流れていく。ここで北に進み安祥寺川に沿う小道を歩き、毘沙門堂へ向かう。

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ヤブカンゾウ ヒメヒオウギズイセン

 小道ながら心地よい道、花を見ながら毘沙門堂へ向かうが、その花は年々減ってくる。道の半ばまで来ると目の前に家としては大きな建物に出合う。以前ここには古い住宅が並んでいたところである。

 斜面に立つ家なので、この細い道からは階段を下っていき、中には登っていく階段も見る。テーブルが並んでいるのでカフェかレストランのように見える。哲郎の好きそうな造りで、開いていたら必ず寄っているだろう。今は閉店しているようである。家の横にはフリースペースがあり「モノガタリ?」とあり、ネットで調べると閉店中とあった。

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カフェ?と覗いてみる なかなかいい感じと哲郎

 あ~残念!と通り過ぎ毘沙門堂へ向かう。小道の終わりにはボタンクサギが毎年目を楽しませてくれるが、今年は遅れていて五分咲きであり、背も高くなり通行する人には見えにくくなってきている、剪定しなくては。毘沙門堂前の道に突き当たり、上の道へ登っていく。

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家の横にはフリースペースが ボタンクサギは遅れている

 上の道に出ると目の前に緩やかな階段を見る。ここは毘沙門堂勅使坂で人気の紅葉撮影スポットです。何時ものようにここで小休止しながら準備する。階段横の道を登っていくと毘沙門堂の裏門があり、その反対側に観光トイレがあるので、道子はそこへ向かう。墓参りだろう1台のタクシー、その道を登っていく。

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毘沙門堂勅使坂で準備する

 準備も終わり安祥寺川沿いのAコースへと歩きはじめる。暑いので前後に登山者はいない。後山階陵への分岐に着く、ここがAコースのスタート地点、さっそく林道を歩きはじめる。すぐそばの木にレスキューポイント「A-1」の標識を見る。

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分岐を北にとりAコースへ 暑くなければ快適な林道だが

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レスキューポイント「A-1」 台風や豪雨の跡は消え

 台風や豪雨の倒木で荒れていた斜面は、草が伸びてきて緑が広がりやっと落ち着いてきたようである。今日は川沿いの林道でも涼しさはないが、しばらく足元の小さな花を観察しながら歩いていく。この暑さでは写真を撮る哲郎も先で待つ道子も参ってしまう。

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アカカタバミ ハエドクソウ

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コケオトギリ ミゾホオズキ

 林道終点に着くと谷間は倒木・流木で埋まり簡単には進めない。道子は右岸を進み哲郎は昨年まで通れなかった左岸を歩いてみる。「歩ける!」と哲郎、左岸が簡単に歩くことが出来るようになっていた。流木・倒木を抜け右岸の細い古道で上流へ向かう。

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林道終点の倒木帯を抜ける 林道は終わり谷沿いの古道を歩く

 左手に木製の堰堤?(落石防止?)が斜面に沿って並ぶが、以外にシッカリしている。細い流れに沿った細い古道は結構シッカリしていて崩れた所はなくこの付近は岩場なのだろう。

 そのうち、また倒木が邪魔をするが、ここはもう難なく進む事が出来る。その上流にも倒木を見るが通行に支障はない。その倒木の間に咲いていたミヤマタゴボウを探しながら上流へ進むが、この暑さ、集中力は無くなり丁寧に探すのを止める。道は谷に沿ったまま西へと向いてくる。

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木製の堰堤?(落石防止?) また倒木が邪魔をするが、難なく通過

 最後の分岐で谷は二分するが今日は真っすぐ左俣をとり西へ進んで行く。直ぐに左手に林道をみて、そのうち細い道も林道に変わる。そのうち道は急に登り始め山科からの尾根(Bコース)に出合う。ここで新しい林道が尾根を横切っているので、大文字山へは右手の支尾根の雑木の中を北へ歩いていく。

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今日は真っすぐ西へ進む 大文字山へは右手の支尾根の雑木へ

 10分も進むと、左手から登ってくる東山トレイル「44-2」に出合う。大文字山へは真っすぐ尾根道を登っていく。途中で林道に出合うが、林道は進まず真っすぐ進んで行く。雑木道を進んで行くと四つ辻(トレイル「45」)に出合う。後は真っすぐ登っていき左へ進めば大文字山の山頂に着く。

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トレイル「44-2」 四辻(トレイル「45」)

 山頂に人影はなく日陰のベンチで昼食とする。まだ11時過ぎなので登山者はいないのかも?。オニギリを食べていると、登山者がやってきて、昼食中に二人に出会う。11:20、今日は昼過ぎから雷雨の予報が出ているので、早々に下山を開始する。

 折角だからと火床に寄ってみる。ここには団体さんがやってきて賑わっている。今日は火床からの眺めもスッキリしないので、早々に下山とする。

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山頂に人影無し 展望悪く早々に引き上げる

 大文字山銀閣寺道を少し下り谷筋に降り太閤岩から谷筋を下っていく。少し下ると堰堤に出合い、下っていくと銀閣寺道の登山口に着き銀閣寺へと下っていく。

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太閤岩 堰堤に出合うと、登山口は近い

 銀閣寺の参道にはたくさんの観光客、でもこの暑さ、日本の観光客は見当たらない。観光トイレ横から客待ちの長いタクシーの列、こんなに列が長くても利用者はたくさんいるのだろうか?今日はバス待ちの人が少ないので銀閣寺前のバス停から帰路に着く。

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タシロラン 咲き始めました



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