裏大文字山 二段の滝
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日程:
・2025.8.16 (土) 晴れ後曇り 哲郎・道子
コース:
・錦林車庫バス停~楼門の滝~大文字山~A-17から支尾根を下る~中尾滝~打越別れ~思案六法フクロウの辻~エナガの道別れ~落合~二段の滝~北白川琵琶町バス停
哲郎の趣味の音楽、ライブも終わり今は次の練習曲の楽譜と音源の作成に忙しい・・・。「忘れていた!」と久し振りに山へ出かけることにする。でも雨模様の天候は終わり猛暑が復活、こんな時は近郊の山、大文字山散策とする。久し振りに滝見物、ショートコースで楼門の滝~中尾滝~二段の滝とする。
市営バスで錦林車庫へ向かう。バスを降り、何故か道子はバスが並んでいる錦林車庫へと入って行く。道子は知っていたのか初めてなのか?事務所の横に「お客様用トイレ」がある。これは助かる!とこれを利用する。
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道子は錦林車庫へ入って行く | 「お客様用トイレ」がある 9:00~18:00 |
トイレを済まし、鹿ケ谷道へ向かう。錦林車庫のバス停南から東に折れ哲学の道又は突き当たった道を右(南)へとり次の東西の道が鹿ケ谷道、東へと登っていくと霊鑑寺門前に着く。(実際はいつも違った道を適当に歩いて霊鑑寺門前へ向かっているが)。
ここから東へ登っていく道はトレイル道の山道入口まで急斜面が続き、足慣らしにしてはキツイ所である。霊鑑寺門前が標高88m、鹿ケ谷の住宅地を過ぎトレイル道の山道の入口が160m付近なので標高差70mの登りになる。山では緩やかな登りだが住宅地のアスファルトの道では急斜面と感じ、この猛暑ではしばし足を止めることになる。鹿ケ谷に沿って登っていき民家や寺社が終わるとトレイル【47-1】の分岐に着き左の山道に入る。
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哲学の道を渡る | トレイル【47-1】の分岐に着き |
直ぐに植林地の谷沿いの道に変わるが、谷上の高い所を歩くのでユックリと歩いていく、植林地なので日が陰るのが良い。谷が寄ってくると楼門の滝は近い。
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道は谷上の高い所を歩くようになるが | 谷が寄ってくると楼門の滝は近い |
ユックリ歩いてトレイル分岐から25分で楼門の滝横に着くと、その横をハーカーが勢いよく追い越していく。滝なんぞどうでもよくて歩きを楽しんでいるようである。
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雨後数日経ったので 水量少ない楼門の滝 |
滝上の俊寛僧都忠誠之碑まで登りまた小休止していると、次のハイカーがスタスタと通り過ぎていく。猛暑だがさすがに大文字山、歩く人は多いようですある。滝上から谷間を歩いて四つ辻へと歩いていく。
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滝上へ登っていく | 滝上の俊寛僧都忠誠之碑を後に |
前回は心地よく歩いた鹿ケ谷道だが、それは3月であり、この緩やかな登りも猛暑では余り心地よいとは言えない。滝上から25分登ってトレイル【45】の四つ辻に着く。周囲に人影はなく「猛暑でハイカーは少ないのだろう!」と。5分も登れば大文字山の山頂に着く。
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心地よい鹿ケ谷道も夏はシンドイ | 四つ辻の分岐に着く |
山頂には、猛暑なのかまだ時間11:30と早いのかベンチに3人だけである。我々も木陰のベンチを探し昼食とする。30分とユックリの昼食が終わるころ次々に登ってくるが、それでも休日にしては少ない。今日は大文字送り火の日でメインルートは入山禁止となっているからだろうか。
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大文字山の山頂は猛暑で静か |
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スッキリしない天気で西山は霞む |
次の滝は中尾の滝、火床への道を下っていく。10分も下れば「A-17」ポイントに着く。ここから一直線で中尾の滝へ下っていく。ここを歩くのは久し振り、緩やかな尾根を心地よく下っていく。
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A-17ポイントから下る | 支尾根を下り中尾の滝へ |
途中で幻の滝からの横道に出合う。これを横切って真っすぐ尾根を進むと中尾の滝上流の離れた所に降り立つので、ここは横道を左へ少し下ったところにある支尾根を下っていく。これが本筋で下っていくと中尾の滝上に降り立つ。中尾の滝へは降り立った道を左へ回り滝へ降り立つ道をとる。
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中尾の滝に寄る |
中尾の滝を見て谷水て手を洗い次の滝へと進む。次の滝は・・・上空は曇ってきて雨が心配なので時々スマホを覗く。二段の滝へ向かうには【①東の支尾根を越えた谷筋を北へ下り小鹿山方面から二段の滝へ下る。②東の二つ目の支尾根から北へ鹿山へ向かい滝見坂を下る。③東の二つ目の支尾根を越え下った谷筋を北へ下っていく。】と色々なルートがあるが、今日は③のルートで、まだ歩いた事がない谷筋(エナガの道と表示してある)を歩くことにする。
中尾の滝の谷筋を登っていくと直ぐに左手に登っていく分岐に着く。標識に「打越別れ」と書いてある。この道を登っていくと山頂へと向かう支尾根に乘る。道は広くなりこの尾根を右手に進むと、直ぐに支尾根から「竹若山」へ進む細い道の分岐に着く。左へ進んで行き途中にある竹若山への道は進まず真っすぐ進む。広い谷間のようなところを過ぎると登り始め、つぎの支尾根に乗る。
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中尾の滝上流にある「打越別れ」から 支尾根へ登っていく |
支尾根から「竹若山」への道の分岐に着く |
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竹若山への道を進み | この竹若山への道は進まず 来た道を直進する |
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谷間に小さな石組みを見る |
この支尾根は鹿山から山頂へ向かう尾根で、ここにベンチがあり「思案六法フクロウの辻」の標識を見る。意味はよくわからないが「迷いやすいところ」という意味だろうか?暑いのでベンチで休息とする。まだ日が射しているが雨雲の様子を検索する道子。雷雲はもう少し先のようなのだが、気になるので出発する。
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次の支尾根(鹿山からの尾根)に乘る | 雷雲情報を確認する道子 |
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「思案六法フクロウの辻」の標識を見る | すぐ先の分岐から左の谷筋へ下る |
支尾根を南へ(山頂方面)進むと、直ぐに左手の谷へ下っていく分岐がある。この道を下ると直ぐに細い谷に出合い小さな橋(ただの板切れ)を渡る。このまま登っていくと子熊山へ向かう道、今日は登らずに登り口にある「エナガの道別れ」「落合・二段の滝方面」標識を見て、谷間を北へと下っていく。
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細い谷に小さな橋(板切れ) | 「エナガの道別れ」の標識に従う |
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谷に出合うと左岸の道に渡る | しばらく左岸を歩く |
余り歩かれていないような道だが、道がハッキリしていて藪をこぐような所はない。でも素晴らしい!と言うような光景はなく地味な道、もくもくと歩くことになる。左手に急斜面に「何処に行くのやら?」と、以前鹿山へ登ったルートとは異なる道や階段を見る。最後は少し荒れていて「落合」という標識をいくつか見ると、谷合流点に着く。出合った谷は天の原からの谷である。
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この道は何処へ登っていくのやら | 最後は少し荒れていて |
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天の原からの谷との合流点にベンチ | この谷合流点は落合とある |
二段の谷へはこの谷合流から下流へ下る。右や左と谷横を下っていくが危険な所は無いように見えるが滑らないよう注意して歩く。今日は植林地迂回ルートも通らずに二段の滝に着く。哲郎は直ぐに下段まで降り写真を撮っていると対岸に結実したウバユリを見る。心配した雨は降りそうにも無いのでユックリ鑑賞し、後始末をし北白川琵琶町バス停へ向かう。
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滑らないよう注意して歩く | 二段の滝に着く |
北白川琵琶町バス停に着き時刻表を確認する。15分待てば京都駅行きが来るので、市バスの北白川仕伏町バス停まで歩かなくてもいいようだ。比叡山からやってきたバス、「あら一杯!」と立つことになる。このバスはいつもはガラガラだがインバウンドで比叡山観光の乗客が増えたようである。
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緑の橋からバス停までは数分 | 北白川仕伏町バス停横の日天寺 薄暗い急勾配の階段が続く |
途中で降りて空いている路線バスに乗り換えよう!と思っていたが、銀閣寺で目の前の観光客が下車し「Lucky!」と。結局雨は降らなかったが、もう山を降りたので一降り欲しい所である。
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