京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

大文字山散策 緑の橋から
2025.10.29

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久し振りに緑の橋から取付く

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日程:
・2025.10.29 (水) 曇り   哲郎・道子

コース:
・北白川琵琶町バス停~緑の橋~中尾の滝~滝上~細い谷分岐~A-17からの尾根の横道(崇徳院の別れ)~幻の滝分岐~谷を登ると花壇~出逢坂(鹿山から山頂への尾根)~山頂下の横道~山頂ベンチ裏~大文字山~トレイル道の四つ辻【45】~トレイル【44-2】~日向宮へのトレイル【42】~右の山道分岐~地蔵道出合~滝行場から若王子への南禅寺裏道~南禅寺奥の院~琵琶湖疎水水路閣~疎水分線~蹴上疎水公園~蹴上駅

注意:
・北白川琵琶町バス停から緑の橋までは白川沿いの車道の端を歩きます。狭い車道で交通量が多いので、一列で注意しながら歩いて下さい。


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 帯状疱疹で歩きも制限していた哲郎、そろそろいいだろうと足慣らしに出かけることにする。8:40三条京阪から比叡平行きのバスに乘る。通勤客が降りてしまうと我々二人、北白川琵琶町で降りる。準備は三条京阪で済ましているので直ぐに歩きはじめる。ここから緑の橋までは3~4分、バス停から直ぐなのだが、朝は細い道に車が多く注意が必要、車がやってきたら歩くのを止め通り過ぎるのを待つことになる。

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北白川琵琶町バス停で降りる 今日は緑の橋から大文字山へ

 緑の橋を渡り疲れはないがヤレヤレ!、と谷沿いを歩き始める。最初、道はハッキリしないが適当に進み左岸(右側)に道のようなものが見えてきたら渡って谷沿いを歩きはじめる。

 山裾を進んで行くとちょっとした広場に着くので、ここで準備しても良い。谷沿いを歩き始めると前方に数段の堰堤を見る。ここで左手から細い谷が合流している。鹿山方面や二段の滝方面は堰堤付近で谷を渡りその小さな谷沿いの植林地を進んで行く。今日は中尾の滝方面へ進むので真っすぐ進んで行く。

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数段の堰堤を見る 進むにつれ谷は少しづつ荒れてきて

 進むにつれ谷は少しづつ荒れてきて右俣を歩いた左俣を歩いたり、最後は谷の中を歩くことになる。谷と言っても小さな谷、水量が少ないので大雨後で無ければ問題なく歩くことが出来る。右手から降りてくる道、左手に斜面を登っていく道を見ると、中尾の滝はもうすぐ。

 すぐその先で谷は合流している。中尾の滝は左へ進むと直ぐに中尾の滝を見る。小さな滝に見えるが傍まで来ると背丈寄り高いので、滝らしく見える。モデルが滝近くに立てばGOOD!

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しばらく谷の中を歩く 中尾の滝を見る

 小休止後、山頂へと出発。色々なルートがあるが、今日は幻の滝方面へ進んでみる。紅葉には早いので、今日はどのルートでもいいのだ!中尾の滝の上まできて、谷沿いの小道を進んでいく。谷が左へ曲がった所で道子は立ち止まり、右手の尾根と尾根の間の細い谷間を見ている。

 両側の尾根は銀閣寺から山頂への登山道のA-17ポイントから下っている尾根が途中の横道付近から別れたもので、両方の尾根は良く歩いているが。尾根と尾根は近く、その谷間は細くて暗いので植物は余り育たない。でも道子はここを歩いてみたいようなので、今日はこの細い谷を登っていくことにする。

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右手の細い谷を見る道子 この細い谷を登っていくことにする

 予想通り暗い谷(今日は曇っているからか?)ほとんど日が当たらないのか、足元には花が咲きそうな野草は見当たらない。でも障害物がないのでスイスイと進む事が出来る。途中1カ所谷間が崩れているが、難なく進むことが出来る。

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足元に野草は見当たらない 途中1カ所谷間が崩れているが

 登るにつれ谷間は少し広がってきて、そこを詰めていくと急に登り初め、前方木々の間に空が見えてきて谷の終わりを感じる。最後は急斜面をユックリ登り横道に出合う。ここは銀閣寺道A-17ポイントから下っている尾根が横道に出合ったポイントで(崇徳院の別れ)の標識を見る。この道を左に進むと幻の滝方面、今日は左の谷間へ下っていく。

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空が見えてくると、もうすぐ横道 最後は急斜面

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幻の滝方面へ下る横道に出合う 銀閣寺道A-17から下った尾根の標識

 谷間に着き右へ登っていき出逢坂へ向かう。途中小さなお花壇があるが、今日は数点咲いている。ここで花を見るのは初めて、もう少し早く来ていると沢山咲いていただろう。

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少し下ると幻の滝 今日は右へ登る 紅葉になればもっと綺麗な谷間

 出逢坂への登り口に着くが、今日はいつも歩いている道の数m先にある道を上ることにする。細い道を登り始めると木々の間の急勾配、途中から階段やロープを見る。でもスイスイ登ることが出来、直ぐに山頂への道に出合う。ここはいつも歩いていた道の数m上である。このポイントにも「出逢坂」の標識があり、「こちらが古道です」と言っているようだった。

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出逢坂への広い道の分岐
谷間の木から左へ進む
分岐から少し登ったところにも細い道がある

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下りは歩きにくいかも 古道にある出逢坂の標識

 足元に赤い実が散乱していて「何の木の実?」と言っても直ぐに回答は出てこない二人は、山頂へと登り始める。少し登って横道に出合うと左へと進み山頂ベンチ裏への道を登り始める。

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「何の木の実?」と 山頂ベンチ裏への道を登り始める

 山頂まで10分足らず、今日初めての登りを楽しむ。登り半ばで何時ものように振り返り木々の間から比叡山を望む。木々の間から登仙台の一本杉辺りが見えるが枝が伸びてきて年々見えにくくなってきている。

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比叡山の登仙台の一本杉辺りを望む 山頂までは後一登り

 最後は植林の中を一登りすると山頂裏のベンチに着く、ベンチに誰も座っていない。10:55だから、まだ昼食には早いのだろ山頂の登山者は数人、我々は見晴らしの良いベンチで早い昼食とする。

 山頂からの展望、西山方面が霞んで余り良くない。市内もぼんやりと霞んで見るが、何故か京都タワーだけが光って良く見える。11:20下山する。さすがに登山者は増えてきて、どのベンチも一杯になる。下山はトレイル道を下り南禅寺方面とする。

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どんよりした天気だが
山頂から京都タワーだけ良く見える
11:20 さすがに登山者は増えてきて

 トレイル【44-2】の分岐で右にとる。ここから南禅寺方面へ下ることが出来るが、ダラダラと下る道は最初は歩きにくく、下山だが疲れてしまう。道が西から南へと向きを変える頃から歩き良い道に変わる。

 山頂から30分下ってトレイル【42】の分岐に着く。ここから下っても南禅寺裏道に行くことが出来るが、我々はいつも利用している道で、途中で地蔵道に出合う作業道を下ることにする。トレイル【42】の分岐からトレイル道を3分下ると右手に作業道の分岐を見る。

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トレイル【42】の分岐はPASS トレイル道もやっと歩き良くなる

 作業道へ進む。最初は細い道で尾根下をトレイル道に沿って進んで行く。尾根に出合うとその尾根を下り途中で左に取り谷筋を下っていく。このポイントには細い丸太が横たえてあるので分かる。間違って尾根を真っすぐ進んでも、尾根に乗って下っていけば南禅寺裏道の同じポイントに降り立つことが出来るが、道が不鮮明なので時間がかかってしまう。

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トレイル道から右の作業位置へ 丸太が横たえてあるポイントで左

 道は直ぐに細い谷に沿うようになり、トレイル道の分岐入口から15分下ると赤い地蔵が見えてくる。(出合った地蔵道を登っていくとトレイル【40】のポイントに出る)。この道は登りで時々利用するが、上から一人のハイカーが降りてくる。「迷いまして!」と。道子が下山ルートの説明すると、彼は先に降りていく。

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細い谷に沿うようになり トレイル【40】からの地蔵道に出合う

 小休止後我々も作業道登り口へ下っていく。南禅寺裏道に着くと先ほどの男性が取付きにある大木を苦労して越えているが、我々は大木の下を潜り「お先に!」と下っていく。

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大きな倒木を潜ると南禅寺裏道

 左の谷に沿って進んで行くと巨大な岩が見えてくる、ここが滝上で谷を渡って下っていく。ここは最勝院 奥の院で滝行をするところですが、パンフに載っているのか、最近観光客がゾロゾロやってくる。

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滝から階段を南禅寺へ下る 水路閣に出合う

 観光客の間を抜け南禅寺へ下っていく。水路閣に出合い今日は門前へ下っていかず水路閣から疎水分線の上を歩き地下鉄蹴上駅へ向かう。蹴上疎水公園では遠足なのか多くの子供たちで賑わっている。

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疎水分線の上を歩き地下鉄蹴上駅へ インクラインの横で後始末

 インクラインの横で後始末をし、ネジリマンポのトンネルを潜り、蹴上駅へ向かい帰路に着く。


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フジバカマ ハナミズキ

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フレンチマリーゴールド ツワブキ

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ヤブミョウガ ヨメナ


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