京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub
見頃は過ぎていたが この谷筋の紅葉は見事
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日程:
・2025.11.20 (木) 晴れ 哲郎・道子
コース:
・北白川琵琶町バス停~緑の橋~谷分岐で左~テーブル~小鹿山への尾根へ登る~滝見坂を下る~二段の滝~谷分岐・落合~左の天の原への谷へ~谷の紅葉~夢見庵の紅葉~天の原~大文字下横道出合~大文字山裏ベンチ~大文字山~火床~火床南の流れ~善喜山~UAきずなの森~法然院~安楽寺~市バス錦林車庫
注意:
・裏大文字山にはたくさんの道が作られ迷いやすい。さらに地図やアプリ等を利用しても谷筋は、はっきりしない道が多く危険なところもありますので初心者だけで出かけないようお願いします。
週末は箱根観光を予定しているので。無難な山行き・・裏大文字山の紅葉見物に出かける。この時期では尾根筋の紅葉はまだまだだが、昨年谷筋で立派な紅葉をみたので、今年もそこへ出かけてみる。紅葉見物は1本1本の木で楽しむのでなく、色々の木が折り重なって一つの絵になっている光景が好きである。
裏大文字山の起点は緑の橋なので三条京阪8:40発比叡平行きに乘り北白川琵琶町で降りる。バスから見る白川の紅葉はこれからなので、裏大文字山の紅葉もまだまだである。でも目的の谷筋の紅葉は早く紅葉する。
北白川琵琶町で降り緑の橋へ向かう。橋付近でいつも綺麗な紅葉を目にする木々は、まだまだ紅葉が進んでいない=裏大文字山の紅葉はまだまだのようである。この山中越えの道は狭く歩道がなく朝方は車が多いので車がやって来たら立ち止まって通過を待つ。緑の橋まで数分だが要注意!、
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| 北白川琵琶町バス停 | 緑の橋を渡る |
緑の橋を渡る。周囲の紅葉もこれからのようである。谷に沿った道を登って行くと谷が分岐し谷に小さな堰堤が続く。堰堤に降り対岸の植林地へ向かうと目の前の植林地に左手の谷に沿った踏み跡を見る。この谷間を進んで行くとテーブルがある広場に着く(テーブル手前では踏み跡が薄く、それを登っていくと見晴台への道に出合うので登らない)。
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| 小さな堰堤上を渡る | 谷間を進んで行く |
テーブル横まで来て、ここから左の谷筋を登っていく。途中で道は分岐するが右手の階段は尾根から鹿山へ向かう道、滝へは真っすぐ谷間を登っていくと鹿山から小鹿山への尾根に着く。この尾根の反対側に下る道を見る、これが二段の滝への道であり、目の前の木に標識を見る。
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| テーブルのある分岐に着く | 谷間を登っていく |
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| 鹿山からの尾根に乗る | 「滝見坂の別れ」標識 |
道と言っても谷を下り始めると不明瞭になる。道を辿って行けば左手の尾根下を巻いて下っていくのだが、最近道がハッキリしていないので、その道は利用しない。その道は斜面を巻いていき最後は谷道に降りてくるが、その踏み跡は消えかかっているので、もう利用されていないようである。谷筋をしばらく下っていくと谷が見えてくる。滝に近づいた所で、道子は滝上へ、哲郎は滝下へ進んで行く。
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| 二段の滝まで谷間を下る | 二段の滝の下段 |
滝を一通り見て、最近よく見ているので特に感動もなく滝上から谷筋を登っていき落合と言う谷分岐点へ向かう。ハッキリした道はないが踏み跡を辿れば(谷や谷沿いを歩けば)迷うことはない。
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| 谷間に紅葉は少ない | 落合という谷の分岐に着く |
落合という所に着く。前回はエナガの道とやらを下ってこのポイントに着いたが、今日はこの谷分岐点から左のシッカリした谷を進んで行く。シッカリした谷だが道はハッキリしないので踏み跡を探しながら、また歩けるところを探しながら・・小さな谷だが谷の遡行を楽しむことが出来る。
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| 分岐から左の天の原への谷を進む | 道が無ければ谷を歩く (水量多い時は歩けません) |
谷間に感動するような紅葉は見られない。落合から20分歩いて、やっと黄葉が見えてくる。進むにつれ黄色に赤が混じってくる。
谷間を進んで行くと赤い葉が増えてきて、やっと昨年見た紅葉に出合う。綺麗だと喜ぶが、逆光で所々陽射しが抜けているので、すこし見頃を過ぎているようで残念。足元に赤い葉が積もっている。それでも綺麗だ!と進んで行く。。
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| 分岐から10分歩くと、やっと黄色い葉が | 何時もの倒木を潜ると紅葉増えてくる |
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| 紅葉が増えてくる | 紅葉の下を潜る |
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| 紅葉を潜り見上げる |
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| 通り過ぎ紅葉を振り返る 地面が赤いので遅かったようだ |
もう紅葉は終わったようだと歩いていると、前方に丁度見頃の紅葉が見えてくる。夢見庵の紅葉である。ここも足元が赤いのでちょと残念だが、十分楽しめる紅葉である。
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| 紅葉の下を進んで行く | 見頃を過ぎているが綺麗! 夢見庵 |
紅葉見物も終わり天の原へ向かう。11:40天の原に着くがベンチもないので山頂へと向かう。山頂へは真っすぐ山頂へ向かう道、まだ歩いたことがない尾根道で向かうことにする。
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| 大文字山とは思えない心地よい道が続く |
山頂への三叉路へ向かう、と言ってもはっきりした道はないが、熊山乗越への道方向に折れ、途中で乘る尾根が目的の尾根。ここだろう!と尾根を登り始める。途中から勾配がきつくなり、1回足を止める。「この道は下りで使うべきや!でも一直線だから仕方ない」と哲郎。
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| 天の原の昼食は止め山頂へ向かう | 分岐を探しながら谷間を進んで行く |
15分登ると広い道のような所に出る。前に階段が・・・ここはいつも歩く横道で、階段は山頂へ向かう道や!と分かる。山頂から天の原へは、この道だと直ぐに着けそうである。早速階段を登り山頂へ向かう。
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| 一直線に登る尾根はシンドイ | ここはどこ? 何時もの道だった |
階段のある道を進み山頂への道を登っていく。12:10に山頂に着き昼食とする。天気がよいので平日だがそこそこの人で賑わっている。見晴らしの良いベンチは風が冷たいので奥のベンチで昼食とする。12:35ゆっくりの昼食も終わり火床へ向かう。ヨネちゃんのレポにあったセンブリを見るためである。
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| 平日だが何時も賑わう大文字山山頂 | 火床の上から京都市街地を望む |
火床に着き遠くの山々を望むが、今日のスッキリしない天候で少々霞んで見える。早速階段を降り中央まで降り写真を撮っていると、道子は南の流れを下っている。情報では右の払い・・・??
道子の後を追い南の流れを下ることにする。予定の場所が違うが10数年前観察していた所の周辺をウロウロしているとセンブリを見て喜ぶ哲郎と道子。近くにリンドウのツボミも見て、これも喜ぶ。
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| センブリは丁度見頃 | リンドウも見て喜ぶ |
花観察も終わり善喜山から法然院へ向かう。二人は観察路を通らず、何時ものように緩やかに下ることが出来る「UAきずなの森」経由で下山する。法然院手前で後始末をし法然院から安楽寺の紅葉鑑賞に出かける。
安楽寺門前にある紅葉したモミジを見るのは初めてである。大木の紅葉は他を圧倒するような紅葉で、道行く人々は皆立ち止まりカメラでパチリ!
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| 法然院門前から | 安楽寺門前の紅葉 |
安楽寺から市バス錦林車庫へ向かい、始発のバスで帰路に着く。
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