カタクリは丁度見頃でした
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日程:
・2025.4.9 (水) 晴れ 哲郎・道子
コース:
・善峯寺バス停~杉谷~大原野森林公園森の案内所~小塩山西の谷~小塩山カタクリ保護区「御陵の谷」~保護区「Nの谷」~ハイキング道を下る~谷出合~大原野神社
毎年、4月上旬には野草観察に小塩山に出かける。主にカタクリの鑑賞だが、大原野森林公園や小塩山のカタクリ保護区で春の野草を楽しむ。
JR向日町駅から善峯寺行きのバスに乘る。JR向日町発のバスは立ち客も乗せて発車するので、今日は平日だが乗客が多い。阪急東向日駅ではバス停に長い列を見る。バス停から続々とハイカーが乗ってくる。「もう乘れません!」という乗客を乗せバスは出発する。
平日にこれだけの乗客は珍しい!。きっと週末の天候が悪く「今日が一番良い!」と判断した数組の登山グル―プが重なってカタクリ鑑賞にやって来たのだろう。
終点の善峯寺で降り、先ずはトイレ休憩と、ユックリ出発する。もう登山グループはほとんど出発していて、皆さんポンポン山への登山口へ向かったようだ。
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善峯寺バス停 | 山々に白いタムシバを見る |
我々は杉谷へと登っていき、道端の野草観察しながら大原野森林公園案内所へ向かう。ゆっくりの散策で森林公園案内所に着いたのは12時前、案内所で昼食とする。
30分の昼食休憩も終わり、小塩山西の谷からカタクリ保護区へ向かう。西の谷へ入ると左に尾根コース、右に関電巡視路への道があるが、我々は真っすぐ西の谷を進んで行く。
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大原野森林公園案内所入口 | 小塩山西の谷入口 |
最近の台風で谷は倒木なので歩きにくくなり、谷間を歩く人は少ない。でも静かな緩やかな谷が続き、カタクリ等の野草も咲いていたが、最近野草は減ってきている。我々はタムシバの花を求めて、今日は途中から支尾根を登っていく関電巡視へと。
タムシバは開花が遅れたのか散っている花は少ない。哲郎は幹を緩り花びらを散らすが、太い幹は揺れないので花弁は落ちてこない。タムシバ茶の材料収集は残念ということになる。
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支尾根を登っていく関電巡視へと | 鉄塔付近でタムシバ収集 |
登っていき南尾根と合流すると山頂は近い。山頂への近道までくるが、今日は山頂へ向かわず御陵道からの作業道を左にとり山頂下を左へ巻いて行く。直ぐに放置されたOR突き落とされた車を見るが、20年以上経っても錆びていない。タムシバの花を求めて遠回りだが、こちらも散っているタムシバは見当たらず残念、2つ目の支尾根までやってきて、支尾根を登っていき山頂へ向かう。支尾根は雑木が続くが十分歩くことが出来る。
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放置された車 | 雑木の支尾根を登る |
支尾根を10分登って山頂下の道に着く。この道は山頂から外畑方面や森の案内所へ下る登山道である。右にとり天皇陵へ向かう。天皇陵からカタクリ保護区の「御領の谷」へ降りていく。この保護区は予想外にもカタクリを楽しんでいる人は少ない。
5分観察を済まし「Nの谷」の保護区へ向かう。こちらの入口にはたくさんの人が群がっていて「なんで?」。早速入口からカタクリ観察を始める。カタクリは「御陵の谷」で観察しているので観察コースを止ることなく歩いていく。目的は奥に咲いているだろうミヤマカタバミやエンレイソウ、それと白いカタクリを鑑賞する。
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御陵の谷へ向かう | カタクリ保護区Nの谷入口 |
ぐるりと回って保護区を出る。早く出たつもりだが、それでも20分花を楽しんだことになる。出口から今日は南の道を下って舗装道へ降り立つ。ここに1台の自転車が置いてあり?ここまで登ってきたのだろうか?
今日は御陵道ではなく、ここからハイキング道を下ることにする。少し下ると深い溝状の道が続き歩きにくいので。右手に広がる雑木の斜面を下っていく。平坦な緩やかな斜面だが、落葉の斜面は歩きにくい!と道子は登山を下ることになる。斜面が細くなってきた所で哲郎は登山道に戻る。
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自転車 ここまで登ってきたのだろうか? |
雑木の斜面を快適に下る |
道は舗装道に降り立つ。でも舗装道は大きく蛇行しているので歩かない。すぐ先で再びハイキング道に入る。緩やかに下る道は心地よい。道は再び舗装道に出合ってから、すぐ先のハイキング道を下っていく。最後は谷へと下っていくが、この細い道はバイクがな~。と思っていると遠くでバイクの音が聞こえてくる。
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道は舗装道に降り立つ | 昔と変わらない心地よい道 |
ハイカーを見るとバイクは止ってくれるが、バイクががやってくる前に急ぎ足で下っていく。谷に降り立ち今日は先の分岐から谷を渡り大原に神社方面へ向かってみる。でもこの時間に南春日町からのバスが無いので灰方バス停へ向かう。
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ハイキング道は谷に降り立ち | 分岐から谷を渡り大原に神社方面へ |
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昔からシッカリしているゲート | 民家から垂れさがるサクラを鑑賞 |
ここにきて、朝のバスが満員だった事を思い出し、善峯寺バス停へ下りたほうが良かったかもと思ってしまう・・。やって来たバスは超満員ではないが、やはり一杯で立つことになる。
■ 今日、出合った花です。
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アオキの雄花 | ウバユリ 今年もよろしく! |
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エンレイソウ | ヒメウズ |
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フイリシハイスミレ | シハイスミレ |
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カタクリ | シロバナ カタクリ |
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キンキエンゴサク | ミヤマカタバミ |
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トウゴクサバノオ | ニリンソウ |
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タチネコノメソウ | キュウリグサ |
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サンシュユ | タチツボスミレ |
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落花したカンツバキ | シャガ |
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