京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

ポンポン山 オオキツネノカミソリ
2025.07.30

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ポンポン山 竈ヶ谷に咲くオオキツネノカミソリ

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日程:
・2025.7.30 (水) 晴れ   哲郎・道子

コース:
・阪急西山天王山BS(7:17)~金が原口BS~西代公園(7:37)~立石橋(7:47)~(ポンポン山奥海印寺ルート)~クリンソウ畑~(9:00)峠から大沢山~善峯寺ルート出合~大阪環状自然歩道出合~釈迦岳(10:10)~東海自然歩道出合(10:30)~ポンポン山東尾根(10:30)~・691手前鞍部から左の谷を下る(11:05)~(11:23)竈ヶ谷(12:05)~大原野森林公園案内所(13:00)~(13:50)中畑回転場BS

注意:
・大原野森林公園内の野草保護区域に立ち入るには入山届が必要です。事前に申請されていない方は公園内の森の案内所にて入山届をして下さい。
・中畑回転場BSからJR高槻駅へ向かうバスは、現在平日の最終便が14:19、土日祝日は16:17です(2025.08.01現在)。大原野野森林公園案内所から中畑回転場バス停まで歩いて40~45分です。本数少なく、利用時は余裕を持って利用してください。


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 キムケン&ユッキーさんの情報では、ポンポン山のオオキツネノカミソリが今日辺りから見頃なそうである。オオキツネノカミソリは他にも咲いているが、ここは大群生しているのが良い。さっそく出かけることにするが京都地方の最高温度は40℃の予報、観察はオオキツネノカミソリだけにし早々に下山することにする。

 でも善峯寺行きのバスが廃止され、楽に目的地へ行くにはどうすれば良いか?と色々検討するが、「折角だから少しは歩かなくては」と奥海印寺からポンポン山へ向かうことにする。

 先ずは奥海印寺の西代公園を目指すが、JR長岡京駅から奥海印寺行きのバスは平日:6時台は1本、7時台は2本と少ない。少し手前の金ヶ原口や海印寺行きのバスが阪急西山天王山から平日:6時台3本、7時台4本出ているのでこれを利用することにする。いずれにせよ2~3Kmの話なので歩けばいいのだが、この暑さではね~。

 西代公園に着き外から使用できるトイレを利用する。さあ!出発!と思ったら目の前に「熊出没!」の看板を見る。今年の6月にこの付近で見かけそうです。今日はクマ避けを携帯していないので二人はクマ鈴を付けて出発する。立石橋で毎日この付近を歩いているという男女二人に出会うが、熊の事は気にしていないようだった。

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西代公園のトイレ 西代公園から出発 クマ出没注意!

 橋を渡るとしばらく谷沿いの広い道を登っていく。途中で広い道は終わり、谷横の細い道を歩くことになる。左下をを流れる谷の水は極端に少ないので、何時ものように注意して歩くことはない。しばらくユックリ登っていくので余り暑さを感じない。

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立石橋を渡る 谷の水量少なく注意散漫

 途中から細い林道が増えてきて迷いそうだが、尾根に沿った道を進めば良い。一登りし尾根に乘ると、そこからジグザグに登り始め汗をかき暑さを感じるようになる。道は尾根下の谷上を登り始め、谷に近づくと谷へと下っていく。今日は水が少ないので簡単に渡り谷横を進むと谷間が開けクリンソウ畑に着く。ここで谷沿いの道は終わる。

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登り始める 暑い! 細い谷を渡る

 山間の谷の上流で見るクリンソウの群生地は、気候変動等で一気に消え失せる事があるが、ここは手入れされているので段々広がって来ている。その横を進むと直ぐに峠に着く。直進し林道を下れば大沢集落へ、左は西山古道、ポンポン山へは右の尾根をの登っていく。もうここまで来れば急な登りは無いので一安心、と言っても「暑いな~!」と何度も立ち止まり飲水休憩とする。

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クリンソウ畑 峠から北西の尾根を登る

 右手の善峯寺から登ってくる道に出合い、一登りすると大阪環状自然歩道に出合う。左へ登っていくと直ぐに釈迦岳、山頂下を通過すると少し下って平坦な木陰の道が続く。この心地よい道を過ぎると送電線鉄塔に着く。またその先に朱色の鉄塔が見えてくると、東海自然歩道出合いは近い。

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大沢へ下る分岐 善峯寺から登ってくる道に出合い

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大阪環状自然歩道に出合う 朱色の鉄塔に出合う

 東海自然歩道の分岐に着く。10:30、猛暑の中なので歩く時間は冬季より1時間遅れている。山頂方面に歩きだすと直ぐに東尾根分岐に着く。東尾根を歩くのは20年ぶりだろうか?全く覚えていない。でも竈ヶ谷への下降点はいつもは登ってくる尾根の鞍部だが、大体分かるだろうと進んで行く。

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東尾根分岐に着く 下降点は分かるだろうと進んで行く

 道は直ぐに右に折れ下っていく。全く記憶がないが所々で見える送電線を見て一安心する。綺麗な雑木の中の道が終わると鉄塔への登りを見るが、道は右へと巻いていく。途中で左に関電巡視路の階段を見る。

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ここまで厳重に保護しなくても
トンボソウ
心地よい尾根が続く

 緩やかに下っていき鞍部に着く。ここが目的の鞍部?様子は似ているが何かが違う!。目の前の尾根に関電巡視路の階段が、右手に下る道が違うような気がする!鞍部から良く竈ヶ谷へ下っていたのは20年前で記憶が薄いが「この鞍部は違う!」と決め先へと進んで行く。一登りして鉄塔に出合う。地形図を見て「ここが送電線のカーブポイント!」鞍部は直ぐ先である。尾根を5分進むと次の鞍部に着く。

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ここが目的の鞍部? こんな狭い道あった?

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地形図にある送電線カーブポイント 目的の鞍部に着く

 久し振りなので目的の鞍部まで30分かかった。もう確認することもなく左への谷筋を下っていく。本流に出合い流れに沿って下っていくとすぐに谷分岐に着く。目の前の斜面を西へ登っていくとフクジュソウ保護区があるポイントです。

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鞍部から西へ谷筋を下っていく すぐに谷分岐に着く

 さっそく谷本流を下っていく。目的はオオキツネノカミソリであるが、今日は他の小さな野草はパスすることにする。猛暑の中で腰を降ろし写真のピント調整に時間がかかる行為はシンドイ!と。

 谷を下って行くと5分で丁度満開のウバユリを見る。少し高い被写体で撮りにくいが数枚撮って直ぐに先を歩く道子に追いつく。さらに10分歩くオオキツネノカミソリが見えてくる。オオキツネノカミソリが続き10分ゆっくり見ながら下っていく。足元に小さな野草を見るがやはりパス、先を歩く道子は花には振り向かずどんどん下っていく。

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ウバユリ

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オオキツネノカミソリの群生

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ツチアケビ

 オオキツネノカミソリから5分下るとツチアケビ、数枚撮って何故か急ぎ足で下っていく・・・。帰りのバス時刻が気になるからだろう!ツチアケビから10分下ると、この野草観察も終わり出灰川を渡り森の案内所へ向かう。

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竈ヶ谷を下っていく 出灰川を渡り森の案内所へ

 12:10森の案内所に着き昼食とする。中畑回転場のバスは14:19発、40~50分歩くことになるので13時までこの案内所でユックリする。冷えた水を購入しユックリと昼食。掲示板にある「7月7日熊出現」情報を確認する道子、どうやらポンポン山周辺で毎年現れる熊のようだ。

 13:00に森の案内所を出発、猛暑の中ユックリ歩くことにする。ユックリ歩いても13:40に西京都変電所を通過、ちょっと早すぎたようだ。最近閉まっていた谷川きのこ園が空いているので寄ってみる。残念ながら前の所有者の夫婦は東京へ転居されたそうで、椎茸は後を引き継がれた業者が休日に販売しているとのことであった。

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西京都変電所を見れば
中畑回転場バス停はもうすぐ
中畑回転場バス停
ベンチも何もありません

 13:50中畑回転場バス停に着く。早く着いたので先のバス停まで歩きベンチでユックリとバスを待つ事も出来るが、「暑いのでここで待つ!」と道子。やってきたバス、色々と運転手の業務が終わったところで早めにバスに乗り出発を待つ二人、「涼しい!」と。

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スミレの種子 ヤブデマリ

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オオキツネノカミソリ コクラン



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